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【保育士の職務経歴書】項目別書き方・ポイントを徹底解説!

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投稿者:森島 瑞紀

保育士の転職の際にも、履歴書と同じく必要となってくる「職務経歴書」。

職務経歴書は保育士としての経験やスキルをアピールする書類で、初めて転職活動をする人や前の転職活動から時間が空いている人で、「書き方がわからない!」「何を書けばいいの?」などわからないことが多く、お困りの人も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、職務経歴書の書き方を項目別に説明していきます。また、採用担当者からの目線で、どこに注目して書類をチェックしているかもご紹介します。

本記事を読むことで、採用側に好印象を与える職務経歴書の書き方がわかり、書類選考の通過率がグッと上がるでしょう。

目次



1.そもそも職務経歴書とは?

「職務経歴書」とは、これまでの業務経験や入社後に活かせる知識、スキルを記載する書類のことです。転職活動の際には、履歴書と一緒に職務経歴書の提出が求められるでしょう。履歴書は氏名や住所・学歴などの基本情報、志望動機や保有資格を採用側がチェックします。


職務経歴書では、これまでどのような経験を積んできたかを履歴書よりも具体的にアピールできます。面接は職務経歴書をもとに進行していくため、面接での質疑応答をイメージしながら記入するとよいでしょう。また、文章を書く際には「簡潔でわかりやすく」することが重要なポイントです。


2.項目別の書き方説明

ここでは、実際にサンプルで作成した職務経歴書を使用し、項目別での書き方をご紹介していきます。お手元に職務経歴書を用意して、一緒に見ながら進めていきましょう。



①基本情報(日付・住所・名前・電話番号)

日付を記入する際には和暦で書くか西暦で書くかも含めて、履歴書と職務経歴書の日付は統一します。日付には投函日を記載し、手渡しで書類を提出する場合は提出日を記入するのが一般的です。住所は省略せず都道府県名から記入し、建物の名称や部屋番号もすべて記入します。


氏名に関しては、苗字と名前の間に必ずスペースを入れましょう。電話番号は採用担当者からの連絡をいつでも取れる番号にするとよいです。指定があれば、普段使っているメールアドレスを記入します。


②職務概要

職務概要は、これまでの経験や職歴について記載する項目です。ポイントとしては、簡潔にまとめて200〜250文字程度を目安に書くと、スッキリとした見やすい文章になります。また、次の項目で書く「職務経歴」のあらすじをイメージしながら作成すると書きやすくなるでしょう。


③職務経歴

職務経歴は在籍した園ごとに作成する必要があります。下記の項目ごとに見ていきましょう。


  • 期間:在籍した期間を記入し、和暦・西暦は統一します。

  • 勤務先名:園の名前は省略せずに正式名称で記入しましょう。

  • 事業内容:その園が行っている事業について簡潔に記入します。

  • 雇用形態:正社員・契約社員・パートなどを記入する欄です。

  • 配属ポジション:自分がその園で任されていた業務を簡潔に記入します。クラス担任を受け持っていた場合は、◯歳児クラスと何名の園児がいたかを記入するのが一般的。

  • 業務内容:在籍中にどのような業務を行っていたかを記入します。長々とは書かず、簡潔に、箇条書きで記入することがポイントです。

④取得資格・免許

ここでは、持っている資格・免許を記載します。資格の名称が法改正などによって変わっている可能性もあるため、必ず最新情報を調べたうえで記入しましょう。


今後資格を取得する予定がある場合は、「令和◯年 ◯月 ◯◯資格 取得見込み」と記入するとよいです。また、保育の専門学校や大学などに在学中で、卒業と同時に資格を取得できる場合は、上記の形で記入すれば問題ありません。


⑤得意分野・スキル

取得資格・免許の項目で書くことができなかったアピールポイントはここで記入します。箇条書きで記入し、得意な理由やどのくらい得意なのかを記入すると採用担当者により伝わりやすくなるでしょう。音楽や料理、絵画など保育士につながるようなスキルは、しっかりと記入してアピールするのが大切です。


