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調理師への想いを志望動機に|ポイントや例文で書き方を解説!

  • 更新日
投稿者:小松 和貴

就職活動や転職活動をするときに志望動機で悩む調理師の方は多いのではないでしょうか?今回は調理師の志望動機で必ず押さえる3つのポイントと就職先別の例文、NG例をご紹介します。志望動機を考えることに難しさを感じている方は、ぜひ参考にしてください。

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1.調理師の志望動機|書くポイント3選

志望動機は「応募者の志望度」の高さを知るためにあります。そこで内容の薄い、曖昧な内容を伝えてしまうと、志望度の低さが伝わり、不採用になるかもしれません。

ここでは、調理師の志望動機を書く際のポイントを3つ解説します。

応募理由を具体的に伝える

まずは、なぜその職場を選んだのか、具体的な理由を伝えることが大切です。

調理師が働く場所は、飲食店だけでなく病院や介護施設、ホテル、学校などさまざまあります。さらに、和食・フレンチ・イタリアン・中華など、さまざまなジャンルがあり、どの職場やジャンルを選ぶかによっても書く内容は異なります。

「料理が好きで、多くの人に食べてもらいたいと思いました」など、薄い内容の志望動機では、採用担当者に良い印象を残せません。

例えば、「以前にお店を利用したことがあり、他のお店では味わえないようなメニューや調理方法に感動して、自分も同じようにお客様に感動を与えたいと思いました」など、この職場だから実現できることを伝えるとより強くアピールできます。

お店の理念や求める人材の特徴を深く理解し、実際にお店を利用してみるなどすれば、志望動機も書きやすくなるでしょう。

調理師としてどのような将来を考えているかを伝える

調理師として将来のビジョンが明確にある方は、熱意をアピールできます。将来を考えている方は、働く意欲が高く、職場に良い影響を与えてくれる人材だと評価されるからです。

また、応募先は求職者の仕事に対する価値観を知り、応募先と求職者のミスマッチを防ぐことにもつながります。
例えば、長く働いてくれる人材を求めている病院や介護施設の志望動機に、「将来は独立して自分のお店を持ちたい」と書けば、ミスマッチと捉えられるでしょう。

まずは調理師として将来どうなっていたいのかを明確にしたうえで、応募先との価値観にマッチしているか確認することが大切です。
将来のビジョンと応募先がマッチしていなければ、転職先を改めて探してみるのもよいでしょう。

今までに培った知識や経験が活かせることを伝える

調理師としてある程度の知識や経験があれば、それを職場で活かせることをアピールしましょう。具体的に活かせる知識や経験を志望動機に盛り込むことで、どのくらい仕事に貢献できるのかが相手にもイメージしやすいからです。

例えば、「以前の職場では外国人のお客様が多かったので、メニューの説明や接客は英語で行えます」など、具体的に書くとよいでしょう。
調理師としての知識や経験がなくても、今勉強していることや調理師としての適性があることをアピールすることも大切です。

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2.調理師の業務内容

就職・転職活動において、希望する職種の業務内容はしっかりと把握しておくことが大切です。ここでは、調理師の具体的な業務内容をみていきましょう。

料理をつくる

調理師の主な業務は「料理をつくる」ことです。料理をつくると一口に言っても、働く場所で役割が異なります。

例えば、レストランやホテルの場合はオーナーシェフの指示に従い、病院や介護施設では管理栄養士などの指示に基づいて料理を作らなければなりません。見た目にこだわるお店であれば、料理の味だけでなく盛り付けにもこだわる必要があるでしょう。

自分のお店を持つ場合は、料理をつくる以外にもメニュー開発から食材の仕入れ、衛生管理、接客まで全てこなすこともあります。

接客

調理師と聞くと料理をつくるだけのイメージもありますが、接客を行うのも重要な業務内容の一つです。店舗によっては、調理担当者と接客担当者(ホールスタッフ)が分かれている場合もあります。

しかし、個人経営や小規模店舗の飲食店では、カウンター越しにお客様とコミュニケーションを取ることも多いです。また、介護施設や病院では、配膳や下膳を担当することもあり、利用者様と直接コミュニケーションを取る機会もあります。

食材の仕入れ

店舗によっては、調理師が食材の仕入れを行うのも業務の一つです。仕入れ方法は店舗によって異なりますが、一般的には市場や八百屋さんから仕入れたり、ネットや電話などで発注したりします。

仕入れる食材で味が決まったり、メニューが変わったりするので、重要な業務の一つです。食材を仕入れた後は、開店準備や仕込みを担当することもあります。見習いの調理師はサポートにまわることがほとんどで、ベテラン調理師が食材の仕入れや仕込みを担当することが多いです。

品質管理

品質管理は食の安全と品質を守るうえで、重要な業務の一つです。衛生の観点からはもちろん、味や栄養をはじめとした品質に関する幅広い観点から品質管理を行う必要があります。

料理の品質管理は調理師だけでなく、食事を提供する全ての方が行わなければなりません。しかし、味に関しては、調理師の技術に大きく左右される部分です。そのため、品質管理は調理師にとっても重要な業務の一つといえるでしょう。

