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調理師の年収を考える|食のプロの収入事情とキャリアパスを解説

  • 更新日
投稿者:小松 和貴

調理師として働く方の中で「ほかの調理師の年収が気になる」「年収が順調に上がる未来が見えず、不安」といった悩みを抱える方は多いのではないでしょうか。

本記事では、気になる調理師の収入事情を詳しく解説します。年齢・地域・職場別の平均年収はもちろん、収入の上げ方も5パターンご紹介!

調理師としての自分の現在地を把握できるだけでなく、ステップアップの道筋までも定められる内容となっておりますので、ぜひご一読ください。

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1.調理師の給料・平均年収|年収1000万は可能なのか?

結論から言うと、調理師でも年収1,000万円以上を稼ぐことは可能です。働く場所や持っているスキル、実績によっても収入は大きく異なります。

ここでは、調理師の具体的な年収や給料事情をパターン別で解説します。以下を読むことで、どのパターンに属せば年収を上げられるのかがわかるようになるでしょう。

男女別平均年収

厚生労働省が公表している調査資料によると、調理師の男女別平均給料は以下のようになっています。

平均月収

賞与

平均年収

男女計

260,600円

268,000円

3,395,200円

男性

304,500円

299,700円

3,953,700円

女性

203,700円

226,800円

2,671,200円

出典:出典:令和4年賃金構造基本統計調査

上表のとおり、男性の平均年収が約340万円、女性が約267万円です。男女で大きな差があることがわかります。

男性の給料の方が高い要因はいくつかありますが、一つにライフイベントが関係していると考えられるでしょう。女性は結婚や出産、育児などで調理師から離れることが多く、昇給率が男性よりも低くなってしまうことが関係していると予想できます。

年齢別平均年収

次に、年齢別で見た平均年収を下表でまとめました。

平均月収

賞与

平均年収

〜19歳

194,100円

43,700円

2,372,900円

20〜24歳

222,700円

168,200円

2,840,600円

25〜29歳

243,800円

273,500円

3,199,100円

30〜34歳

271,000円

288,700円

3,464,400円

35〜39歳

278,500円

316,100円

3,793,200円

40〜44歳

298,000円

343,700円

3,919,700円

45〜49歳

283,700円

289,500円

3,693,900円

50〜54歳

281,300円

342,800円

3,718,400円

55〜59歳

267,500円

332,700円

3,992,400円

60〜64歳

230,600円

188,300円

2,955,500円

65〜69歳

202,700円

74,800円

2,507,200円

出典:出典:令和4年賃金構造基本統計調査

30代後半から40代前半になると、給料は上昇傾向になります。30代になると料理のレベルも上がり、責任ある仕事も任されるようになるケースが多いからです。

40代からは現場の責任者の立場に就いたり、後輩の育成に携わったりするため、年収も高くなる傾向にあります。

規模別平均年収

次に、企業規模別での調理師の平均年収を見ていきましょう。

平均月収

賞与

平均年収

10人以上

260,600円

268,000円

3,395,200円

10〜99人

265,000円

231,200円

3,411,200円

100〜999人

244,900円

244,100円

3,182,900円

1,000人以上

277,100円

348,000円

3,673,200円

出典:出典:令和4年賃金構造基本統計調査

企業規模が大きくなるほど、年収も上がる傾向にあります。この傾向は他の職種も同様です。しかし、上の表にもあるとおり、100〜999人よりも10〜99人の規模の方が年収は高い傾向にあります。

そのため、「企業規模が大きいから年収も多くもらえる」とは言い切れません。特に小規模の飲食店などは賞与がない場合もあるため、慎重に検討する必要があるでしょう。

職場別平均年収

調理師は働く場所によっても年収が異なります。特に一流レストランや一流ホテル、開業シェフなど「その人にしかできない仕事」のレベルになると、年収1,000万円を狙うことも可能です。

ただし、年収1,000万円に到達する調理師は少数で、平均年収は300万円程度になるでしょう。求人情報の傾向を見ると、職場別では以下のような年収になっています。

飲食チェーン店 約250万円〜300万円
病院や介護施設、保育園など 約200万円〜350万円
宿泊施設 約250万円〜1,000万円
料理店 約250万円〜1,000万円
開業シェフ 約250万円〜1,000万円