⑥自己PR

自己PRは、職務経歴書の中で「最も重要な項目」です。採用担当者が一番注目しているポイントともいえます。文字数は、300〜400字くらいにまとめるとよいでしょう。300〜400字のなかで、自分を最大限アピールできる文章を考えることが重要です。そのためには、自分の強みや過去の経験が園でどのように活かせるかを記入しましょう。


自己PRで悩む方は、後述している【5.自己PRの書き方紹介】を参考にしてください。


履歴書の書き方を学びましょう

履歴書は書類選考として応募後に求められる場合もございますし、面接時に持参する場合もございます。基本的に手書きの履歴書を求められると

詳細を見る

3.職務経歴書作成時のポイント

ここでは、良い職務経歴書を作成するためのポイントを下記の4つご紹介します。


  • 今までの経験やスキルが具体的に記入できているか
  • 面接をイメージして記入できているか
  • 文章は簡潔で分かりやすいものになっているか
  • 応募先の求める人物像とマッチしているか

今までの経験やスキルが具体的に記入できているか

職務経歴書は自分がどういう人間で、どのような経験を積み、どんなスキルを持っているかをアピールする書類です。具体性に欠ける内容では、せっかくの経験やスキルも伝わりづらくなってしまいます。


そのため、採用担当者が職務経歴書を読んだときに、今後の活躍がイメージできる書類にすることがポイントです。「過去に◯◯を経験してきた実績があるので、◯◯に貢献できます」といったように、具体的に書くと良いでしょう。内容を具体的に記入するためには、自分のこれまでの経験やスキルを職務経歴書の作成前に振り返っておくことが重要です。


面接をイメージして記入できているか

一般的な面接では、履歴書と一緒に職務経歴書の内容をもとに質疑応答が進んでいきます。そのため、採用担当者がどのような質問をしてくるかをイメージしながら記入することがポイントです。面接をイメージしながら記入することで、職務経歴書がより具体的になり、面接に落ち着いて挑めるでしょう。


文章は簡潔で分かりやすいものになっているか

職務経歴書は、面接時に提出を求められることがあります。そのため、採用担当者がその場で読んでも見やすく、分かりやすい内容にしなければなりません。採用担当者は、多くの業務をこなしながら求職者の職務経歴書を見ているため、長々とした分かりづらい文章では印象が悪いです。


分かりやすい文章とは、


  • 一文を長くしすぎない
  • 要点を絞って簡潔に書く
  • 箇条書きを活用する
  • 抽象的な表現ではなく具体的に書く

これらを意識して書くと、相手に伝わりやすい文章になるでしょう。読み手を考えた分かりやすい職務経歴書を作成することが好印象に繋がります。


応募先の求める人物像とマッチしているか

どれだけ素晴らしい経歴やスキルを持っていても、応募先のニーズにそぐわなければ採用されない可能性もあります。応募先の園がどのような人物を求めているのか、職務経歴書を作成する前に把握しておくことがポイントです。


応募先のニーズを把握するために、求人情報や園のホームページなどに記載している情報を細かくチェックしておきましょう。応募先の求める人物像を把握することで、自分が打ち出すべきアピールポイントがわかってくるでしょう。


4.採用担当者が注目している点

ここでは、採用担当者が職務経歴書のどんな点に注目しているのか、「前職が保育士の場合」と「前職が保育士ではない場合」に分けて紹介します。


前職が保育士の場合

まずは前職でも保育士の場合、採用担当者がどの点に注目しているのか見ていきましょう。


どんな園で働いていたか

園によって特色は違うので、どのような園で働いていたかは採用担当者に必ず注目されます。事業内容などについて面接で聞かれることも想定し、以前勤めていた園の事業内容について再度調べておくとよいでしょう。


