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介護のやりがいとは?やりがいを感じられなくなった時の対処法も紹介

  • 更新日
投稿者:堀 耕大

「やりがいのある仕事につきたい!」と、介護の仕事へ転職を検討している方もいるのではないでしょうか。働くうえで、やりがいを感じられる職業かどうか知ることは大切です。今回は、介護職に転職しようか検討中の方に向けて、介護のやりがいや、役割について解説します。

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目次



1.そもそも介護の仕事とは?

介護職の仕事内容は、施設や事業所の種類によって提供するサービスが異なるため、それぞれの職場の特徴に応じて少しずつ異なります。そのため、介護の仕事内容については、一括りにはできません。ただ、大きな枠組みで考えれば、高齢者や要介護者の生活を温かく見守ることが介護と言えます。


また、多くの方がイメージしやすいのが、移動や排泄、食事などの日常生活に必要な動作が難しい方に対して、その支援をする姿ではないでしょうか。もちろん、それらの仕事内容も含まれますが、身体介護以外にも様々な仕事があります。


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2.介護の仕事はやりがいある?数値でみる実態

仕事を選んだ理由

出典:(公財)介護労働安定センター『令和4年度介護労働実態調査 介護労働者の就業実態と就業意識調査 結果報告書』


グラフは介護職として働いている方に対して、現在の職場を選んだ理由を調査したものです。結果はご覧の通り「働きがいのある仕事だと思ったから」50.5%で最も高く、次いで「資格・技能が活かせるから」が 37.6%となっています。


職種別でみると、「資格・技能が活かせるから」が訪問介護員・サービス提供責任者・介護職員では40%未満の中、介護支援専門員は55.7%と高くなります。また、「自分や家族の都合のよい時間(日)に働けるから」がサービス提供責任者・介護職員・介護支援専門員は20%未満の中で訪問介護員は28.7%と高い結果になっていました。


職種によって傾向がみられますが「働きがいのある仕事だと思ったから」はどの職種においても高くなっています。このことから、介護の仕事は数値で判断しても非常にやりがいのある仕事であることがわかります。


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3.介護のやりがいをご紹介

笑顔の女性

では、実際に介護職につく人は、どのような点にやりがいを感じているのでしょうか。介護士が仕事を続けるうえで、感じることの多いやりがいに迫ります。


感謝される仕事

介護を受けた方やその家族から直接「ありがとう」や「助かったよ」など、感謝の気持ちを聞くことができたときに大きなやりがいを感じることができます。


私たちが何気なく行っている動作が、要介護者にとっては難しいことも。そのため、食べる、動くなど、ありふれた日常生活の場面を支援する仕事のため、一緒に過ごす時間も多いです。一緒に過ごす時間が長い分、このように感謝される機会も増すのです。


在宅へ復帰するという目標に携わることができる

介護保険法の目的は、「有する能力に応じ、自立した日常生活を支援」。そのため、要介護者が自立したことにやりがいを覚える方もいらっしゃいます。


要介護者の中には、これまでできなかったことが、できるようになったり、意欲が増して元気を取り戻したりする方も少なくありません。この成果は要介護者の努力に加えて、介護士の献身的な介護の賜物でもあるのです。


性別や年齢に関係なく一体感を持って働ける

年齢や性別関係なく協力して仕事にあたれる点も、やりがいを感じられるポイントの一つと言えるでしょう。


介護士はたくさんのスタッフがチームとなって仕事します。そのため、それぞれの良さを発揮しながら要介護者やその家族を支援。お互いに、チームとして足りない部分を補ったり助け合ったりしながら働くことができます。


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4.介護の魅力やメリットとは?

手を取る

さらに、介護職の魅力やメリットについてみていきましょう。ご自分の特性と重ね合わせながら、ポイントをチェックしてみてください。


優しさなど人間性を活かせる

介護は、介護を必要としている利用者に寄り添う仕事です。人と関わるのが好きで、思いやりを大切にしたいと考えている人は、その人柄が十分に活かせる仕事です。


介護職は、一人の利用者の食事・入浴など身の回りのサポートから心身のケアまで行います。介護を受ける人達の気持ちを汲み取ることのできる思いやりや、相手の個性を受け入れることができる優しさは、そのまま仕事をするうえでも大きな魅力となるでしょう。