飲食チェーン店や病院などは高年収を狙うことは難しいですが、福利厚生が充実している点は魅力です。

都道府県別平均年収

最後に都道府県別の平均年収を見ていきます。自身の住んでいる地域がどの程度の年収なのか参考にしてください。

平均月収

賞与

平均年収

全国平均

260,600円

268,000円

3,395,200円

北海道

213,100円

149,000円

2,706,200円

青森

237,400円

230,400円

3,079,200円

岩手

224,600円

268,900円

2,964,100円

宮城

259,300円

176,600円

3,288,200円

秋田

206,100円

205,200円

2,678,400円

山形

233,000円

306,200円

3,102,200円

福島

257,100円

194,700円

3,279,900円

茨城

240,000円

212,400円

3,092,400円

栃木

242,600円

238,300円

3,149,500円

群馬

262,500円

273,500円

3,423,500円

埼玉

290,500円

396,700円

3,882,700円

千葉

260,800円

299,700円

3,429,300円

東京

320,200円

311,500円

4,153,900円

神奈川

289,200円

277,400円

3,747,800円

新潟

242,200円

279,100円

3,185,500円

富山

259,100円

322,900円

3,432,100円

石川

262,200円

307,900円

3,454,300円

福井

274,200円

367,500円

3,657,900円

山梨

262,200円

248,600円

3,396,000円

長野

260,300円

234,800円

3,358,400円

岐阜

280,700円

360,400円

3,728,800円

静岡

252,100円

268,200円

3,293,400円

愛知

288,000円

335,500円

3,791,500円

三重

272,500円

241,700円

3,511,700円

滋賀

304,800円

404,800円

4,062,400円

京都

273,900円

210,900円

3,497,700円

大阪

283,600円

387,200円

3,790,400円

兵庫

263,200円

278,200円

3,436,600円

奈良

271,400円

309,900円

3,566,700円

和歌山

243,300円

322,000円

3,241,600円

鳥取

246,700円

293,900円

3,254,300円

島根

224,400円

323,600円

3,016,400円

岡山

273,300円

221,100円

3,500,700円

広島

255,400円

290,000円

3,354,800円

山口

229,800円

234,400円

2,992,000円

徳島

233,000円

334,200円

3,130,200円

香川

260,600円

280,000円

3,407,200円

愛媛

222,300円

205,500円

2,873,100円

高知

219,900円

357,900円

2,996,700円

福岡

253,100円

181,100円

3,218,300円

佐賀

218,000円

288,200円

2,904,200円

長崎

216,800円

219,200円

2,820,800円

熊本

230,500円

325,600円

3,091,600円

大分

237,000円

295,700円

3,139,700円

宮崎

211,500円

245,100円

2,783,100円

鹿児島

227,600円

340,600円

3,071,800円

沖縄

217,500円

198,600円

2,808,600円

出典:出典:令和4年賃金構造基本統計調査

都道府県別で見ると、東京都が最も平均年収が高く、秋田県が最も平均年収が低いことがわかります。

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2.調理師の仕事内容

調理師の仕事内容は、料理を作って提供することです。調理師が働く場所は多岐にわたり、飲食店やホテル以外にも、病院や介護施設、学校などさまざまな場所で活躍できます。

具体的な仕事内容は働く職場によって異なりますが、一般的には以下のとおりです。

  • 食材の準備
  • 仕込みの作業
  • 料理の作成
  • 盛り付け
  • 洗い物や片付け
  • 衛生管理
  • 食材の発注
  • 品質管理
  • 翌日の準備

ただ料理をつくって食べてもらうだけでなく、安全・安心が担保されてなければなりません。そのため、栄養や食品衛生に関する専門的な知識を活かして、料理をつくることも重要な役割です。

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3.調理師の年収中央値は低い?

