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看護師の服装が与える印象とは?色の持つ効果や人気のスタイルを大公開!

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投稿者:加藤 直也

看護師の服装といえばワンピース型の白衣をイメージする人が多いのではないでしょうか?ところが近年、看護師のユニフォームは実用性の高いパンツスタイルが主流となっています。色もピンクや水色、ネイビーなど白以外のものが増えています。今回は看護師の勤務時や通勤時の服装について解説していきます。

目次



1.看護師の服装の今と昔

昔はワンピース型の白衣にナースキャップが当たり前でした。しかし、現在ナースキャップはほとんどの医療機関で廃止されています。白衣もパンツスタイルが主流となりデザインも様々です。どうして看護師の服装は従来のスタイルから変化していったのでしょうか。その理由をまとめてみました。

ナースキャップが廃止されている理由

衛生上の問題

ナースキャップは形を維持するために糊付けされているのですが、その糊に細菌やウイルスが付着してしまうそうです。ナースキャップはユニフォームのように毎日交換するものではないので、そこから細菌やウイルスが繁殖し病気の感染源になる恐れもあるため廃止する流れとなりました。


そもそも被る必要がない

ナースキャップは頭に載せてピンで留めているだけなので、手術用キャップのような実用性はありません。むしろ、点滴台やカーテンに引っかかってしまったりと業務に支障があり、着けなおすのも手間がかかります。なので、実際に働く看護師からするとあまりナースキャップを被る必要がないように感じていたようです。


男性看護師の増加

以前は看護婦という呼び方をしていたように看護師は女性の職業といった認識がありました。しかし、1985年に制定された「男女雇用機会均等法」により「看護師」という呼び方が生まれ、看護師は女性だけの職業ではないという考えが広まりました。男性看護師が増えたこともナースキャップが廃止された要因の一つと言われています。


看護師のユニフォームの変化

ワンピース型からパンツスタイルへ

男性看護師の増加はナースキャップの廃止だけではなく、ユニフォームにも変化をもたらしました。男女の区別をなくすため女性の看護師にもパンツスタイルが取り入れられるようになったのです。看護師は基本的に立ち仕事が多く、業務によっては足を開いて力仕事を行うこともあり、動きやすいパンツスタイルは一気に広まりました。スカートの場合、ストッキングの着用が必須となるので伝線を気にする必要がなく、露出のないパンツスタイルが人気なのも納得ですよね。


ナースシューズの変化

ユニフォームの変化に伴い、ナースシューズも変化しました。ワンピース型のユニフォームが主流だったころはサンダルタイプがほとんどでしたが、パンツスタイルが広まるとスニーカータイプの人気が高まります。スニーカータイプは動きやすさや疲れにくさはもちろん、足全体を包んでくれるので、落下物や液体の飛沫からも足を守ってくれます。すでに総合病院や大学病院など大きな病院ではサンダルの使用が禁止されています。


様々なデザインや色のユニフォームが採用されている

このように時代と共に様々な変化があった看護師のユニフォームですが、現在はカラーバリエーションが豊富で形も様々です。さらに、デザインだけでなく機能面での進化も進んでいます。次は代表的な看護師のユニフォームのデザインや色について見ていきしょう。


2.看護師のユニフォームの種類と特徴

ワンピースタイプ

看護師の王道スタイルの白衣です。Aラインのワンピースは上品で女性らしい印象を与えてくれます。医療現場ではパンツスタイルが主流になっていますが、現在は美容クリニックやエステサロンで制服として採用されていることが多いです。


ツーピースタイプ

上下で分かれているパンツスタイルの白衣です。パンツスタイルですが、襟付きなのでカジュアルになりすぎず上品で優しい印象のある白衣です。スッキリとしたシルエットで着る人を選びません。


スクラブ

近年、医療現場で人気が高まっているのがスクラブタイプのユニフォームです。ごしごし洗うという意味の「scrub」が語源の通り、素材が丈夫で強く洗っても傷みにくいのが特徴です。もともとは手術着として使われていましたが実用性の高さから多くの医療現場で採用されています。カラーバリエーションが豊富でカジュアルな雰囲気のスクラブは患者さんにとっても親しみやすいデザインとなっています。