基本的に、性別や年齢関係なく働きやすい

介護は身体的にキツいと言われることもありますが、基本的には性別や年齢に関係なく活躍できます。職場の特徴により、介護職の仕事内容や勤務時間は変わるため、育児や家事と両立しながら仕事をしたい人も自分に適した職場を見つけやすいでしょう。


実際に介護の現場で働く人の年齢層は幅広く、20代~60代さらには70代でも心身ともに健康であれば仕事をすることが可能です。施設や事業所の役割と特徴についてよく知り、勤務時間や仕事内容と照らし合わせると、自分に合った職場を見つけることができるかもしれません。


介護職は職を失うリスクが低く安定している

日本は高齢化がすすみ、ますます介護職の需要の高まりが考えられます。今後介護士は、日本全国どこにいても、必要とされる存在であると言っても過言ではありません。また、今後についても職を失う可能性がほぼない、将来性のある仕事のため、職を失うリスクがとても低いです。


さらに、介護職は未経験・無資格でも働きながらスキルアップできる仕事です。資格や技能があれば、応募できる求人の幅も広がります。


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5.介護の仕事をする上で把握しておくべきことは?

まず、介護の仕事をするのであれば、積極的に資格を取得するのがおすすめです。無資格・未経験の状態で取得できる介護職員初任者研修を修了するだけでも、求人の幅は広がります。なお、スキルアップを目指したい方は、資格取得支援に積極的な職場をチェックしてみましょう。資格取得により重要なポジションや仕事内容を任されやすくなるなど、メリットはたくさんあります。


もちろん、介護の仕事内容についての正しい知識も欠かせません。介護は、決して楽な仕事ではありません。汚れたオムツを処理したり、食べこぼしの床を掃除したりと、一部の人にとっては抵抗のあることも介護職の基本的なのです。


それでも、介護の仕事をしている人はたくさんいて、楽しいと笑顔で毎日出勤している人がいます。キツい部分ばかりに目が向けば、大変な仕事だと感じるかもしれません。しかし、やりがいや魅力に気がつけば、素晴らしい仕事になるでしょう。


5.やりがいを感じられなくなった時の対処法を紹介!

介護職にやりがいを感じられなくなってしまうと、「辞めてしまおうかな」「このまま続けていても良いのかな」と考えてしまうこともありますよね。なぜ、やりがいを感じられなくなったのか、原因をきちんと整理することで解決策も見えてくる可能性があります。


やりがいを感じなくなる背景

介護職がやりがいを感じなくなってしまう背景には、以下のような原因が潜んでいることが多いです。


(1)給料が安い

介護業界は他業界に比べても給料面が低く、その点を不満に感じている人は多いようです。好きな仕事でも少ない給料でモチベーションを保っていくことは難しいですよね。


(2)職場における人間関係

介護業界に限りませんが、職場の人間関係に不満があるとやりがいを感じにくくなります。特に介護業界は様々な年代の人が働いているので、職場の人と性格的に合わないということも少なくありません。


(3)業務の忙しさ・残業が多い

施設によっては人手が足りず、業務量が増え忙しくなったり、残業が増えてしまうこともあります。いくら好きな仕事でも業務負担が大きければやりがいを感じることは難しいかもしれません。


これらは、介護職をやっていく上で特に不満に感じやすい点で、不満が大きくなればなるほどやりがいを見失いやすくなると考えられます。


やりがいを感じられなくなった時の対処法

介護職としてのやりがいを見失った時は、以下の方法を試してみてはいかがでしょうか。


介護職を志した理由・感じたことのあるやりがいの再確認

介護職に就いた頃の初心を思い出したり、これまでに感じたやりがいについて考えてみましょう。思い浮かべるのも良いですが、紙に書き出してみるとなお良いです。こうすることで、日頃気づけなかった些細な出来事も実は素晴らしいことだったと新しい発見ができるかもしれません。


上位資格の取得を目指す

介護職は、キャリアアップできる職種です。初任者研修や実務者研修を持っている人は「介護福祉士」、介護福祉士を持っている人は「社会福祉士」や「ケアマネジャー」の資格を取得し、キャリアアップを目指してみると新たなやりがいを発見できるかもしれません。資格を取得することで仕事の幅も広がる可能性があります。また、給料も資格手当などがつくことで上昇します。


