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【看護師転職に有利な時期】時期が違うだけでこんなに成功率が違うワケとは?

  • 更新日
投稿者:福田 将也

看護師の転職事情は1年のうちでも変動があることをご存じですか?また、経験年数によって転職のおすすめ時期は変化するのです。今回は、看護師の転職に関する月ごとの業界事情や、見極めるべきタイミングについてご紹介します。

1.看護師の転職におすすめの時期はある?

・看護師としての経験を積んでいく中での転職時期
・1年間を通してのタイミングという意味の転職時期
・月の中で考えた転職時期

看護師の転職時期を理解するうえで、まずおさえなくてはならいのが、上記3つの時期についてです。

一口に時期といっても、何年目で転職するのが良いのか、1~12月で有利な時期があるのか、月初・中旬・月末で選考に通りやすい時期があるのか。それぞれ理解する事で、自分がいつ転職するべきか判断できるようになるはずです。思い立った時期に転職を進めたいと考えるかもしれませんが、その後のことも考えて、3つの時期を冷静に見極めていくことをおすすめします。

次に、各パターンごとでのおすすめ時期を解説します。

2.看護師キャリアの中で転職がおすすめのタイミング

まず、はじめに考えるべきは看護師としてのキャリアプランでの転職時期です。結論から言うと、入職後間もないうちに転職するのは得策ではありません。
理由があるにせよ、「採用してもすぐやめてしまうのではないか」という印象を採用担当者に与え、転職活動が難航する恐れがあります。

そこで、キャリアプランの中でおすすめの時期は、入職後5年~10年の時期です。
看護師として5年程度の経験を積むと、プリセプターはもちろんの事、人によってはエルダーなど責任あるポジションを任される機会が増し、自身でこなせる仕事の幅も広がることでしょう。もちろん、まだまだ勉強や経験を積み重ねていける時期でもあります。
採用する側としては、即戦力になりうる点と、これからも成長を続けてくれる経験年数であることから、プラスに捉えられることが多いです。

なお、10年以上のキャリアを積んだ後の転職は注意が必要です。ベテランとも言える年齢になるため、求められる部分はあるものの、仕事上で必要な新たな知識を吸収するのが難しいと判断されてしまう可能性もあります。
したがって転職の成功率をとにかく上げたいという方は、これまで培った知識を存分に活かせる診療科の病棟や高齢者施設への転職を検討しましょう。

 入職したばかりだけど転職したい!


3.月ごとの看護業界の採用状況

おすすめ時期
1月、6月、9月、11月
おすすめではない時期
4月、12月

表は12ヶ月で考えた際に、特におすすめ・おすすめではない時期をまとめたものです。以下ではさらに詳しく、各月それぞれの業界の状態から、転職を取り巻く環境を解説します。

1月

おすすめ度:★★★★★

1月は意外にも、看護師の転職にはおすすめの時期です。年末で離職者が増え求人数が増加したり、4月入社に向けた求人が出やすくなったりする時期なのです。
その一方で、年始ということもあり、休職者の動きは活発ではありません。こうした理由から、求人数の割には競争率が低い傾向にあります。

2月

おすすめ度:★★★★

転職業界全体でゆったりとしている期間です。求人数は1月に比べて少なくなる傾向ですが、時間をかけてじっくり関わってもらいやすい時期という点ではおすすめです。

3月

おすすめ度:★★★

4月入職者の補充が済みはじめ、求人数は少なくなる傾向にあります。募集人員に満たない場合は求人を出しているところもありますが、動きだしとしては遅い傾向にあります。

4月

おすすめ度:

この時期は新卒入社があるため、人員は潤っている可能性も高く、求人数は少ないです。選択肢が少なくなり、転職にも不向きと言えるでしょう。焦って決めてしまうよりは、見送るのがベターです。

5月

おすすめ度:★★

4月入社の新卒が入ったことで求人は少ない状態が続きます。新人研修のために採用担当者は多忙となり、業界全体が慌ただしい時期にもなるため、あまり転職には向かないと言えるでしょう。また、大型連休もあり、動き出しが遅いです。

6月

おすすめ度:★★★★★

ボーナス支給時期のため、転職希望者が増加します。結論として、離職者の補充を行うために求人数も増えてくる傾向にあります。新卒者の研修が落ち着くタイミングでもあるため、スムーズに転職活動ができる時期です。
ただ、今現在働いている職場でボーナスを受け取ってから退職したい場合は、退職日を決める際に気を付けましょう。

7月

おすすめ度:★★★★

6月の離職者を補うために求人数が増えます。そのため、多数の求人の中から選びやすい時期となるでしょう。しかし、夏季休暇に入る担当者もいるためフォローが手薄になりがちで、急いで転職したい場合は注意が必要です。