ケーシー

立ち襟がついていて肩でボタンを留めるタイプのユニフォームです。動きやすさを追及したデザインで看護師以外にもリハビリスタッフや医師に人気があります。シンプルなデザインできちんとした印象を与えてくれるので着用する人の性別や年齢を問いません。名前の由来は1960年代にアメリカで放送された医療ドラマの主人公「ベン・ケーシー」からきているそうです。


3.人気色と色の持つ効果とは

白には清潔・純粋・信頼といったイメージがあり、汚れも目立つので清潔を保つためにも医療現場では白色のユニフォームが採用されていました。ですが、近年白以外の色を採用する病院も増えてきています。


白以外の色が増えた理由

スクラブの流行により白以外の色を導入する病院が増えました。しかし理由はそれだけではありません。病院に白色のイメージが定着してしまったことで、白衣を見るだけで血圧が上がってしまう「白衣性高血圧」が問題になったことも一つの要因です。少しでも患者様の緊張感を和らげようと白以外の色のユニフォームを採用する病院が増えました。


人気色

色ひとつで気持ちや雰囲気が変わり、健康状態にも影響を与えることがわかり、色の持つ力に注目する病院が増えました。人気色とその色の持つ効果を紹介します。


一番人気はやはり定番の白のようです。理由としては「清潔感がある」「無難だから」といった意見が多いです。白はすべての色の中で一番明るく、清潔感があり、自然治癒力を高めてくれる色です。多くの医療機関で取り入れられているため先述したような問題が起こってしまいましたが色本来の持つ力としては医療機関に最も効果的な色と言えるでしょう。


ピンク

女性らしく華やかな印象のあるピンクの人気のカラーです。リラックス効果が高く、患者様によっては白よりもピンクの方が好感が持てるという人もいるようです。色の印象から女性スタッフのみ着用することが多いので、産婦人科や美容クリニックなどで採用されるケースが多い色です。


ネイビー

ネイビーなど青系の色には集中力を高める効果やストレスを緩和する効果があります。また、寒色系の色は引き締まって見えますし、性別を問わず着用できるのも人気の理由です。ただ、落ち着きや冷たさを感じさせる色のため小児科や精神科には不向きです。


一般的に手術着には青系の色が採用されています。これは色の補色を軽減させるためと言われています。ある色をずっと見ているとその色が目に残り、視線を外すとそれまで見ていた色の対象色が見えてしまうという現象が起こります。これを「補色残像」と言います。


手術中医師や看護師は血液の赤色を長期間見続けることになります。そうすると、赤の補色である青緑色の残像が残ってしまうので業務に支障が出ないよう手術着は青系の色が採用されているのです。


4.ユニフォームを選ぶ際のポイント

ユニフォームは毎日着るものなので、機能性はもちろんですがデザインなどもこだわりたいですよね。お気に入りのユニフォームは仕事に対するモチベーションも上がります。具体的にどのようなことに気をつけたら良いのでしょうか?勤務先によっては色や形が指定されているケースもあるので事前に確認しておくことが大切です。


色で選ぶ

色の持つ力について説明しましたが、色の効果はユニフォームを選ぶ際に意識したいポイントのひとつです。単なる自分の好みで選ぶのではなく働く環境や与えたい印象に合わせて選ぶことが大切です。病院によっては勤務帯ごとにユニフォームの色分けを行うこともあるようです。色を分けることで本来の勤務時間に働いているのか、残業をしているのかがひと目でわかるようになり、残業時間の削減に効果があるそうです。


機能性で選ぶ

毎日着用するものなので着心地やお手入れのしやすさはユニフォームを選ぶうえで重要なポイントです。看護師は病院内の移動や患者さんの介助など様々な動作を行うので伸縮性のあるものを選ぶと働きやすさは抜群です。また、夜勤など長時間も勤務がある場合は速乾性や防臭機能のあるものを選ぶと不快感を感じることなく勤務できるのでおすすめです。他にもUVカットや形態安定加工などがあるので自身の働き方に合わせて選ぶと良いでしょう。


デザインで選ぶ

人気のスポーツブランドやアパレルブランドからもユニフォームが発売されています。細部までこだわったデザインは勤務中でもおしゃれを楽しみたい看護師さんに人気があります。他にも着脱がしやすいデザインや、機器や小物を持ち歩くことの多い看護師のためにポケットの数や大きさにこだわったデザインなどがあります。


