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豆知識 110view

看護師転職でもらえる失業保険はいくら?受給条件や申請手順を紹介

  • 更新日
投稿者:小口 紗穂

次の転職先を決めないまま看護師を辞めてしまった。このような方も多いのではないでしょうか?仕事を辞めた後に出てくる不安の1番はお金です。この記事では看護師転職でもらえる失業保険について、金額から受給条件、申請手順を紹介します。この記事を最後まで読むことでお金の不安が一気に解消されるので、是非最後までご覧ください。

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1.看護師転職でもらえる失業保険とは?

病院などを離職した方が、次の仕事に就くまでの支援として給付される制度です。制度上の正式名称は、求職者給付の「基本手当」のことをいいます。

給付金で失業者の転職活動中の生活を支援し、次の雇用へ繋げる目的があります。看護師を離職した後は、次の転職先が決まるまで収入がない状態です。失業保険を利用すれば、経済的に余裕をもった状態で転職活動を行うことができます。

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2.看護師転職でもらえる失業保険の金額・期間

看護師転職で受け取れる失業保険の金額や期間は人によって異なります。大まかに言うと、離職前の給料の5〜8割程度です。

失業保険の基本手当日額

失業保険の給付金額は「基本手当日額×給付日数」で求められます。基本手当日額とは、失業保険の1日あたりの給付金額のことです。離職者の「賃金日額」をもとに以下のような計算式で算出します。

賃金日額(離職日前の6ヶ月間の給与の合計÷180)×給付率(50〜80%)=基本手当日額

基本手当日額は離職時の年齢ごとに上限・下限が設定されており、給料が高い人ほど給付率が低くなります。具体的には以下のとおりです。

<年齢別による基本手当日額の上限・下限額>

離職時の年齢

基本手当日額の上限額

基本手当日額の下限額

30歳未満

7,294円

2,196円

30歳以上45歳未満

8,490円

2,196円

45歳以上60歳未満

7,715円

2,196円

60歳以上65歳未満

6,945円

2,196円

※2024年1月現在

例えば、29歳看護師の離職前の6ヶ月間の給料が210万円だった場合、失業手当は約月17.5万円程度です。また、上記の金額は毎年8月に更新されるので、必ず厚生労働省のHPから最新の情報を確認するようにしましょう。

失業保険の受給日数

受給日数は、90日〜360日の間で次の仕事先が見つかるまでです。離職時の年齢や離職理由(自己都合、病院都合など)、雇用保険の加入期間などで決定します。具体的な給付日数は以下のとおりです。

<自己都合・定年による離職>

年齢/雇用保険の加入期間

1年未満

1年以上5年未満

5年以上10年未満

10年以上20年未満

20年以上

全年齢

-

90日

90日

120日

150日

<病院都合による離職(閉院など)>

年齢/雇用保険の加入期間

1年未満

1年以上5年未満

5年以上10年未満

10年以上20年未満

20年以上

30歳未満

90日

90日

120日

180日

-

30歳以上35歳未満

90日

120日

180日

210日

240日

35歳以上45歳未満

90日

150日

180日

240日

270日

45歳以上60歳未満

90日

180日

240日

270日

330日

60歳以上65歳未満

90日

150日

180日

210日

240日

<障がいがある方などの就職困難者>

年齢/雇用保険の加入期間

1年未満

1年以上5年未満

5年以上10年未満

10年以上20年未満

20年以上

45歳未満

150日

300日

300日

300日

300日

45歳以上65歳未満

150日

360日

360日

360日

360日

なお、以下の「特定理由離職者」に当てはまる方は、自己都合による離職でも会社都合と同様の給付日数になる場合があります。

  • 障がい者手帳を有している
  • 一定の障がいや疾病に関して医師の診断書がある
  • 妊娠・出産・育児などで離職し、受給期間延長措置を受けた者
  • 家庭の事情が急変したことによる離職
  • 結婚に伴う住所の変更 など

特定理由離職者について詳しくは、ハローワークのHPを確認してください。

出典:ハローワーク|特定受給資格者及び特定理由離職者の範囲の概要

職業訓練を受けながら失業保険をもらう場合の日数

職業訓練を受講すると、失業保険を受給できる所定日数を超えても失業保険を受給できるようになります。職業訓練が終わるまで失業給付が延長されるため、次の仕事が見つかるまでの生活を支えてくれるメリットがあります。

例えば、雇用保険の基本手当の所定給付日数が90日で終了したとしても、職業訓練を受講した場合は訓練終了の最長2年まで延長されます。職業訓練とは、希望する職業に就くために必要な知識やスキルを習得できる公的制度のことです。

訓練校に通う必要があるため、すぐに就職したい方には向きません。看護師から別業界への転職を検討している方は、一度ハローワークでチェックしてみるとよいでしょう。

出典:厚生労働省|ハロートレーニング(離職者訓練・求職者支援訓練)

