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【未経験から介護職へ】年齢・仕事内容の不安を解消!体験談と転職成功の秘訣を紹介

  • 更新日
投稿者:堀尾 健太

「介護の仕事に興味はあるが、未経験で不安」という方は多いはずです。高齢化が進む現在、介護職は社会に不可欠であり、需要も高いため、多くの事業所では経験より「人柄」や「意欲」を重視し、未経験者を採用しています。

この記事では、「きつい」といったイメージで躊躇している方の不安を解消。自信を持って転職に臨めるよう、必要な情報を徹底解説します。最後まで読むことで、介護業界への明確なロードマップと、次の一歩を踏み出す知識と自信が得られます。あなたの「挑戦したい」気持ちを具体的な行動につなげるヒントとして活用してください。

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目次



そもそも未経験でも介護士になれる?

未経験・無資格からでもなれる理由

結論からお伝えすると、未経験・無資格からでも介護士になることは十分に可能です。その背景には、国の政策と業界の現状があります。


圧倒的な人材不足の現状

現在の日本は「超高齢社会」であり、介護サービスに対する需要は増え続けています。しかし、その需要に対して、サービスを提供する人材の供給が追いついていません。


この圧倒的な人材不足を解消するため、多くの介護施設や事業所は、経験や資格よりも、「人柄」「仕事への意欲」「コミュニケーション能力」を重視し、未経験者を積極的に歓迎しています。特に、ご利用者様や他の職員と協調性を持って接することができる方を求めているため、これまでの職種に関わらず、社会人経験があればそのスキルを活かすことが可能です。


施設側の育成体制の充実(新人研修、OJTの義務化)

未経験者を受け入れ、長期的に活躍してもらうために、多くの施設では新人向けの育成体制が非常に充実しています。特に、多くの介護事業所では、入職したばかりの職員に対して、先輩社員がマンツーマンで指導するOJT(職場内訓練)が実施されており、これが業務に慣れるための中心的な役割を果たします。


これに加えて、介護の基礎的な知識、介助の技術、事故防止策などを学べる基礎研修の制度も整備されています。したがって、入職時にすべての専門知識や技術を知っている必要は全くありません。基本的なことから、実践的な介助技術まで、段階的に、そして丁寧に指導を受けられる体制があるため、未経験の方でも安心してスタートを切ることができます。


まずは「初任者研修」の検討を勧める

介護士として働く上で必須ではありませんが、「介護職員初任者研修」の取得は、未経験からの転職活動において非常に有効な手段です。これは、介護の仕事に必要な基本的な知識と技術を身につけるための公的資格であり、取得することで転職活動において複数のメリットが得られます。


一つ目のメリットは、採用時の評価が高まることです。資格を持っていることで、「入職意欲が高い」「基本的な知識がある」と判断され、採用選考が有利に進みやすくなります。二つ目は、給与面での優遇です。多くの施設で、無資格者よりもこの資格を持つ人に対して資格手当が支給され、収入アップにつながります。


そして三つ目は、入職後の不安を軽減できる点です。現場に入る前に基礎を学べるため、仕事への心理的なハードルが下がり、自信を持って業務に臨めます。時間や費用に余裕がある方は、転職活動を始める前にこの研修を受講することで、よりスムーズに、より良い条件で転職を成功させることができるでしょう。


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「年齢」を気にしなくていい理由と年代別戦略

介護職に「年齢の壁」がない理由

介護業界は、他の職種と比較して「年齢の壁」が非常に低いことが特徴です。多くの方が転職を考える際に年齢を不安視しますが、介護職においてはその心配はほとんどいりません。この業界に年齢の制限がない背景には、業界特有の構造的な要因と採用方針があります。


慢性的な人手不足と高いニーズ

日本の高齢化は今後も進む一方であり、それに伴って介護サービスへのニーズは増大し続けています。しかし、サービスを提供する介護人材の供給が追いついておらず、業界全体が慢性的な人手不足の状態にあります。この状況を解消するため、介護施設や事業所は、年齢や性別に関係なく、働く意欲を持つすべての人材を求めています。そのため、「年齢が高いから」という理由だけで採用を見送ることはほとんどなく、何歳からでも挑戦しやすい環境が整っています。