どのくらい働いていたか

これまで勤めていた園で、どのくらい働いていたかも必ず注目されます。長く働いてくれる人材かどうか、採用担当者が気になるポイントの一つです。働いていた期間が短いと面接時に理由を聞かれる可能性が高いので、なぜ短い期間で辞めるに至ったか回答を用意しておきましょう。


どのような業務を行っていたか

採用担当者は、求職者が入社後にどのように活躍できるかを想定しながら、職務経歴書を読みます。そのため、これまでどのような業務を行ってきたかは必ず確認されるポイントです。


業務実績に関しては、履歴書だけではわからない部分でもあるため、職務経歴書の中で特に注目されるでしょう。面接時にもこの部分を深掘りされることを想定して、面接をイメージして記入することをおすすめします。


どのようなスキルがあるのか

保育士として現場で活かせるスキルがどの程度あるかは、採用側が気になるポイントです。園が求める人物像に近いかどうか判断するための材料にもなるので、採用担当者はチェックしています。


面接でも質問されることが予想されるので、具体的に回答できるように準備しておく必要があるでしょう。


前職が保育士ではない場合

次に、前職が保育士ではない場合、採用担当者がどの点に注目しているのか解説していきます。


なぜ保育士になろうと思ったのか

前職が保育士ではない場合、「なぜ保育士になろうと思ったのか」が採用担当者が最も注目するポイントです。ここで回答に詰まってしまうと、採用担当者からの印象はよくありません。例えば、「子どもが好きだから」という理由だけでは、思いが伝わらないでしょう。


  • 子育ての経験がきっかけで目指そうと思った
  • 10歳離れた兄弟の面倒を見ていた経験がきっかけ
  • ◯◯のスキルがあり、子どものために活かしたいと思った

上記のように、自分がなぜ保育士を目指そうと思ったのか、具体的なエピソードを答えられるように準備しておきましょう。


保育士経験はあるか

前職が保育士ではない方の場合、「保育士経験はあるが一度保育士から離れた人」と「全く保育士の経験がない人」に分かれます。保育士の経験がある場合は、なぜ一度保育士から離れたのか採用担当者は注目します。


女性が多い職場なので、理由としては「結婚・育児」が多いです。他にも「異業種に挑戦したかった」など理由は様々です。面接でも深堀りされることを想定し、具体的に答えられる回答を用意しておくとよいでしょう。


いままでどのような職種を経験しているか

過去にどのような職種を経験してきているのかも、採用担当者が注目するポイントです。保育士と違う職種から転職した場合、「保育士を目指そうと思った理由」を採用担当者から質問されるでしょう。


自分が経験してきた職種や業務を説明しながら、その経験が保育士としてどんな風に活かせるかを説明できると印象も良くなります。


どのようなスキルがあるか

保育士としての実績がない場合は、保育士に活かせるスキルがどのくらいあるかを最大限アピールすることが必要です。例えば、「音楽のスキル」「絵画やものづくりなどのスキル」「読み聞かせなどのコミュニケーションスキル」などがあります。


面接でもスムーズに回答できるように、自分のスキルが保育士に活かせるかも踏まえながら回答を考えておくとよいでしょう。


5.自己PRの書き方紹介

自己PRは職務経歴書を作成する際によくつまずくポイントです。ここでは、自己PRでつまずかないためのポイントや例文をご紹介していきます。


そもそも自己PRとは?

自己PRとは、「自分が持っている強みを伝えること」です。よく志望動機と混同されがちですが、自己PRとは意味が異なります。志望動機では「応募先の園で働きたい理由」を述べ、自己PRでは「自分の強みがこのように活かせるから働きたい」といった理由を伝えます。


自己PRは、300〜400字でまとめることが一般的です。また、自己PRは職務経歴書の最後に書くことで締まった印象を与えることができ、一般的な形式ともいえるでしょう。


自己PRを書く時に抑えるポイント

自己PRを書く際には、自分の「経験」「性格」「特技」の3つの要素を入れるとより良い自己PRになります。また、3つの要素を入れる際には、前向きな文章にすることがポイントです。


