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保育士の主な退職理由4選|職場への伝え方なども紹介

  • 更新日
投稿者:小松 和貴

将来就きたい職業で常にランキング上位の保育士ですが、十分にやりがいを感じられる職業である一方、労働環境が厳しいことが多く知られています。子どもが好き、保育に携わりたいという思いがあったにもかかわらず、そのような勤務環境に耐えられず退職を考える保育士も少なくありません。

今回は、数多くある保育士の退職理由を4つ紹介しつつ、退職する際の職場への伝え方、例文などに触れてお伝えします。ぜひご自身の状況と比較しながらご覧ください。

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1.保育士の主な退職理由4つ

まずは、主な退職理由を4つピックアップしてご紹介します。東京都の「保育士実態調査報告書」から退職理由に関する項目を抜粋しました。以下のグラフをご覧ください。

保育士の退職理由

出典:東京都「令和4年度保育士実態調査報告書」

①給料が安い

給料が少ないことを退職理由に保育現場を去る人も多くいます。平均給与は都道府県によって異なりますが、各県の平均的な給与を下回っている保育現場も多いのが現状です。昇給や査定評価が定かではなかったり、昇給しても金額が微々たるものだったりと、不満も多くあることが原因の一つと言えるでしょう。

②仕事量が多い・労働時間が長い

保育士は、指導案の作成や保護者との懇談、お便りの作成、イベントの準備など業務内容は多岐にわたります。常にマルチタスクでいつも仕事に追われてしまう状況の人も多いでしょう。

特に人手不足の現場では、個人個人に過度な負担がかかっているケースがあり、身体的な疲労だけでなく、精神的に負荷となってしまうこともあります。個人に膨大な仕事量があるということは労働時間の長時間化にもつながり大きな不満になっているようです。

③職場の人間関係

保育士に限ったことではありませんが、職場の人間関係で退職する人も多いのが保育士です。教育の意見や方針の違いのみならず、先輩保育士との価値観が合わないことや、中には度を超えた叱責や批判、陰口などで一個人を苦しめてしまうケースもあります。

直接的な攻撃がなかったとしても、職場の雰囲気があまり良くなく、保育に直接起因しない問題で悩んでしまい退職を決意する人もいるのが現状です。

④他業種への興味

上記のような理由から保育士の仕事に嫌気がさし、別の業界に転職したいと考える人もいるでしょう。そもそも自分に保育士の仕事が向いているのだろうかと考えて、別の仕事をしようと考える方もいます。

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2.現職場への退職理由の伝え方

ここからは、退職する意志を職場に伝えるタイミングや、実際に伝える際の内容の考え方について解説していきます。具体的に目安とすべき時期や、退職を切り出す前にやっておくべきことについても紹介するので、実際にどうなるかイメージしながら見ていきましょう。

保育士はなるべく年度末の退職を意識しよう

職場にできるだけ迷惑をかけないように退職するためには、年度末に辞められるように調整することが大切です。運動会や生活発表会など、年間を通してさまざまな行事のイベントがありますよね。年度途中で辞めると、そういった行事を進めていく上でも同僚にも大きな負担をかけてしまいます。

特に退職を希望する時期や、職場のルールがないのであれば、退職する約3ヶ月前を目処に年度末での退職を目指し職場へ報告すると良いでしょう。

しかし、必ずしも退職日を年度末にしなければいけないというわけではありません。民法では、自己都合による退職は14日前までに意志表明をすれば退職できると規定されています。とはいえ、一般的な会社でも少なくとも1~2ヶ月前には退職の意志を伝えるのが常識的でしょう。

どうしても年度途中で退職したい場合には、職場とよく相談しながら、仕事の調整をして円満に退職できるように心がけましょう。園児や保護者にも大きな影響を与えないように考えることが大切です。