「経験」よりも「人柄」重視の採用

介護の仕事は、ご利用者様の生活を直接支援する「対人援助サービス」です。技術や知識は入職後にいくらでも学べますが、ご利用者様やその家族、そして同僚に対して誠実に向き合える「人柄」や、人生経験からくる「対応力」「傾聴力」は、一朝一夕に身につくものではありません。


特に未経験者を採用する際は、前職の経験や年齢よりも、相手を思いやる気持ちやコミュニケーション能力を重視する傾向が非常に強いのです。そのため、たとえ体力に自信がなくても、これまでの人生で培ってきた人間性や社会経験が、大きな強みとして評価されます。


年齢層別の未経験者の強みと働き方

どの年代で未経験から転職しても成功の可能性はありますが、年代ごとにアピールすべき強みや適した働き方があります。自分の年齢層の特徴を理解することで、転職活動をより有利に進めることができます。


20代・30代

20代・30代の未経験者は、介護の仕事における将来性と体力を最もアピールできます。比較的体力があるため、身体介護や夜勤などのシフトにも柔軟に対応できると期待されます。また、介護業界はキャリアパスが明確に整備されており、この年代から始めれば、介護職員初任者研修から実務者研修、そして国家資格である介護福祉士、さらにはケアマネジャーへとキャリアを積んでいく長い成長期間があります。施設側も、組織の中核を担う人材として長期的な活躍を期待して採用するため、「長く働く意欲」を具体的に示すことが成功に繋がります。


40代・50代

40代・50代の未経験者は、これまでの社会人経験で培った人間力と安定性が最大の強みです。前の職場で培ったビジネスマナーや問題解決能力、多様な人間関係を築いてきた経験は、介護現場でのチームワークやご利用者様との信頼関係構築にそのまま活かすことができます。


また、家庭を持ち生活基盤が安定していることから、職場に定着し長く働いてくれるという期待も持たれます。この年代は、管理職候補としてのポテンシャルも見られるため、積極的にキャリアアップを目指す意欲をアピールすることも有効です。ただし、体力的な不安がある場合は、デイサービスや訪問介護など、比較的身体介護の負担が少ない働き方を検討するのも一つの戦略です。


60代以上

60代以上の方でも、介護業界では戦力として大いに歓迎されます。この年代の強みは、何といっても豊富な人生経験です。ご自身の経験に基づいたご利用者様への共感力や、落ち着いた対応は、若い世代にはない大きな付加価値となります。


また、フルタイムではなく、週に数回のパートや短時間勤務など、柔軟な働き方を希望する方が多く、施設側も人材不足を補う重要な戦力として積極的に採用しています。身体的な負担を考慮し、ご利用者様の見守りや話し相手といった生活援助を中心に担当する働き方や、夜勤のないデイサービスやショートステイなどを選ぶことで、無理なく社会貢献を続けることが可能です。


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あなたの不安を解消!Q&A

未経験の方が抱きがちな、具体的な疑問にQ&A形式で回答します。


Q. 慣れるまでにどれくらいかかる?

A. 個人差はありますが、多くの方が3ヶ月〜半年で一通りの業務に慣れることが可能です。


介護の仕事は、専門知識よりも「慣れ」が重要です。最初の1ヶ月は利用者さんの顔と名前を覚え、職場のルールや一日の流れを学ぶ期間です。3ヶ月頃から生活援助や見守りといった業務に慣れ、半年が経過する頃には、身体介護も含め一連の業務を落ち着いてこなせるようになります。


Q. 何歳まで未経験で働ける?

A. 介護職に実質的な年齢制限はありません。20代から60代まで、多様な年代が未経験から活躍しています。


年齢よりも、利用者さんや同僚と円滑にコミュニケーションが取れる「人柄」や、仕事への「意欲」が重視されます。特に人生経験豊富な40代・50代の方は、利用者さんの気持ちに寄り添える共感力や傾聴力が大きな強みになります。