失業保険が適用されるタイミング

離職の原因によって、失業保険の適用時期は異なります。ただし、離職の原因に関係なく、失業保険の給付を受けるためには、「7日間の待機期間」を終了する必要があります。

待機期間は、失業保険の受給資格が確定する日(求職の申し込みや離職票の提出日)から7日間の期間です。具体的なタイミングは以下の通りです。

区分 適用タイミング
一般の離職者(自己都合) 待機期間が終了した翌日から、最短で2ヶ月後に適用。ただし、過去5年間に自己都合で離職した場合は、この期間が2ヶ月から3ヶ月に延長される。
特定受給資格者・特定理由離職者の場合(病院都合など) 待機期間満了日の翌日から適用。※実際に手当が振り込まれるのは約1ヶ月後

失業保険は受給資格が決定しても待機期間があるため、すぐに適用されないことを理解しておきましょう。

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3.看護師の失業保険の給付条件

失業保険は離職したすべての看護師がもらえるわけではありません。以下の要件を満たしている必要があります。

雇用保険に加入していた

雇用保険は「1週間あたりの労働時間が20時間以上かつ、31日以上の雇用見込みがある方」が入る保険を指します。常勤看護師だけでなく派遣やパート看護師であっても、上記の条件を満たしている場合はこの保険に入っています。

保険料は働いている期間、給料から天引きされているため、給与明細に記載されているはずです。心配な方は給料明細をチェックしてみるとよいでしょう。

雇用保険の加入期間が過去2年間で12ヶ月以上ある

雇用保険に加入していても、すべての方が受給できるわけではありません。自己都合による離職の場合、離職の日以前の2年間において、加入期間が12ヶ月以上である必要があります。病院都合の離職の場合は6ヶ月以上が条件です。

なお、給料の支払いに基づく日数が11日以上、または給料の支払いに基づく労働時間が80時間以上ある月を1ヶ月として換算されます。

再就職の意思・能力がある

失業保険の前提条件は、「再就職の意思や能力があるにもかかわらず、次の仕事に就けない状態」であることです。就職意思がない方や病気や怪我などの理由で就職できない方は、失業状態とは認められません。

ただし、病気や怪我、妊娠・出産・育児などが理由で就職できない場合は、受給期間を最大3年間まで延長できます。そのため、離職して失業保険の受給条件を満たしていない場合でも、働ける状態になってから手続きすることで受給が可能です。

派遣看護師の場合はもらえる?

派遣看護師の場合でも、前述した3つの条件を満たしていれば失業保険を受給できます。ただし、派遣看護師が雇用保険に加入するためには、以下の要件を満たしていなければなりません。

  • 31日以上の雇用見込みがあること
  • 1週間の所定労働時間が20時間以上あること

短期の派遣看護師を続けている方で失業保険を受給したい場合は、勤務時間を長くするなどの調整が必要です。

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4.早々に転職するなら失業保険をもらわないほうが良い理由

前職を離職してすぐに転職する予定の方は、失業保険を受給しない方がよい場合もあります。その理由は以下の3つです。

看護師には再就職手当がある

再就職手当とは、失業保険の受給資格がある方が基本手当の受給資格の決定を受けた後、早期に次の仕事先に就いた場合にもらえる手当のことです。条件を満たした状態でハローワークに申請することで、手当が支給されます。

就職するまでの期間が早ければ早いほど、手当の給付率も高くなります。そのため、失業保険の受給期間を満了するよりも、早期に転職して再就職手当をもらう方がお得になる場合が多いです。

再就職手当の金額・期間

再就職手当の金額は、「失業保険の失業残日数×給付率×基本手当日額」で計算します。「失業残日数」とは失業保険の残り期間のことです。給付率は再就職した時点での基本手当の支給残日数によって決まります。具体的には以下のとおりです。

  • 支給残日数が所定給付日数の2/3以上残っている場合→給付率70%
  • 支給残日数が所定給付日数の1/3以上残っている場合→給付率60%

例えば、所定給付日数90日の方で、基本手当日額5,500円×失業残日数50日×0.6なら165,000円が支給されます。さらに、再就職手当は非課税なので、年末調整や確定申告の必要がない点はメリットです。

再就職手当の適用条件

再就職手当は以下の条件を満たしている必要があります。

  • 7日間の待機期間終了後に再就職すること
  • 失業手当の給付日数の残りが、1/3以上であること
  • 再就職先が離職した仕事先と関係ないこと
  • 再就職先で1年以上勤務する見込みがあること
  • 過去3年間に再就職手当・常用就職支度手当・早期就職者支援金を受けていないこと
  • 失業保険の受給資格決定前に再就職先が決定していないこと
  • 再就職手当の支給決定日までに離職しないこと
  • 自己都合の場合、ハローワークおよび人材紹介会社からの紹介で就職したこと

最後の項目にある「自己都合の場合、ハローワークおよび人材紹介会社からの紹介で就職したこと」については、看護師転職サイトを通じて転職先が決まった場合でも適用されます。

