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看護師は試用期間に退職してOK?流れや注意点、履歴書の書き方

  • 更新日
投稿者:小口 紗穂

看護師のなかには、転職したばかりでまだ試用期間だけどさまざまな理由から、すでに退職したいとお悩みの方もいるでしょう。転職後すぐに辞めて問題ないのか、そもそも試用期間に辞めることができるのかわからずお悩みではないですか?

そこで今回は、「そもそも試用期間に退職できるか?」から「次の転職を成功させるためのポイント」までを徹底解説していきます。看護師のなかでまだ試用期間中だが、いまの職場を退職したいと考えている方や転職を検討されている方は、本記事を参考にしてみてください。

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1.看護師は試用期間に退職できるか?

看護師が試用期間に退職することは問題ありません。「試用期間中に辞めてはならない」という法律もないからです。ただし、試用期間中であっても社員と同じ扱いなので、退職手続きは必要になります。

試用期間は一般的に3〜6ヶ月ほどです。この期間中も雇用契約は結ばれているため、「退職したい」と申し出た日に辞められるわけではありません。

民法627条では、退職日の14日前までに退職の申し出をするように定められています。勤務先の就業規則によって申告時期が定められていることがあるため、必ず確認しておきましょう。

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2.看護師が試用期間に辞めたくなる理由5選

試用期間に看護師を退職するケースは少なくありません。ここでは、他の看護師さんがどのような理由で試用期間に辞めたくなるのかを解説します。

労働条件が聞いていた内容と異なっていた

入職前に聞いていた労働条件と、実際の労働条件の内容が違う場合、試用期間に退職を考えます。求人票の情報や面接の時の話と、看護の現場でギャップがあることも多いです。

例えば、以下のような例が挙げられます。

  • 休日数が聞いていた内容より少ない
  • 業務内容が違う
  • 求人票に記載されていた給与額より少ない
  • 残業がないと聞いていたが実際は残業が多かった
  • 夜勤回数が面接で聞いていた内容より多かった

上記の例は労働者の立場からすれば、たまったものではありません。労働条件に相違がある影響で、心身の負担が増えたり、プライベートに支障をきたしたりする場合があります。

満足な教育が受けられない

入職後に研修や指導がないまま即現場に配属されるケースも、試用期間に辞めたくなる理由です。医療業界は深刻な人手不足で、看護師1人に研修や指導に割ける時間がない場合があります。

即現場で活躍してくれる看護師を求めている医療機関も多く、入職後に「満足な教育を受けられないまま現場に入らされた」と不満を口にする看護師も少なくありません。業務内容の理解が追いつかないまま働いているため、精神的に辛くなり、試用期間に辞めるケースがあります。

人間関係の問題

配属された現場の同僚や上司との人間関係が合わないことにより、試用期間に辞める方も多いです。人間関係が合わないと感じる現場では、すでに仲の良いグループが存在し、自分だけが馴染めないケース。

人間関係について相談できる相手もいないため、孤独感を感じ、辞めたくなる方も少なくありません。このようなケースは、自分から歩み寄ることで解決できることが多いです。

しかし、人間関係によるトラブルは、解決が難しい場合があります。上司に相談して解決できない場合は、退職するのも1つの選択肢としてよいでしょう。

労働時間が長い(残業が多い)

労働時間の長さや残業の多さも、試用期間に辞めたくなる理由の1つです。看護師は体力が必要になる業務が多く、休暇や休息をしっかり取らなければ体調不良になる可能性があります。

求人票や面接では「残業がほとんどない」と聞いていても、「実際は毎日のように残業があった」という話も聞きます。将来のことを考えると、不安になるのも無理はないでしょう。

転職先が肉体的にも精神的にも辛い環境の場合、試用期間に辞めたいと感じる方は多いです。

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3.看護師が試用期間に円満退職するまでの流れ

試用期間であっても、雇用契約は結ばれているため、すぐに辞めることはできません。一社会人として、マナーを守って退職の旨を伝えましょう。ここでは、試用期間に退職する流れを解説します。具体的には以下のような流れです。

  1. 就業規則を確認
  2. 直属の上司に相談
  3. 退職届を出す
  4. 業務の引き継ぎを行う
  5. 患者さんや職員にあいさつ

1. 就業規則を確認

民法627条では、雇用期間の定めがない場合「退職申し出の日から2週間経過することで終了となる」と定められています。法律上は、退職希望日の2週間前までに退職の意思を伝えれば、試用期間に退職は可能です。

しかし、勤務先とのトラブルに発展しかねないので、退職を申し出るタイミングは就業規則に従いましょう。就業規則には、「退職予定日の〇日前までに申告すること」などと記載されています。