退職を伝える前に

退職を上司や職場に伝える前に、やっておくべきことがいくつかあります。突然退職を切り出すのではなく、次のようなことをしておきましょう。

就業規則の確認

保育園に限らず、一般的な企業では就業規則に退職に関する決まりが定められています。退職を考えている場合には、○日前に退職届を出すこと、また退職を希望する○ヶ月前には退職の意志を伝えることなど、明確な期日や方法が指定されていることがほとんどです。

そういった内容をあらかじめ確認し、内容に則り準備を進めることで円満退職をできるようにしましょう。

上司に相談する

退職の意志を職場に伝える場合、まずは自分の直属の上司に伝えるようにしましょう。突然退職の旨を伝えるのは避けて、少し相談に乗ってもらうようなかたちで進めるとよいです。

どのような退職理由であれ、真摯に話すよう心がけることでスムーズに話をすすめることができます。まずは上司から理解を得ることで、その後の引き継ぎなどもしやすいでしょう。

退職相談時に引き留めにあったら

退職理由を伝えても引き留められてしまうことはよくあります。 特に人手不足の現場などは退職を反対されてしまう可能性は高いです。今までお世話になったことに感謝を伝えた上で、退職の意志を強くもち、職場に残る気持ちがないことをはっきりと伝えることが大切です。

退職を上司に申し出た際に、どうしても退職を認められなかった場合は、園長に直接訴えかけることや内容証明郵便での退職届郵送といった方法もあります。ただ、ここまでやることは円満退職にはなりませんので、できるだけスムーズに退職交渉を進めていくことを意識しましょう。

NGな退職理由

これからお伝えするようなNGな内容にならないようにすることが大切です。前向きな転職だという印象を持たれる理由があれば良いですが、そのように伝えるのが難しければ個人的な理由にしても良いでしょう。

退職理由を伝える時に、以下のようなものはNGです。

  • ネガティブな内容
  • 現在の職場の悪口や不満
ネガティブな内容

仕事がきつかった、子どもや保護者と仲良くなれなかったなど、後ろ向きな内容をそのまま伝えることはやめましょう。伝えるにしても、やむを得ない事情などとセットにしておくようにすると良いでしょう。

現在の職場の悪口や不満

給与が低いことや休みが取れない、残業が多いなど、不満な点ばかりを並べて伝えるのは避けるようにしましょう。実際に不満に感じていたとしてもそれを直接的に伝えることであなたの印象が悪くなったり、円満に退職することが難しくなります。また、転職先でも同様の不満を持つ可能性があるとして、長期的に雇用できない対象だとみなされてしまうこともあります。

ネガティブな内容はポジティブな内容に言い換える

実際の退職理由がネガティブなものだったとしても直接そう伝えることはせず、ポジティブなものに言い換えてみましょう。ネガティブな理由をそのまま伝えてしまえば、先述の通り、円満退職が難しくなったり、「改善するから」と引き留めにあう可能性もあります。

ポジティブな理由に言い換え、これは引き留めることができないなと思わせることで、話はスムーズに進んでいくでしょう。また、ポジティブな言い換えは転職時の面接で退職理由を伝える上でも有効な方法ですので、退職理由の伝え方に悩んでいるようであれば意識してみましょう。

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3.おすすめの退職理由

円満に退職する上で、おすすめの退職理由を紹介します。もちろん嘘は言うべきではないですが、引き留めにくい理由の言い換えの例としていくつか把握しておくと役に立つかもしれません。

次の転職先が決まっている

「次の転職先が決まっているので、〇月をもって退職したい」と言われると、上司としてはよっぽどな理由がない限り引き留めることは難しいでしょう。ただ、働きながら転職活動を並行し、転職先を決める必要があるので、在職期間中の転職活動が難しいという方には向かない理由です。

例文

大人数の保育を担当させていただき、保育士としてのスキルを磨くことができ大変感謝しています。多くの子どもたちと接していく中で、もっと一人ひとりの子どもに寄り添った保育を実践したいと考えるようになりました。そんな中で比較的小規模の保育園で保育に携わるチャンスをいただいたので、申し訳ありませんが退職を希望します。