Q. 夜勤はきつい?未経験でもすぐに夜勤に入る?

A. 未経験者がいきなり夜勤に入ることは、ほとんどありません。


多くの施設では、安全を最優先するため、日勤帯での業務に慣れ、利用者さんや施設全体の流れを把握してから夜勤に入ることが一般的です。目安として半年〜1年程度の経験を積んでから夜勤を担当することが多いです。


また、デイサービスや訪問介護など、夜勤のない施設形態を選ぶことも可能です。体力やライフスタイルに不安がある場合は、求人を探す際に「日勤のみ」を条件に探しましょう。


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介護士の仕事内容と「きつい」と言われるリアルな実態

介護士の主要な仕事内容

介護士の主な仕事は、ご利用者様が自立した日常生活を送れるようサポートすることであり、その業務内容は多岐にわたります。これらは、ご利用者様の身体に直接触れて行う身体介護と、生活環境を整える生活援助、そしてその他間接的な業務に分類されます。


身体介護

身体介護とは、食事や入浴、排泄、移動など、ご利用者様の身体に直接触れて行う介助全般を指します。具体的には、ベッドから車いすへの移乗介助、食事を摂る際のサポート、入浴や清拭(体を拭くこと)の介助、トイレへの誘導やオムツ交換などの排泄介助などが含まれます。


この身体介護は、ご利用者様の安全と尊厳を守りながら行う、最も専門性が高く、かつ細心の注意が必要とされる業務です。未経験の方は特に不安を感じやすい業務ですが、正しい技術や福祉用具を活用することで、負担を軽減することが可能です。


生活援助

生活援助は、ご利用者様が普段暮らしている環境を清潔に保ち、快適な生活を送れるようサポートする間接的な業務です。これには、居室や共用部分の掃除、衣類の洗濯と整理、食事の調理や配膳などが含まれます。


この業務は、ご利用者様一人ひとりの生活習慣や好みに合わせることが重要であり、ご利用者様との信頼関係を築くための大切なコミュニケーションの機会でもあります。


その他業務

上記以外にも、介護士には様々な業務があります。例えば、日々のケア内容やご利用者様の変化を記録に残す記録業務は、他のスタッフや専門職と情報を共有するために不可欠です。


また、施設内で行われるレクリエーションの企画・実行や、病院への付き添い、ご利用者様の家族への対応なども重要な業務です。介護の仕事は、ご利用者様と一対一で向き合う時間だけでなく、チーム全体で連携し、円滑な施設運営を支える多角的な役割を担っていると言えます。


「きつい」と言われるリアルな実態の深掘り

介護の仕事は、社会的に不可欠な役割を担う一方で、「きつい」「大変」といったネガティブなイメージを持たれがちです。その背景には、単なる肉体疲労では片付けられない、体力的な負担、複雑な精神的負担、そしてかつての待遇面の問題が絡み合っています。


体力的な負担と対策

まず、体力的な負担については、特に身体介護の業務において、ご利用者様を支えたり体位を変えたりする際に体力を要します。これが「きつい」と言われる主な要因の一つであり、腰痛などの職業病に直結することもありました。


しかし、この負担を軽減するための対策は進化しています。現在では、リフトやスライディングシートなどの福祉用具が積極的に導入されており、ノーリフティング(抱え上げない)ケアの研修も普及しています。未経験者が正しい介助技術と福祉用具の使い方を習得することで、力任せではなく、身体への負担を最小限に抑えながら安全に業務を遂行できるようになっています。


精神的な負担と対策

精神的な負担の「リアルな実態」は、人間関係の複雑さに最も根深く潜んでおり、これが離職の主要な原因となることも少なくありません。


特に深刻なのが、職員間の人間関係です。チームケアは不可欠ですが、多忙な環境下でのケア方針や価値観の衝突、世代や経験年数によるコミュニケーションの壁、さらには一部の職場で発生するハラスメントやいじめといった問題は、職員に大きな精神的ストレスを与えます。また、理想とする質の高いケアと、現実の多忙な状況との間に生まれる「介護のプロとしてのジレンマ」も、自己肯定感を下げ、精神的な負担を増大させます。