一般的には、退職の申し出は1〜3ヶ月前としている職場が多いです。職場と相談しながら退職日を決めることで、トラブルなく円満退職ができるでしょう。

2. 直属の上司に相談

就業規則を確認し期日を把握したら、余裕をもって直属の上司に退職の意思を伝えます。退職の旨を伝える際は、メールや電話ではなく、直接伝えるのが大切です。メールや電話では、「なかなか退職手続きが進まない」といったトラブルもあるからです。

相談する際は、できるだけ上司の忙しいタイミングを避けるようにしましょう。退職について、引き止められることもあります。引き止められた時のために、事前にどう伝えるか準備しておくのが大切です。

上司に相談してから退職手続きを進めることで、円満退社に繋がります。

3. 退職届を出す

上司に相談して退職日が決まったら、退職届を提出します。退職日は1人で決めず、上司と相談して決めるとトラブルなくスムーズに退職手続きが進むでしょう。後述する業務の引き継ぎや人員調整などがあれば、退職日は1ヶ月後に設定されることが多いです。

退職届は職場から指定がない限り、パソコンで作成しても問題ありません。前述したとおり、退職届を出してもすぐに辞められるわけでないため、引き継ぎのスケジュールなども考慮してなるべく早く伝えましょう。

4. 業務の引き継ぎを行う

試用期間であっても担当業務があれば、しっかりと責任をもって引き継ぎを行います。退職日までのスケジュールから逆算して、後任者が業務をしやすいように確実に完了させておきましょう。

引き継ぎが完了していない状態で退職すると、残されたスタッフや患者さんに迷惑がかかります。「試用期間だから」と気を抜かずに、退職日を迎えるまでは仕事に責任をもって引き継ぎを行いましょう。

5. 患者さんや職員にあいさつ

最後に、退職日を迎えたら患者さんや職員にあいさつをします。あいさつをする際は、退職理由を端的に伝え、感謝の気持ちも伝えておくとお互い気持ちよく別れられます。

担当している患者さんがいた場合、混乱しないように後任のスタッフを紹介しておきましょう。職員によって忙しい時間帯は異なるため、あいさつのタイミングを逃す前に各職員のスケジュールは確認しておくのが大切です。

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4.看護師が試用期間に辞める注意点

ここまでの内容で、試用期間であっても退職できることがわかりました。しかし、試用期間に辞める際は、以下のような点に注意してください。

試用期間であっても責任は必ず持つ

試用期間であっても、責任をもって最後まで業務を遂行しましょう。そもそも試用期間とは、採用した従業員が正社員として働くうえで適性や能力があるかを見極めるための期間です。

看護師が「働きやすい職場かどうか」を見極めるお試し期間ではないことを理解しておきましょう。試用期間でも本採用と同様に雇用契約が結ばれます。社会人としてのマナーと責任をもって、退職まで行動することが大切です。

退職の意思はなるべく早めに伝える

試用期間中でも、退職の意思はなるべく早く伝えるようにしましょう。「試用期間だからすぐに辞められる」と認識している方も多いですが、即日退職することはできません。

試用期間という短い期間であっても、引き継ぎや後任の調整が必要です。残されたスタッフや患者さんに迷惑がかからないように、最後まで責任をもって対応しましょう。

法律上では2週間で退職できると定められていますが、就業規則が優先される場合が多いです。就業規則に退職意思を示す期日が記載されているので、必ず確認してから早めに退職の意思を伝えるようにしましょう。

引き止められた際の言い方は事前に用意しておく

看護師不足の職場が多い中、退職の意思を伝えると引き止められる可能性が大いにあります。さまざまな条件を持ちかけられて、必死に引き止めようとするケースも多いです。

引き止めにあった際に、気持ちが揺らがないよう事前に断る理由を準備しておきましょう。強い引き止めにあった場合は、退職理由を述べた上で「辞めたいという気持ちは変わらない」と、強い意思を述べましょう。(例:十分に検討した結果なので気持ちは変わりません)

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5.試用期間に退職した看護師が次の転職を成功させるための3つのポイント

試用期間に退職して次の転職先を決める際、同じ過ちは繰り返したくないはずです。ここでは、次の転職を成功させる3つのポイントを解説します。

自分の働きたい条件を改めて確認

早期退職を繰り返さないためには、もう一度自分の働きたい条件を見つめ直す必要があります。転職に失敗する方の多くは、リサーチ不足です。リサーチ不足には、自己分析や企業研究なども含まれます。