普段取り組む業務の改善

普段取り組む業務の中で何か改善できるところはないか検討するのも有効です。毎日ルーティーン化したことをただこなすのは、モチベーションの低下にもつながります。日々の業務の改善が利用者に提供するサービス向上につながれば、やりがいを感じるだけでなく、業務の効率化、残業時間の削減など職場のためにもなります。


転職

現職でやりがいを感じられず、給料、人間関係、業務内容などが自分の努力でどうしようもない場合は転職も一つの手段です。自分がどういった部分に不満を感じているか、どういった職場ならやりがいを持って働けそうか検討を行い、それに合った職場を探していくと自分の求める職場が見つかりやすくなるでしょう。



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6.介護は人から感謝されるやりがいのある仕事。まずは、求人をチェック

介護の仕事は楽しいことばかりではありませんが、実際に毎日笑顔で働いている人も多く、やりがいのある仕事です。ブランクがあったり、未経験だったりしても採用されるチャンスの多い職種で、年齢や性別ともに関係なく活躍できる点も魅力です。


さらに、無資格からでもキャリアアップ可能です。介護福祉士取得を目指して積極的に資格取得を目指すことをおすすめします。資格取得を費用面等で支援してくれる職場は多数ありますので、そういった事業所を探したいのであればコメディカルドットコムでぜひ、お探しください。


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よくある質問

実際に介護士が感じているやりがいを教えてください。
①感謝される仕事
介護を受けた方やその家族から直接「ありがとう」や「助かったよ」など、感謝の気持ちを聞くことができたときに大きなやりがいを感じることができます。

私たちが何気なく行っている動作が、要介護者にとっては難しいことも。そのため、食べる、動くなど、ありふれた日常生活の場面を支援する仕事のため、一緒に過ごす時間も多いです。一緒に過ごす時間が長い分、このように感謝される機会も増すのです。

②在宅へ復帰するという目標に携わることができる
介護保険法の目的は、「有する能力に応じ、自立した日常生活を支援」。そのため、要介護者が自立したことにやりがいを覚える方もいらっしゃいます。

要介護者の中には、これまでできなかったことが、できるようになったり、意欲が増して元気を取り戻したりする方も少なくありません。この成果は要介護者の努力に加えて、介護士の献身的な介護の賜物でもあるのです。

③性別や年齢に関係なく一体感を持って働ける
年齢や性別関係なく協力して仕事にあたれる点も、やりがいを感じられるポイントの一つと言えるでしょう。
介護士はたくさんのスタッフがチームとなって仕事します。そのため、それぞれの良さを発揮しながら要介護者やその家族を支援。お互いに、チームとして足りない部分を補ったり助け合ったりしながら働くことができるのです。
介護職としてのやりがいを見失った時はどうしたらいいですか?
①介護職を志した理由・感じたことのあるやりがいの再確認
介護職に就いた頃の初心を思い出したり、これまでに感じたやりがいについて考えてみましょう。思い浮かべるのも良いですが、紙に書き出してみるとなお良いです。こうすることで、日頃気づけなかった些細な出来事も実は素晴らしいことだったと新しい発見ができるかもしれません。

②上位資格の取得を目指す
介護職は、キャリアアップできる職種です。初任者研修や実務者研修を持っている人は「介護福祉士」、介護福祉士を持っている人は「社会福祉士」や「ケアマネジャー」の資格を取得し、キャリアアップを目指してみると新たなやりがいを発見できるかもしれません。資格を取得することで仕事の幅も広がる可能性があります。また、給料も資格手当などがつくことで上昇します。

③普段取り組む業務の改善
普段取り組む業務の中で何か改善できるところはないか検討するのも有効です。毎日ルーティーン化したことをただこなすのは、モチベーションの低下にもつながります。日々の業務の改善が利用者に提供するサービス向上につながれば、やりがいを感じるだけでなく、業務の効率化、残業時間の削減など職場のためにもなります。

④転職
現職でやりがいを感じられず、給料、人間関係、業務内容などが自分の努力でどうしようもない場合は転職も一つの手段です。自分がどういった部分に不満を感じているか、どういった職場ならやりがいを持って働けそうか検討を行い、それに合った職場を探していくと自分の求める職場が見つかりやすくなるでしょう。


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