もちろん、利用者様とそのご家族との関係もまた、大きな負担源です。人の命と生活を預かる責任の重さ、認知症の方のBPSD(行動・心理症状)への対応、終末期ケアにおける感情的な葛藤など、一筋縄ではいかない場面に直面します。サービスに対するご家族からの要望やクレームへの対応も、ストレス源となり得ます。


これらの負担に対し、多くの施設では、定期的な職員間の面談や相談体制を充実させ、ストレスチェックの実施や外部研修への参加を促すなど、サポート体制を強化しています。一人で抱え込まず、チーム全体で問題を共有し解決していく環境の構築が、この分野における最重要課題とされています。


給与・待遇の改善傾向

かつて介護職の給与水準は低いとされていましたが、近年は国による集中的な処遇改善加算の投入や、キャリアアップに合わせた賃金改善策が講じられた結果、年々待遇は改善傾向にあります。


特に介護福祉士などの専門性の高い資格を取得したり、役職に就いたりすることで、着実に収入アップを実現できる環境が整いつつあります。未経験からスタートしても、努力と経験次第で安定した収入を目指せるようになっているのが、現在の介護業界のリアルな姿です。


介護職の給料は?平均年収や月収・基本給、年収アップの方法まで収入のすべてを解説

皆様は介護職の年収にどの様なイメージをお持ちでしょうか。今後需要が益々伸びていくといわれているこの仕事で、実際いくらもらえるのか気になる方も多いと思います。

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慣れるまでの道のりと期間

慣れるまでの期間の具体的な目安とステップ

未経験から介護士として働き始めた方が、仕事に慣れて自信を持って業務に取り組めるようになるまでの期間には個人差がありますが、一般的な目安としては、約3ヶ月から半年間が一つの区切りとされています。


最初の1ヶ月間は、施設のルールや一日の流れ、ご利用者様の情報、基本的な見守りや生活援助といった業務を覚えることに集中します。続く2~3ヶ月間で、入浴介助や排泄介助などの身体介護を、先輩職員の指導のもとで徐々に担当するようになり、一連の業務を自分でこなせるようになることを目指します。


そして、半年が経つ頃には、緊急時の対応やご利用者様の小さな変化にも気づけるようになり、自信を持って日々の業務を遂行できるようになるでしょう。この期間は、積極的に学び、経験を積み重ねることが最も重要です。


未経験者が早く慣れるための3つの秘訣

不安を解消し、未経験者が早く職場に馴染み、戦力となるためには、受け身にならず自ら行動することが大切です。ここでは、そのための具体的な3つの秘訣を紹介します。


徹底的な「メモ魔」になる

介護の現場では、ご利用者様一人ひとりのケア方法や好み、注意すべき健康状態など、覚えなければならない情報が膨大にあります。これらを一度で覚えることは不可能ですから、先輩からの指導や申し送り、気づいたことはすべてメモを取る習慣をつけましょう。


後で読み返すことで知識が定着し、同じことを何度も聞かずに済むため、指導する側からの信頼も得やすくなります。この「メモ魔」になることが、知識習得のスピードを上げる最善の方法です。


積極的に「質問」をする

未経験であることは全く恥ずかしいことではありません。むしろ、わからないことや不安なことを曖昧にしたまま業務を行うことは、ご利用者様の安全を脅かすリスクにもつながります。少しでも疑問に感じたこと、判断に迷うことがあれば、必ず先輩職員や上司に質問をしてください。


その際、単に「どうすればいいですか」と聞くのではなく、「自分はこう考えたのですが、この方法で合っていますか」というように、一度自分で考えてから質問することで、学習効果が高まり、成長速度が格段に上がります。


将来の「資格取得」を視野に入れる

入職後も、介護職員初任者研修の上位資格である実務者研修や、国家資格である介護福祉士の取得を視野に入れることで、モチベーションを高く保つことができます。資格取得は、専門知識の定着を促すだけでなく、給与アップやキャリアアップにも直結します。多くの施設には資格取得支援制度があるため、これらを活用しながら、スキルアップを目指す姿勢が、早期の慣れと長期的な活躍に繋がります。


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実際「何歳まで」働ける?

