面接の時に企業から見られている服装はココ!面接マナーについて徹底解説!
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面接時に求められるマナーは思いの外多いです。気を使うところですが、社会人であれば誰もが求められることばかり。
面倒であっても、ここで紹介することをよく理解し、細かいところまで気を配ることで、面接官に良い印象を持ってもらえるようにしましょう。


1.身だしなみについて
面接時のマナーとして代表的なものは身だしなみです。身だしなみには下記のようなことが挙げられます。
・靴の手入れはされているか?
・髪型はきちんとセットされて清潔感があるか?
・爪は整っているか?
・華美な時計はつけていないか?
・バッグはどのようなものを持てばいいのか?
・ネクタイの汚れや曲がりはないか?(男性)
・髭はきちんと剃られているか?(男性)
・化粧は派手になっていないか?(女性)
・必要のないアクセサリーをつけていないか?(女性)
スーツやシャツはクリーニングに出しているか?
きちんとした格好のために、面接時に着用する服装はクリーニングにだしておきましょう。特にスーツやシャツにシワがあると、清潔感がなくなりマイナスとなってしまいます。
いくら上等なものでも、印象の悪化は避けられないでしょう。ちょっとしたところで手を抜くよりも、少しの手間をかけてイメージをよくすることが大事です。
靴は手入れされているか?
案外盲点になってしまうのが靴足元です。「面接官は見ていないだろう」という考えは大きな間違いです。洋服だけでなく、靴が手入れされているかどうかは何気なく観察されています。汚れていれば、面接官は良い印象を持ってはくれないでしょう。わざわざ新調する必要はありませんが、あらかじめ磨いておくなどの手入れが必要です。
女性の場合、靴の種類についてはベーシックなパンプスが無難でしょう。ヒールが極端に高いものなどは避けたほうが無難です。男性の場合はレザーで紐靴タイプのビジネスシューズをおすすめします。
レザーでもスウェードやヌバックの靴はカジュアルになるので要注意です。
髪型はセットされているか?
男性女性問わず髪型は印象を左右する大切なポイントです。
男性の場合は長髪や茶髪は避けましょう。なるべくさっぱりしたヘアスタイルにしておくほうが、面接官に清潔感を持ってもらえます。
女性の場合は髪が長い場合は、アップにしてヘアアクセサリーで止めておきましょう。その際、ヘアアクセサリーはなるべく地味なものが無難です。
手入れのされていない髪型は、だらしない印象を与えてしまいます。また前髪が長すぎると面接官に暗い印象を与えてしまいますので整えておきましょう。
爪の手入れは大丈夫?
爪の手入れもチェック項目の一つです。医療系の転職の場合、爪が清潔であるかどうかは大切なことです。医療機関に勤務していた人ならば、清潔な爪の手入れは身についていると思いますが、爪が汚れていたり伸びていたり、また派手なネイルが施されていたりしてはいけません。
せっかく面接にこぎつけたのですから、細かいところで悪い印象を与えてしまうことは惜しいことです。爪の手入れもきちんとしておきましょう。
腕時計は控えめなものか?
腕時計もなるべく派手なものは避けましょう。例えばゴールドものであるとか、あからさまなブランド品など、必要以上に華美なものは、面接官にいい印象を与えません。面接では腕時計だけでなく全体的に華美なものを身につけると、面接官の印象は悪くなってしまいます。
また職場にそぐわない派手な腕時計はビジネスマナーをわきまえていない人、という印象を与えることにもなります。その点ではキャラクターものの腕時計も避けたほうが無難ですね。面接時の持ち物はなるべく良識的な雰囲気を醸し出す工夫をしましょう。
バッグやかばんはどのようなものを?
バッグやかばんも面接時には気をつけたいアイテムです。腕時計と同様に、バッグやかばんも派手な色のものやブランド品は避けたほうが無難です。またトートバッグやリュックもカジュアルすぎる印象を与えてしまうので避けましょう。
新卒ではないのだからそこまでしなくても良いのではないか?と考える人もいます。しかし、あくまでも仕事のための面接ですので、最低限のビジネスマナーは守る必要があります。ですから面接時に適当なバッグやかばんは、シンプルなデザインで機能的なものを選びましょう。
女性の場合、小さなバッグを好みがちですが面接時に資料をもらうこともありますので、大きさはA4サイズの用紙が入る大きさのものが良いでしょう。
ネクタイの汚れや曲がりはないか?(男性)
転職の面接の際に、特に言われていなくても男性はネクタイ着用がマナーです。ネクタイのデザインとしては、単色のものを選び派手な模様は避けたほうが無難です。また汚れているネクタイは避けましょう。医療機関への就職ですから、不潔な印象を持たれるのは致命的です。
ネクタイを締める際は、曲がったりしないように気を付ける必要もあります。身だしなみとしては、雑な印象を持たれてしまうと不利になりますので注意しましょう。
髭を剃っているか?(男性)
男性の場合、特に注意したい点に髭があります。髭をきちんと剃っておくことは基本です。面接の日は念入りにひげ剃りをしておきましょう。
化粧は濃すぎないか?(女性)
女性は化粧の濃さにも気を付けましょう。化粧自体はマナーの一つですが、やりすぎは禁物。特にアイメイクやリップのメイクが濃すぎると面接官に悪い印象を持たれがちです。なるべくナチュラルメイクを心がけて面接に臨みましょう。
アクセサリーにも気をつけましょう!