結論から言うと、調理師の年収中央値(※)は低いといえます。

※中央値:データを大きさ順に並べたときに「真ん中にある値」のこと。全体を足して割る平均値と違い、より実際の数字に近いデータが得られる。

求人サイト「スタンバイ」によると、掲載中求人から算出した2024年2月時点での調理師の年収中央値は326万円です。一方で時期は少しずれますが、2023年末にdodaが登録者データから算出した日本全体の年収の中央値は360万円。全体の中央値が調理師の中央値を上回っています。

調理師の年収は働く場所や経験年数、役割などによっても異なります。しかし日本全体の年収と比較すると、調理師の年収は低いといえるでしょう。次の章で解説する、給料を増やすための方法を実践すれば、調理師でも日本全体の平均年収を超えることは可能です。

出典:doda|日本のビジネスパーソンの平均年収は? 平均年収ランキング(平均年収/生涯賃金)【最新版】スタンバイ|「調理師」求人の給与・年収・時給情報

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4.調理師の給料を増やすための方法5選

調理師の給料を増やすための方法として、以下の5つが挙げられます。

  • 経験やスキルをひきあげる
  • 専門的な資格を取得する
  • 給料交渉をする
  • 独立する
  • 転職する

一つずつ見ていきましょう。

経験やスキルをひきあげる

調理の現場は実力主義の世界なので、調理師としての経験やスキルがどのくらいあるかが大事です。しかし、料理の味が良ければうまくいく業界でもないのが、調理師の難しいところと言えます。

とはいえ、まずはスキルを磨く必要があるため、有名店で修行したり、1つのジャンルを極めたりして、誰にも負けないスキルを身につけることが大切です。

実際に20代という若さで有名レストランのシェフやオーナーシェフを勤めている方も存在します。すでに働いている店でも腕を磨けば、昇給の可能性は十分考えられるでしょう。

専門的な資格を取得する

調理師免許はもちろん、さまざまな専門的な資格を取得することで、給料が上がる可能性はあります。もちろん、何でも資格を取ればいいというわけではありません。

働く店でニーズのある資格を取得することが大切です。
例えば、フグを扱うお店であれば「ふぐ調理師免許」を持っていないと、ふぐを捌くことができません。

そのため、いい条件の求人が出ていても、専門的な資格を持っていなければ応募すらできない可能性もあるのです。自身が働きたいジャンルを見極め、そのニーズに合った資格を取得することが大切になります。

給料交渉をする

現在、働いている職場や内定をもらった職場に、直接給料交渉をするのも給料を上げる方法の一つです。ただし、経験や実績が伴っていないと難しい場合があるため、まずは経験やスキルをひきあげることから始めてみるのがよいでしょう。

経験やスキルをひきあげたうえで、どのような実績を残したのか具体的な材料があれば交渉がしやすいです。例えば、「オリジナルメニューが好評で売上アップに貢献している」「勤続10年」など、お店に貢献していることをアピールするとよいでしょう。

独立する

独立して自分のお店を持つことも、給料を大幅に上げる方法の一つです。年収1,000万円稼いでいる方も存在しますが、不安定な道であることは理解しておかなければなりません。

もちろんお店が軌道に乗り繁盛すれば、収入も期待できます。これまで培ってきたスキルや経験が活かされ、利益が増えればその分収入も増えていきます。

ただし、独立して開業するためには、開業資金や経営者としての知識とセンスも必要です。お店がなかなか繁盛せず、赤字になれば、負債を抱えるリスクがあることは理解しておきましょう。

転職する

条件の良い職場へ転職することでも、給料アップを狙えます。調理師は働く場所によっても、給与や待遇は大きく異なります。スキルや経験があれば、給料の高い一流ホテルや一流レストランで働くこともできるでしょう。

ただし、給料面だけで転職を決意するのはおすすめしません。精神的につらくなるほど業務量が多かったり、休日が極端に少なかったりなど、ブラックな労働環境を選んでしまうリスクもあるからです。

給料面だけでなく、福利厚生や仕事内容など総合的に判断して転職先を決めるのがよいでしょう。

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5.まとめ

調理師の年収は、日本全体の年収から見ると低い水準です。しかし、中には1,000万円以上稼ぐ方も存在します。

調理師の年収を上げる方法として、

  • 経験やスキルをひきあげる
  • 専門的な資格を取得する
  • 給料交渉をする
  • 独立する
  • 転職する

などが挙げられます。ただし、給料面ばかり見てしまうと、調理師としてのやりがいや目標を犠牲にしなければならないこともあるでしょう。

調理師の年収は働く場所によっても大きく異なるので、自身の目的に合った転職先を探してみてはいかがでしょうか。

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セカンドラボ株式会社

URL:https://note.com/2ndlabo/n/n6565a29f667f

2022年4月よりセカンドラボ株式会社に入社。主に病院を中心に医療介護向け求人メディア「コメディカルドットコム」の営業・採用課題のサポートを行う。

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