「なぜ転職したいのか」「転職して実現したいこと」などを深掘りし、転職の軸を明確にしましょう。自分の働きたい条件が明確になってから、次の職場を探します。

次の職場を探す際は、医療福祉で日本最大級の転職サイト「コメディカルドットコム」がおすすめです。豊富な求人数と便利な機能であなたの転職をサポートします。

試用期間で退職した場合も履歴書に記載する

試用期間という短い期間に退職した場合、履歴書の経歴に書きたくない方も多いです。しかし、転職先で雇用保険や厚生年金などの手続きを行うと、前職の経歴は自ずと知られます。

履歴書に退職した事実を記載しなかった場合「経歴詐称」とみなされる可能性があるため、必ず記載しましょう。また、上司や同僚に不信感を持たれる可能性もあり、職場での印象が悪くなったり、自分が働きづらくなったりします。

たしかに短い期間での退職は、次の転職活動でマイナスイメージになる可能性もあるでしょう。とはいえ、退職理由を工夫したり、次こそは必ず長く働きたいといった意思表示をしたりすれば、採用担当者にも熱意が伝わります。そのため、試用期間で退職した事実は隠さず、履歴書にきちんと記載しましょう。

退職理由の伝え方は工夫する

看護師が次の転職活動に臨む際は、退職理由の伝え方に工夫が必要です。試用期間という早期に退職した理由は、採用担当者から必ず質問されます。

退職理由はそのまま伝えるのではなく、「試用期間で退職することになった反省(お詫び)の気持ち」と「次は長く働けるという就業意欲」をセットで伝えると印象がよいです。早期退職というマイナスイメージも、伝え方次第で払拭できます。

以下では、よくある退職理由の伝え方を工夫した例文を紹介します。

伝え方①:家庭の事情

家庭の事情による早期退職は、「また同じ理由で退職するのでは?」と思われる可能性が高いです。「現在は解決して業務遂行に支障がない」ことを伝えましょう。

<例文>

「母が急病で倒れ、看病のために退職しました。前職には大変申し訳ない気持ちでいっぱいですが、家庭と仕事の両立が難しい状況でした。現在は母の病状も回復し、業務に支障はありません。今後は業務に集中し、これまでの看護師経験を活かして御院に貢献したいと思っております。」


伝え方②:体調不良のため

体調不良も前述した家庭の事情と同様、「入社後に問題なく業務を遂行できるか」といった点が採用担当者にとっての不安材料です。現在は回復して、業務に支障がないことを伝えましょう。

なお、面接時に求職者へ既往歴や現在の疾患について質問することは基本的にNGとされています。そのため、体調不良に関して深く質問されることはありませんが、採用担当者としては気になる点です。今現在健康であれば、「健康です」とはっきり言い切りましょう。

<例文>

「前職では〇〇を患い、急遽入院することになりました。しばらく治療期間が必要だったため、退職しました。前職には大変ご迷惑をおかけして、申し訳ない気持ちでいっぱいです。現在は回復し、定期検診でも再発の可能性がないと言われています。今後はより一層体調管理に注意し、御院で活躍できるように励みます。」


伝え方③:業務レベルに付いていけなかった

業務レベルについていけなかったことが原因で退職したと伝える際は、前職の不満や批判を述べるのは望ましくありません。あくまで、自分のレベルでは仕事についていけなかったことを伝えるのが大切です。

<例文>

「前職では自分の可能性を広げるために、難易度が高い業務に挑戦しました。しかし、自分には続けることが困難だと判断し、試用期間中に辞めることになりました。試用期間中に辞めたことについて、大変申し訳ない気持ちでいっぱいです。御院は訪問看護ステーションなので、一人ひとりの患者さんとコミュニケーションを取りながら丁寧なケアを実践していきたいと思っております。」

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6.まとめ

看護師が試用期間に退職しても問題ありません。民法627条には、退職申し出から2週間で退職できると定められています。しかし、勤務先の就業規則に申告時期が明記されているため、基本的には就業規則に従いましょう。

円満退社するためにも、社会人としてマナーを守り、退職日までしっかり責任を果たすことが重要です。その際は、後任の看護師に引き継ぎを行い、患者さんやスタッフにあいさつをしておきましょう。

また、試用期間で早期退職した事実は履歴書に記載しなければなりません。履歴書に記載しなかった場合は、経歴詐称とみなされる可能性があるため注意が必要です。

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セカンドラボ株式会社

URL:https://www.2ndlabo.co.jp

東京大学を卒業後、大学病院の病棟看護師として勤務。アレルギー・リウマチ内科、腎臓内分泌内科、心療内科等幅広い領域を担う病棟で従事。
2023年よりセカンドラボ株式会社に入社。医療介護向け求人メディア「コメディカルドットコム」の営業・採用課題のサポートを行う。また、看護師の経験を生かし、看護師に関連するコンテンツ作成にも従事。

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