定年後の再雇用制度

介護業界は、他の多くの業界と比較して、年齢の上限に対する制約が非常に少ないのが特徴です。一般企業では60歳や65歳で定年を迎えますが、多くの介護施設や事業所では、定年後も働き続けたいという職員のために再雇用制度を設けています。この制度により、65歳以降も70歳、さらにはそれ以上まで現役の介護士として働くことが可能です。


これは、経験豊富なベテラン介護士が持つ知識や技術、人生経験が、若い世代にはない貴重な戦力として認識されているためです。体力的な負担を考慮し、勤務時間や業務内容を調整しながら、長く安定して働くことができます。


長く働くためのポイント

介護の仕事で長く活躍し続けるためには、いくつかのポイントがあります。最も重要なのは、「無理のない働き方」を選ぶことです。フルタイム勤務にこだわらず、週3〜4日のパート勤務や、比較的体力的な負担が少ない日中のみの勤務形態、あるいは夜勤のないデイサービスや訪問介護といったサービス形態を選ぶことで、体調や生活に合わせた働き方を実現できます。


また、常に新しい技術や知識を学び続ける学習意欲も大切です。特に、腰痛予防のための正しいボディメカニクス(身体の動かし方)や、最新の福祉用具の使い方などを習得し実践することで、身体的な負担を軽減し、何歳になっても専門職として貢献し続けることが可能となります。


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未経験で始める人が増加中!そのキッカケや志望動機とは?

他業界から転職した例

私は接客が好きで、人に「ありがとう」と言われることにやりがいを感じていました。学生時代の飲食店でのアルバイト経験から、サービス業に従事しようと都内ホテルに就職し、5年間勤務しました。しかしコロナ渦で業績は悪化し、転職を考えていました。最終的に介護業界へ転職を決めた理由は、以前に祖母が体調を崩し他界した際に、十分なケアが出来なかった後悔から、両親には同じ経験をさせたくないと強く思ったからです。


隙間時間を有効に使った例

私は50歳になりましたが、まだまだ身体は元気なので、空いた時間に短時間でもパートでも始めようと考えていました。いつものスーパーの帰り道、近所のデイサービスセンターの「職員募集!」「未経験歓迎!」というチラシが目に留まったことがキッカケでした。不安もありましたが、話を聞いてみると、「週3日程度の勤務でも大丈夫」と歓迎してくれました。いまでは身体に無理のない範囲で、隙間時間を有効に活用することができています。


【例文あり】介護士の志望動機の書き方|コツや注意点を解説!

介護業界に転職したいとき、特に志望動機の書き方が重要です。心で思っていても、いざ文章にし、人に伝えるとなると難しいものですよね。志望動機は、いくつかのポイントを

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先輩介護士が当時悩んだコトとは【体験談】

経験のない新しい仕事を始める際はなにかと不安を感じるものです。ここでは、未経験で介護を始めた先輩はどんな不安や悩みを感じていたのか、それをどう乗り越えていったのかをご紹介します。


体験談1 「覚える業務が多くて大変でした」

たくさん覚えることがあり、最初は苦労しました。私はもの覚えが良い方ではなかったので、仕事の流れもそうですが、利用者様の顔と名前を一致させることが大変でしたね。利用者様とおしゃべりをする機会も多いですが、最初はどんなことを話せば喜んでくれるか悩んだこともありました。


解決方法


わからないことはそのままにしておかずに、すぐに先輩にアドバイスをもらうように心がけていました。私の職場では、先輩方が優しくフォローをしてくれたので、私からも積極的に相談ができたりと、良い関係性を築けていたと思います。コミュニケーションを大切にすることで気持ちも前向きになり、利用者様との距離も縮めることができたと思います。

(介護士1年目 24歳 女性)