ネガティブな言葉を使用してしまうと、採用担当者に暗い印象を与えてしまいます。


例えば、


  • 大雑把→おおらか
  • 仕事が遅い→仕事が丁寧
  • 飽きっぽい→様々なことに興味関心があるなど

上記のように、ネガティブな言葉をポジティブに変換することで、良い自己PRが書けるようになるでしょう。


自己PRの例文紹介

前述したポイントをしっかりおさえた上で、自己PRの例文を参考にしてください。


特技を活かした自己PR

私はこれまで、3歳児のクラスを担任していました。幼い頃から習っていたピアノの経験を活かして、毎日ピアノを使って子どもたちと一緒に遊んでいました。


子どもたちや保護者の皆さまからはピアノについてお褒めの言葉をいただく機会も多く、自分の特技であるピアノをもっと活かして保育に携わりたいと考えるようになりました。


貴園では、ピアノやその他の楽器を使って、子どもたちの感性を養う活動に力を入れていると伺っています。特技であるピアノを通して、子どもたちの感性を伸ばす保育を実践していきたいと思います。


経験を活かした自己PR

私は以前の職場で、園児が約200名いる大規模保育園で勤務していました。多くの子どもたちと関わることができる環境は日々刺激に溢れ、沢山の子どもたちの成長を近くで感じられることには常にやりがいを感じておりました。


ただ、保育士の人数も多いため、それぞれの意見がぶつかり連携が難しいことも多々あります。私はリーダーを務めた経験もあり、意見をまとめ、ほかの保育士との意思疎通を図ってきました。


そこで感じたのは、保育士同士の連携が必要不可欠ということです。そんな中で、保育士としての勤務歴も長くなってきた今、大規模保育園ではなく小規模保育園で、もっと他の保育士と密に連携を取りながら子どもたちの個性に寄り添った保育を実践したいと強く感じるようになりました。


これまでの経験を活かして、貴園でも職員間の連携を大切に、責任を持って子どもたちの個性に寄り添った保育をやり遂げられると思います。


ブランクを活かした自己PR

私は以前、保育士として働いておりましたが、出産を機に育児に集中するため、退職の道を選びました。ですが、親の立場を経験した今、改めて保育士に復職したいと強く感じるようになりました。それは私自身が保護者になったことがきっかけで、保護者にもサポートしてくれる人の存在が必要だと強く感じたからです。


想像していた以上に保護者は一人でやらなければいけないことも多く、なかなかサポートを求められる機会もありません。また、孤独や不安感を感じることも多いです。


保護者になる前の私は子どもたちの保育だけが保育士の仕事だと考えており、保護者のサポートまで手が回っていなかったと思います。ただ保護者経験のある現在の私なら、子どもたちに寄り添うだけでなく、保護者の皆さまにもより親身になってサポートできると考えております。


保護者の皆さまがより安心して子育てに向き合えるよう、過去の保育士としての経験と現在の保護者としての経験を活かし、貴園に貢献したいと思います。


6.まとめ

今回は、保育士が転職の際に必要になる職務経歴書の書き方をご紹介しました。まずは職務経歴書を書き始める前に、自分の経験やスキルを振り返ることから始めましょう。また、面接での質疑応答をイメージしながら書き進めるのがポイントです。


職務経歴書については、履歴書のように決まったフォーマットがないため、自分の書きたい内容に合わせて作成します。そのため、自分の魅力を最大限アピールできる職務経歴書の作成が、転職成功に繋がります。職務経歴書が完成したら終わりではありません。最後に、誤字脱字チェックは必ず行うようにしましょう。



セカンドラボ株式会社

URL:https://www.2ndlabo.co.jp

2022年1月よりセカンドラボ株式会社に入社。主に介護施設を中心に医療介護向け求人メディア「コメディカルドットコム」の採用課題のサポートを行う。

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