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5.看護師転職で失業保険をもらう手順

看護師転職で失業保険をもらうためには、ハローワークでの手続きが必要です。ここでは、失業保険をもらう具体的な手順をみていきましょう。

①離職票・雇用保険被保険者証を準備する

失業保険の手続きに必要な書類を準備します。まずは、離職した職場から離職後2週間以内に「離職票」と「雇用保険被保険者証」が郵送されるか、自身で取りに行きます。

離職票には離職した理由や離職日以前の6ヶ月間の給料が記載されており、失業保険の受給額に関わる重要な部分です。間違いがないか確認しておきましょう。

そのほかにも、以下の書類を用意しておくと安心です。

  • 印鑑
  • 証明写真(縦3cm×横2.5cm)2枚
  • 本人名義の通帳またはキャッシュカード
  • マイナンバーカード

マイナンバーカードがない場合は、マイナンバーの通知カードや個人番号の記載がある住民票、運転免許証などで対応できます。また、離職票がなかなか届かないケースがあります。その場合は前職に問い合わせ、対応が遅い場合はハローワークに相談するとよいでしょう。

②ハローワークで失業保険を申し込む

必要書類が準備できれば上記の書類を持って、お住まいの地域が管轄するハローワークで失業保険の申し込みをします。窓口で簡単な審査を行い、受給資格があると判断された場合は、後述する受給説明会の案内があります。

スムーズに手続きできるように、なるべくハローワークが混雑していない時間帯を狙って行きましょう。おすすめの時間帯は、開庁後すぐの午前中です。遅くても午前10時ごろまでに訪問すれば、待ち時間も短くスムーズに手続きが行えます。

③受給説明会に参加する

失業保険の受給資格があると認められると、「雇用保険受給者初回説明会」に参加しなければなりません。説明会では雇用保険の受給についての説明が行われます。無断で欠席した場合は最大8週間分の失業認定が受けられなくなる可能性があるため、注意しましょう。

当日は、ハローワークでもらった雇用保険受給資格者のしおり・印鑑・筆記用具を持参してください。説明会で失業認定で必要になる「雇用保険受給資格者証」と「失業認定申告書」が交付され、1回目の失業認定日が知らされます。

④失業認定日にハローワークで求職活動について報告する

失業認定日は「求職活動を行っているか」「失業状態であるか」を確認する日です。そのため、積極的に求職活動を行っていなければ、失業保険を受け取れません。

失業認定日前日までに、最低2回以上の「求職活動実績」が必要です。ここでいう「求職活動実績」とは、以下のような活動が該当します。

  • ハローワークや看護師転職サイトなどから求人に応募する
  • ハローワークや看護師転職サイトなどで相談・紹介を受ける
  • 公的機関が実施する講習やセミナーに参加する
  • 再就職に向けて必要な資格試験を受験する

失業保険を受け取るタイミングは離職理由によって異なりますが、自己都合の離職の場合は2回目の失業認定を受けてからです。また、自己都合による離職の場合は、待機期間終了から2回目の失業認定日までに、3回以上の求職活動が必要なので注意しましょう。

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6.看護師転職の失業保険についてよくある質問

ここでは、看護師転職の失業保険についてよくある質問に答えていきます

失業保険をもらいながら扶養に加入できる?

失業保険を受給しながら扶養に入ることはできません。ただし、失業保険の支給額が3,612円未満の場合は、扶養に入れます。※60歳以上の方は5,000円以上

看護師は失業保険の受給中にアルバイトができるの?

失業保険の受給中でも、申告すればアルバイトは認められています。ただしアルバイトをする場合は、失業認定日に提出する「失業認定申告書」にアルバイトを行った旨を記載しなければなりません。

看護師給与が月給25万の場合は失業保険をいくらもらえる?

失業保険は受給される方の年齢や離職理由、雇用保険の加入期間によっても異なります。例えば、20代看護師で月給25万円の場合で計算すると、以下のようになります。

25万円×6ヶ月÷180日=賃金日額約8,333円

この賃金日額に給付率0.5%〜0.8%をかけると、1日あたりの支給額は約4,167円〜6,666円です。

失業保険を一度もらうと2回目はどうなるの?

失業保険を一度受給すると雇用保険の加入期間がリセットされるため、

  • 自己都合による離職であれば、雇用保険の加入期間1年以上
  • 会社都合による離職であれば、雇用保険の加入期間6ヶ月以上

といった条件を再度満たす必要があります。条件を満たせば2回目でも失業保険を受給できます。

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7.まとめ

看護師転職でもらえる失業保険の金額や期間は、人によって異なります。ざっくり言うと、離職以前の給料の5〜8割程度です。失業保険を受給すれば、看護師転職の経済的な負担を軽減し、転職活動に専念できます。

ただし、離職してすぐに転職したい場合は、失業保険よりも「再就職手当」を受給する方がお得な場合もあります。失業保険や再就職手当の受給を検討している方は、ハローワークで申請する必要があるため、本記事の内容を参考に早めに準備しておきましょう。

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セカンドラボ株式会社

URL:https://www.2ndlabo.co.jp

東京大学を卒業後、大学病院の病棟看護師として勤務。アレルギー・リウマチ内科、腎臓内分泌内科、心療内科等幅広い領域を担う病棟で従事。
2023年よりセカンドラボ株式会社に入社。医療介護向け求人メディア「コメディカルドットコム」の営業・採用課題のサポートを行う。また、看護師の経験を生かし、看護師に関連するコンテンツ作成にも従事。

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