体験談2「人間関係で悩みました」

最初の職場では、人間関係で悩むことがありました。女性が多い業界に、右も左もわからない状態で飛び込んだので、なかなか悩みを相談する勇気もありませんでした。仕事を覚えるだけでも精一杯な状態で、人間関係のことで悩みことは精神的に辛かったですね。


解決方法


私の場合は、思い切って転職することを決めました。以前の職場では、見学や面接の際に職場の雰囲気を感じる余裕がなかったので、その点を反省しました。次の転職活動の際は、雰囲気や職員の方の年齢層などをしっかりと理解した上で納得のいく環境で働くことができています。悩みをひとりで抱え込むのは大変なので、思い切って職場を変えるのも選択肢のひとつかもしれません。


(介護士2年目 28歳 男性)


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プロも目指せる!介護士のキャリアプランをご紹介

未経験・無資格の方でも、資格を取得することでキャリアアップを目指すことができます。資格があれば業務の幅が広がるのはもちろんのこと、給与面でも手当がつくケースが多く、収入のアップも見込めます。


応募の要件として「初任者研修修了」を設けている事業所もあり、取得をしておけば、転職活動の際の選択肢も広がるでしょう。資格をお持ちでない方は、まずは「介護職初任者研修」を取得することを目指すことをオススメします。


「介護職員初任者研修」とは、介護の入門資格として、基本的な知識や技術を一通り学ぶできる講座です。その他にも、認知症の関する知識や高齢者の心理など、なかには仕事以外に家族のために役立てたいとして、取得を目指す方もいます。取得には130時間の研修が必要となり、一般的に研修修了には約1~4ヶ月程度の期間が必要とされています。


現在では、受講費の負担や取得時に祝い金を支給する施設も増えてきており、働きながらの資格取得もしやすくなってきています。「介護福祉士」や「ケアマネジャー」などの上級資格を目指すうえでも、介護業界でのキャリアアップを考えている方は、ぜひ受講をしてみてください。


ノートとペン

介護士が取得したい資格6選|取得方法やメリットについて解説

介護の仕事は、無資格からでも採用される可能性があり、転職先として検討する方も多いでしょう。しかし、キャリアアップや給与増額、

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まとめ:転職成功の秘訣と最初の一歩

この記事では、未経験から介護職への転職を目指す方が抱える様々な不安、特に「仕事内容」「年齢」「きつい実態」について、その解消法と現実を詳しく解説してきました。介護業界は、慢性的な人手不足から年齢や経験よりも「人柄」や「意欲」を重視しており、誰でも挑戦しやすい環境が整っています。体力的な負担や精神的なストレスといった「きつい」側面もありますが、福祉用具の活用やチームでのサポート体制により、これらは軽減されつつあります。また、給与待遇も改善傾向にあり、努力と経験次第で長く安定して働ける見通しが立っています。


転職成功の秘訣は、行動力と準備です。手始めに、「介護職員初任者研修」の取得を検討してみてはいかがでしょうか。これは知識の習得だけでなく、あなたの高い意欲を具体的に示す「最強の武器」となります。面接では、前職で培ったコミュニケーション能力や、相手を思いやる人間性を具体的に伝えましょう。そして最も重要なのは、施設選びです。新人教育やOJTが充実しているか、職場の雰囲気が自分に合っているかをしっかり見極めることが、長く活躍するための鍵となります。


介護職は、ご利用者様の生活を支え、感謝を直接感じられる、非常にやりがいのある仕事です。あなたの「挑戦したい」という前向きな気持ちこそ、この業界で最も求められる資質です。 あなたが安心して次の一歩を踏み出せるよう、この記事が明確なロードマップとなったなら幸いです。


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セカンドラボ株式会社

URL:https://note.com/2ndlabo/n/nf2f063102266

神奈川県鎌倉市生まれ。2019年4月にセカンドラボ株式会社に入社。
2025年1月にコンテンツチームのリーダーに就任。
統計資料に基づく分析や求人作成の知識・経験を活かした記事づくりが得意です。
休日は所属するオーケストラでの活動や登山、旅行とアクティブに過ごしています。

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