アクセサリーは特につける必要はありません。もし何かつけるとしても、清潔感を崩さないように、派手な見た目のものは避けましょう。面接官にTPOをわきまえない人という印象を持たれてしまっては、元も子もありません。
あくまでも仕事のための面接試験です。プライベートではOKな身だしなみでも、面接では控えたほうが良いでしょう。
2.面接中のマナーについて
面接中にも忘れがちなマナーがあります。身だしなみはあらかじめ整えておけば安心ですが、面接中は相手がいますから、臨機応変な態度が求められます。リラックスした中にも緊張感を持って面接に臨みましょう。
面接は訪問先に着いたときから始まるといわれています。訪問時からどのように振る舞えばよいのかを、新卒採用のときのことを思い出してみましょう。
・目線と姿勢
・声のスピードとボリューム
・言葉遣い
・その他に気を付ける点
入室前の準備
会場には面接時間の5分から10分前につくようにしましょう。遅刻はもちろんNGですが、早く行き過ぎても先方が準備中であれば、迷惑行為にあたります。
面接会場に着いたら、洗面所によってメイクを直したりヘアスタイルのチェック、洋服の着崩れなどをチェックすることも必要です。ほかにも冬に行われる面接の場合、コートを着て会場に向かう際は建物に入る前に脱いでおく、といったことも気をつけるべきことの一つだったりします。
目線と姿勢
面接が始まったら、まずは目線と姿勢に気を付けましょう。面接に限りませんが、相手の話を聞くときや質問に答えているときにはきちんと相手の目を見て話すことが大切です。
目線をあちらこちらに移動させるような話し方では、集中力に欠けると思われてしまいます。面接官は志願者がどれくらい自分の職場で働く意欲があるかをみているのです。気を散らすことなく、相手の目をみて誠実に答えましょう。
また同様に、姿勢にも気をつけなくてはなりません。浅く腰掛け、背もたれによりかかることはNGです。だらしない印象を与えてしまいます。
他にも男性によく見られる癖が貧乏ゆすり、女性の場合は髪をいじったり、足を組むなどの癖は厳禁です。普段無意識にしている場合は、特に気をつけましょう。
声のスピードとボリューム
原稿をあらかじめ用意していても、本番はつい早口になってしまう人がいます。面接は落ち着いた対応を心がけましょう。部署にもよりますが、医療現場は忙しいだけでなく様々な判断をしなければならないケースもたくさんあります。
その際にも落ち着いた対応が出来るスタッフを面接官は望んでいるのです。ですから面接が始まったら、何を聞かれてもゆっくりと落ち着いて質問に答えましょう。
また声のボリュームに関しては、はっきりと相手に伝わる大きさで話します。忙しい職場では、一度で伝わる話し方が求められます。しっかりと相手に伝わる声量で、慌てずに受け答えをしましょう。
言葉遣い
面接では言葉遣いにも気を付けましょう。たまに知らず知らずのうちに不快な言葉遣いをしてしまうことがあります。会話をすこしでも気持ちよく進めるためには、正しい言葉遣いが必要です。
特に注意しなければならない点は、尊敬語と謙譲語の使い方です。尊敬語や謙譲語は使い方を間違えると、相手に不快感を与えてしまいます。無理に尊敬語や謙譲語を使おうとせずに、違和感のない会話を心がけましょう。
また会話が盛り上がっているからと言って、つい失礼なことを言ってしまうという失敗も多くの人が経験しています。言葉遣いに気をつけ、面接官に良い印象を持ってもらえるように、気を抜かないで本番に臨んでください。
その他に気をつける点
面接中は携帯電話の電源は切っておきましょう。これを忘れてしまう人は案外多いのです。携帯電話の呼出音は、会話に水をさしてしまったり集中力が途切れたりします。
また面接中にお茶などを出してもらった際は、いただきますと一言添えてから口にしましょう。面接が終わってもすぐにリラックスすることはNGです。職場周辺には、在籍している人や関係者がいる場合が多いからです。
家に帰るまでが採用試験だと思って、気を抜かないようにしましょう。
3.まとめ
転職活動はいろいろな点に気を使わなければなりません。ですが、新しい職場に就職したいという気持ちがあれば、頑張れるはずです。努力した分結果が出たときの喜びも大きくなります。希望の職場で働くことを思い描き、厳しい転職活動を乗り切ってください。