5.看護師の通勤服

職場でユニフォームに着替えるので通勤時は私服です。通勤時の服装にもルールがあるのでしょうか?実際に働く看護師の意見を参考に適した服装を見ていきましょう。


規定に有無は勤務先によって異なる

通勤時の服装については勤務先によって様々です。勤務中はユニフォームに着替えるから勤務時の服装は自由というところもあれば、出勤時や退勤時に患者さんや面会に来たご家族の目につくことからラフすぎる恰好は禁止されていることもあります。また、車通勤か電車通勤かによっても変わってくるようです。


ポイントは着替えやすさと清潔感

看護師に限らず身だしなみとして清潔感は大切です。汚れているいないではなく、寝ぐせがついていたりヨレヨレな服を着ていたりすると不潔な印象を相手に与えてしまうので最低限のマナーとして気をつけるようにしてください。


実際に働く看護師の意見として多かったのは着替えやすさです。楽なのにきちんと感のあるキレイ目カジュアルの人気が高く、通勤服でも手を抜きすぎない看護師が多いようです。


避けたほうが良い服装

基本的には社会人としてふさわしい服装をしていれば問題はありません。通勤時の服装に規定がある場合もスーツを着なければならないなど固いものではなく、ラフになりすぎないようにしましょうといった程度です。


ラフすぎる服装以外にも露出の多い服や個性の強い服装は避けるようにしましょう。ファッションの好みは自由ですがあくまでも通勤のための服装であることを忘れないでください。最近は安くておしゃれなファッションブランドも増えています。お気に入りのブランドを探してみてはいかがでしょうか? 「通勤服はできるだけ楽したい」という人もいれば、「通勤時もおしゃれを楽しみたい」という人もます。考え方は人それぞれですが手を抜きすぎるのもキメすぎるのも良くありません。


面接時の服装

ユニフォームに着替えて働く看護師の場合、ビジネススーツを持ち合わせていないことも少なくありません。面接の直前で何を着ていけば良いのか困ってしまうなんてことがないよう、面接時に好印象な服装を紹介していきます。


女性編

必須という訳ではありませんがスーツが無難です。ですがリクルートスーツは新卒のイメージが強いので第二新卒以上であれば避けたほうが良いでしょう。スーツを着る機会がほとんどないのであれば面接のために一式揃える必要はありません。シンプルなブラウスにジャケットなどある程度きちんとした服装であれば全く問題はありません。下半身はひざ丈のスカートか、すっきりとしたシルエットのパンツがおすすめです。


男性編

男性の場合はスーツが一般的です。色はブラックや紺色などダークカラーを選ぶようにしましょう。明るい色は軽い印象になってしまうので面接には不向きです。ワイシャツは白を着るのが無難で、デザイン性の強いものやラフな印象のポロシャツは避けたほうが良いでしょう。ネクタイはワンポイントとして唯一明るい色が許されるポイントです。ですが常識の範囲内で派手になりすぎないようにしてください。


場合によっては「自由な服装でお越しください」と言われるケースがあります。どこまで自由な服装が許されるのか悩んでしまいますよね。ですが、そういった場合でも上記のようなスーツやオフィスカジュアルな服装が好ましいので、私服で面接に行くのは避けましょう。

スーツ姿の女性

面接の時に企業から見られている服装はココ!面接マナーについて徹底解説!

面接時に求められるマナーは思いの外多いです。気を使うところですが、社会人であれば誰もが求められることばかり。

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まとめ 働き方に合わせた服装を

いかがだったでしょうか。ユニフォームから通勤服まで看護師の服装についてまとめてみました。


時代の変化とともに看護師のユニフォームにも変化が訪れました。どんなユニフォームを採用しているかは病院によって異なります。「ユニフォームにこだわりたい」という方は病院選びの際にユニフォームにも注目してみると良いかもしれません。好みのスタイルが見つかるかもしれません。


また、勤務中だけでなく通勤時にも看護師であることを忘れないでください。途中で患者さんに会うことも考えられます。ラフな服装でも問題はありませんが清潔感のある服装を心がけましょう。

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