衛生管理

食事を提供する者として、衛生管理は欠かせない業務の一つです。基本的に衛生管理は、以下の3つに分けられます。

  • 食材の衛生管理
  • 調理器具・設備の衛生管理
  • 従業員の衛生管理

いくら調理技術が高くお客様を満足させられても、上記を怠って食中毒を引き起こせば、調理師免許の停止措置になる場合もあります。

また、病院や介護施設などでは、食中毒によって利用者様の命を脅かす事態にもなりかねません。食事をする全ての方が安心して楽しめるように、徹底した衛生管理が必須です。

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3.志望動機の例文|職種・就職先別

調理師の志望動機は、就職先でも書き方が異なります。なぜなら、働く場所によって調理師の役割が少し違うからです。ここでは、就職先別の志望動機の例文を紹介します。

老人ホーム

老人ホームで働く調理師は、利用者様の健康状態に合わせた食事を提供するのがポイントです。そのため、飲食店のように決まったメニューを作るのではなく、一人ひとりに合ったメニューを考えなければなりません。この特徴を考慮して志望動機を作成しましょう。

【例文】


「高齢者の健康を食で支えている貴施設で働きたいと思い応募しました。
私が小学生の頃、祖母が老人ホームに入所していたのですが、その際の食事が四季を感じる食事だったり誕生日に特別なメニューを作ってくださったりと大変感動したのを覚えています。
貴施設では、健康に配慮した食事を提供しながら、ベジタブルメニューや薬膳料理など、他の施設では提供していない食事を実現している点に魅力を感じました。
高齢者の健康に興味があり、栄養学なども勉強中です。入社後は利用者様一人ひとりに笑顔になってもらうような食事を提供したいと考えております。」

飲食店

飲食店の場合は、お客様の注文に合わせて食事を提供します。とにかく多くのお客様に食事をしてもらうことが目的です。数多くある飲食店の中で、なぜその店舗なのか具体的な内容を書きましょう。

【例文】


「貴社は料理の質だけでなく、内装、接客、食器、空間、全てにおいてこだわりがあり、自分も働きたいと思い応募しました。
両親が飲食店を営んでいることもあり、私も将来自分のお店を持つことを目標にしています。将来の目標を叶えるために、日本食レストランで3年ほど修行し、技術を習得しました。

実際に貴社で食事をした際には、今まで経験したことがないおもてなしに感動しました。
日本食レストランの中でも細部までこだわっている貴社の一員として、自分の経験を活かして多くのお客様を笑顔にしたいと考えております。」

ホテル

ホテルは飲食店とは異なり、コース料理やビュッフェスタイルなど、多様な形で食事を提供します。

【例文】


「大学生の頃、祖母の誕生日祝いで貴社に宿泊した経験があり、ライブキッチンに大変感動した経験から貴社で働きたいと思い応募しました。
私は鉄板焼きのお店で3年ほど勤めていましたが、調理している工程をぜひお客様にも見ていただきたいという思いがありました。

鉄板焼きは視覚と味覚といった五感を刺激する料理なので、五感でお客様に楽しんでもらう貴社の姿勢に深く共感しています。
入社後は、ライブキッチンで多くのお客様に喜びと感動を与えられる食事を提供し、将来的には料理長を目指していきたいと考えております。」

給食センター

給食センターの特徴は、一度に大量の食事を作ることです。学校の給食や病院食、企業の社員給食などを担当します。

【例文】


「私は貴社の、給食センターとしてフードロス削減の取り組みを最前線で行っていることに関心を抱いて応募しました。
私は以前、パートタイムで学校給食の調理補助として勤めていた経験があります。そこでは、大量のフードロスが発生しており、なんともいえない気持ちになりました。
貴社では、子どもたちに美味しい食事を提供しながら成長をサポートし、フードロスについても一緒に取り組みたいと思っております。」

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4.調理師の志望動機NG例

まずは調理師の志望動機NG例をみていきましょう。

【NG例文】


「調理スキルを高めたいと思い応募しました。 貴社では、フランス料理店で30年以上経験がある〇〇さんが在籍し、その調理スキルを学びたいと思っております。

私は料理を作るのが好きで、友人・家族に料理を振る舞ってきました。もっと多くの人に喜んでもらいたいという願望があり、調理師を目指しています。

貴社では研修制度も整っているので、ここでなら自分のスキルも上達すると思いました。 入社後は多くの知識や技術を吸収して、一人前の料理人になりたいと考えております。」

この志望動機例は、とにかく自分本位な内容になっています。採用側にメリットを感じさせない志望動機のため、採用につながる志望動機は言い難いでしょう。

本記事でも解説したように、「具体的な応募理由」「調理師としての将来像」「今まで培ってきた知識や技術」を盛り込むことが大切です。調理師の現場は大変な面も多いので、自ら学ぶ姿勢のある方が採用されやすいといえるでしょう。

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5.調理補助師と調理師は同じ志望動機でいい?

調理補助でも、調理師と同じような形で志望動機を書いても問題ありません。ただし、調理補助は調理のサポートをする仕事なので、その旨を書くとより好印象を残せます。

また、働く場所によっても調理補助の仕事内容は異なるため、求人情報をよくチェックしておきましょう。職場によっては、調理補助である程度経験を積んでから、メインの調理担当になるケースもあります。

自分がどの職場に就職し、どういった仕事内容なのかを把握してから志望動機を作成するようにしましょう。

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6.まとめ

調理師の志望動機では、その応募先への「志望度の高さ」を採用担当者はチェックしています。志望動機は調理師が働く職場によっても異なります。

老人ホームや飲食店、ホテル、給食センターなどさまざまな場所で活躍できますが、それぞれに合った志望動機を書かなければなりません。

志望動機を書く際は、

  • 応募理由を具体的に伝える
  • 調理師としてどのような将来を考えているかを伝える
  • 今までに培った知識や経験が活かせることを伝える

これらのポイントを押さえて志望動機を書くと、採用担当者に熱意が伝わる履歴書を作成できるでしょう。

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2022年4月よりセカンドラボ株式会社に入社。主に病院を中心に医療介護向け求人メディア「コメディカルドットコム」の営業・採用課題のサポートを行う。

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