8月

おすすめ度:★★★

夏期休暇や盆休みに伴い、人手不足に陥りやすくなる時期です。転職してすぐに慌ただしい現場に入ることとなるため、十分な研修を受けることや手厚いフォローは求めにくいかもしれません。求人数そのものは多い傾向にありますが、採用担当者が多忙のため面談等が進まないなども考えられます。

9月

おすすめ度:★★★★★

人員強化に向けて、即戦力採用が活発化してきます。経験豊かな転職希望者には特に適した時期と言えるでしょう。大量採用を行うところが多いため、即戦力として認められれば転職しやすい時期です。

10月

おすすめ度:★★★

9月の大量採用の影響で、求人数は少なくなりがちです。しかし、人事異動の盛んになる頃でもあり、それに伴って採用をする場合もあります。また、年末の離職者増加を見据えて求人数が後半にかけて増えていきます。

11月

おすすめ度:★★★★★

年明けに向けて採用活動が活発化するため、求人数が増えます。転職活動を始める時期としては最適です。年始に限らず、4月入職を目指す人にも向いています。

12月

おすすめ度:

業界全体で繁忙期を迎え、転職には不向きです。長期休暇を控えて現場はとても慌ただしく、入職したとしても十分なフォローは望めない可能性もあります。
また、求職者の動きも鈍くなることが分かっているため、求人そのものが少なくなります。焦って転職活動をするよりは、年明けを待つことをおすすめします。

 おすすめ時期じゃないけど、いますぐ転職したい!


4.月初?中旬?月末?月内のおすすめ転職時期

1年のうちでも、転職に向いた時期とそうでない時期があることをご紹介しました。その他にも、より転職しやすいタイミングで行うために気を付けるポイントがあります。それは、月半ばに転職活動をすることです。

応募先にもよりますが、月初めと月終わりは採用担当者が忙しいことが多いです。多忙な時期に応募すると、採用担当者の都合がつかず後手後手になる可能性があります。

月の半ばであれば、比較的ゆったりとしたスケジュールで仕事をしている可能性が高く、面接に進むまでの段取りがスムーズになると考えられます。

5.転職を決めたら準備は早期に、時期の選定は慎重に!

看護師の転職活動は、適した時期に進めていくことが肝心であるとご紹介しました。今すぐにでも転職したいと闇雲に探すのではなく、求人が出やすい時期や採用のチャンスが多いと考えられる時期に転職活動を行うことが大事です。
そうすることで、自分に合った職場を見つけやすくなったり、採用までの段取りがスムーズに運んだりするというメリットがあります。
ぜひ、転職を決意した際には今回の内容を参考にし、時期ごとの特徴と見比べながら求人を探してみてくださいね。

よくある質問

看護師のキャリアプランを考える上でおすすめの転職時期はありますか?
おすすめの時期は、入職後5年~10年の時期です。
看護師として5年程度の経験を積むと、プリセプターはもちろんの事、人によってはエルダーなど責任あるポジションを任される機会が増し、自身でこなせる仕事の幅も広がることでしょう。もちろん、まだまだ勉強や経験を積み重ねていける時期でもあります。
採用する側としては、即戦力になりうる点と、これからも成長を続けてくれる経験年数であることから、プラスに捉えられることが多いです。
1年のうちでおすすめの転職時期はありますか?
【1月】
1月は意外にも、看護師の転職にはおすすめの時期です。年末で離職者が増え求人数が増加したり、4月入社に向けた求人が出やすくなったりする時期なのです。
その一方で、年始ということもあり、休職者の動きは活発ではありません。こうした理由から、求人数の割には競争率が低い傾向にあります。

【6月】
ボーナス支給時期のため、転職希望者が増加します。結論として、離職者の補充を行うために求人数も増えてくる傾向にあります。新卒者の研修が落ち着くタイミングでもあるため、スムーズに転職活動ができる時期です。
ただ、今現在働いている職場でボーナスを受け取ってから退職したい場合は、退職日を決める際に気を付けましょう。

【9月】
人員強化に向けて、即戦力採用が活発化してきます。経験豊かな転職希望者には特に適した時期と言えるでしょう。大量採用を行うところが多いため、即戦力として認められれば転職しやすい時期です。

【11月】
年明けに向けて採用活動が活発化するため、求人数が増えます。転職活動を始める時期としては最適です。年始に限らず、4月入職を目指す人にも向いています。


セカンドラボ株式会社

URL:https://www.2ndlabo.co.jp

2018年11月よりセカンドラボ株式会社に入社。主に介護施設を中心に医療介護向け求人メディア「コメディカルドットコム」の営業・採用課題のサポートを行う。また、コンテンツマーケティング業務にも従事。

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