キャリアアップのため

「他のことにチャレンジしたい」「キャリアアップのため」といった理由も引き留めが難しいものになります。漠然とした理由では「辞める意味がない」と判断され、引き留めにあってしまう可能性がありますが、具体的なキャリア像があり、そこに向かうために退職・転職したいという気持ちを伝えることができれば、円満に退職交渉を進めることができるでしょう。

例文

これまで保育のお仕事でたくさん勉強させていただきましたが、より保育士としてスキルアップするために、勉強に専念したいと考えています。自分の視野を広げつつ、キャリアアップするためにも、もう一度専門的な分野も含めて学び直す必要があると感じたため、専念する時間を捻出するために退職したいと考えています。

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4.退職時の書類

退職する場合は、退職届の提出が必要です。似たようなもので退職願というものもあります。具体的な違いなどを詳しく解説していくので、ぜひ参考にしてご覧ください。

退職願

順序として最初に提出するのは退職願です。その名の通り、退職を申し出る際に提出します。辞めたいという意志を伝える書類であるため、このタイミングでは退職が確定したわけではなく、園が受理をして初めて退職が可能になります。

私立の保育園で勤務している場合は退職願を求められることが一般的になっています。しかし、退職の意思表示自体は口頭でも済んでしまうので、園長もしくは上司に相談して退職を認められた場合には提出しないケースもあります。

退職届

退職届は、退職が決定した後に提出します。既に園側が退職希望を受理しているため、退職するという事実を明確にするために必要になることが多いです。提出するタイミングは、退職を申し出たタイミングで園長や上司など、保育園側と確認して決めるとよいでしょう。

退職の相談や退職願を提出せずして、いきなり退職届を提出することはやめましょう。突然「辞める」と伝えられると、保育園側はあなたの代わりになる人を採用する準備すらままならなくなり、保育園の運営に支障をきたすことになります。また、そのような辞め方をしてスムーズに退職交渉が進むわけはなく、あなたへの印象も悪くなります。もうやめる職場だからと適当な行動をすることは無責任ですので、手順を踏んでスムーズに退職できるようにしましょう。

パソコンの前で考え事をする保育士

保育士が退職届を出すときの注意点|書き方や手順を詳しく解説

職場を辞める際に必要な書類の一つである退職届。保育士を辞める際も同様に提出が求められます。その退職届に加えて、「退職願」や「辞表」

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5.伝え方を工夫して円満退職しよう

忙しい職場だとどうしても気を遣ってしまい、退職を切り出しにくい状況もあるでしょう。伝え方にも配慮する必要があり、面倒に感じてしまうかもしれません。

しかし、要所要所を抑えておくことで、退職への準備はスムーズに進みます。退職の意志を強くもち、実行することが大切です。転職をする場合には志望動機も合わせて考えておきましょう。

〇の札を出す子ども

【例文あり】これだけは抑えたい!保育士の志望動機の書き方

履歴書は、保育士の就職・転職の際に必ず必要になります。履歴書を記入する際に「志望動機」に悩む方は多いでしょう。

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よくある質問

保育士の退職理由にはどんなものがありますか?
東京都の「保育士実態調査報告書」によると、以下の理由が主なものになります。

①給料が安い
②仕事量が多い・労働時間が長い
③職場の人間関係
④他業種への興味
退職理由を伝えるときに気を付けるべきことを教えてください。
退職を上司や職場に伝える前に、やっておくべきことがいくつかあります。

①就業規則の確認
保育園に限らず、一般的な企業では就業規則に退職に関する決まりが定められています。退職を考えている場合には、○日前に退職届を出すこと、また退職を希望する○ヶ月前には退職の意志を伝えることなど、明確な期日や方法が指定されていることがほとんどです。

②上司に相談する
退職の意志を職場に伝える場合、まずは自分の直属の上司に伝えるようにしましょう。突然退職の旨を伝えるのは避けて、少し相談に乗ってもらうようなかたちで進めるとよいです。


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URL:https://note.com/2ndlabo/n/n6565a29f667f

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