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介護士の面接対策|よくある10個の質問&回答例をご紹介!

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投稿者:漆間 幸治

介護士として勤務したいとき、避けて通れないのが面接です。しかし、面接に苦手意識を感じる人も多いのではないでしょうか。今回は、介護士として働きたい場合、面接に向けた準備や当日の流れ、よく聞かれる10個の質問と回答例についても紹介していきます。

1.介護士の面接に向けた事前準備

持参するものの準備

面接日の前日には、必要なものを準備しておきましょう。準備物として用意しておきたいものは、以下の通りです。

応募書類/筆記用具/メモ帳・手帳/印鑑/履歴書のコピー
その他には、指定されたものがあれば別途準備し、準備物の案内がない場合はあらかじめ問い合わせておきましょう。

服装・身だしなみ

服装は、指定がある場合はそれに準ずる形とします。特に指定がない場合は、スーツがベターです。介護の仕事に限ったことではありませんが、清潔感はとても重要です。服にシワや汚れがないかどうか、髪の毛はきちんと整えられているかなど、不潔な印象を与えないよう心がけましょう。

女性の場合、長い髪はまとめて前髪が目にかからないようにセットします。メイクはナチュラルに、健康的な印象になるように仕上げましょう。ナチュラルといっても、ノーメイクは社会人として相応しくありません。また、装飾品やアイテムは結婚指輪以外のアクセサリーを外し、靴はノーマルなパンプスがおすすめです。

男性の場合、短髪がハツラツとした印象を与えるためおすすめです。ひげは剃り、ネクタイは落ち着いた色にしておきましょう。ベルト、靴下、靴といった小物はダークな色でまとめます。

アクセス情報の確認

面接への遅刻は厳禁です。公共交通機関のトラブルに備え、事前に複数のアクセス情報を確認しておきましょう。到着時間は遅くても10分前とし、それよりも早く着きすぎた場合は少し待ってから受付に声をかけましょう。

もし、乗車中の電車が止まってしまったなど、やむを得ない理由で遅刻しそうな場合は、分かった段階ですぐに報告します。ドタキャンや、面接予定時刻を過ぎてから遅刻の連絡をするのは絶対にNGです。

2.介護士の面接の流れ5フロー

1. 訪問
2. 入室
3. 書類提出
4. 面接中
5. 退室

面接の基本的な流れは上記の通りです。それぞれの場面でどのような点を意識すべきなのか、ご紹介します。

1. 訪問

応募先の建物に入る前に、携帯電話の電源は切りましょう。上着は脱いで腕にかけ、バッグは手に持ちます。受付、もしくは入り口付近にいる方へ「◯時から面接予定の〇〇です」と名乗り、案内に従い待合室もしくは別室で待機します。

待機中は携帯を触ったり、読書したりするのはNG。履歴書やメモ帳がスムーズに出せるように準備しましょう。

2. 入室

面接室に面接官が先に入室している場合は、ドアを3~4回ノックし、声をかけられてから「失礼いたします」と言い、ドアを開け入室します。ドアを閉める際は後ろ手に閉めないようにきちんとドアの方を向いて閉めます。

次に、椅子の横まで移動してから名前を伝え「よろしくお願い致します」と挨拶します。腰掛けるよう言われてから着席し、荷物はイスの横もしくは後ろに置きましょう。
空室に自身が先に案内されている場合は、面接官が入室次第起立します。面接官の挨拶へ返答し、声をかけられてから着席しましょう。

3. 書類提出

面接官に履歴書等の提出を求められたら、速やかに提出します。履歴書は封筒に入れておくのがマナーですが、面接官に提出する際は封筒から出して渡します。その際に「よろしくお願い致します」という一言を忘れないようにしましょう。

4. 面接中

面接中は、常に姿勢を正し、笑顔で受け答えします。質問の受け答えに対し、流暢に文章のような言葉で話す必要はありませんが、ハキハキと正しい言葉遣いで答えましょう。

質問にはすぐ返答しなければならないと焦るかもしれませんが、早く答えることが評価につながる訳ではありません。質問の内容が分からなかった場合は、認識の相違がないように確認する意味を込めてこちらから質問しても大丈夫です。

5. 退室

面接が終了したら、立ち上がり「本日はありがとうございました」一礼します。ドアまで移動したら、面接官の方を向き「失礼いたしました」一礼し、ドアを開けて退室します。退室後も気を抜かず、ドアは静かに閉めましょう。

3.介護の面接でよく聞かれる質問&回答例

面接では、頻出する質問があります。これらの質問はあらかじめ備えておくことで、面接官に対して、意欲を伝えることができます。頻出質問と回答例をご紹介しますので、ご自身に置き換えて回答を準備しておきましょう。

また、一般企業でも聞かれるような、志望動機、自己PR、退職理由などを考えるコツは、下記の記事にまとめていますので、そちらもチェックするようにしてください。

Q.簡単な自己紹介をお願いします

本日は貴重なお時間をいただきありがとうございます。〇〇 〇〇と申します。私は学校卒業後、〇〇という特別養護老人ホームで働いて〇年目になります。現在の職場では、介護業務全般を担当し、リーダー業務も経験しました。
御社の〇〇という取り組みを拝見して、ぜひ御社で働きたいと思い応募いたしました。本日はどうぞよろしくお願いいたします。

自己紹介では、氏名・経歴・スキルなどを1~2分程度を目途に簡潔に答えましょう。自己PRと似ていますが、自己紹介はあくまでも自分自身のことを知ってもらうためのものなので、長くなりすぎないようにしましょう。
自己紹介は第一印象に直結する部分なので、丁寧な言葉遣いで明るくハキハキと話しましょう。

Q.これまでの職歴・経歴を教えてください

これまで飲食店で2年、介護職として3年の経験があります。飲食店では、ホールスタッフとしてお客様が快適に過ごしていただけるように、丁寧な言葉遣いを心がけていました。海外からのお客様も多かったので語学の勉強にも取り組みました。
現在は、有料老人ホームで働いています。未経験でしたが、環境整備やご利用者さんの生活支援、身体介護などを行っています。前職での経験を活かし、積極的にご利用者さんとコミュニケーションを取り安心してご利用いただけるよう意識しています。
昨年、介護福祉士実務者研修の資格を取得しました。現在は介護福祉士の資格取得に向けて勉強しています。

応募者のスキルや経験を確認して、入職後のミスマッチを防ぐための質問です。簡潔にまとめることが大事ですが、ただ職歴・経歴を述べるのではなく具体的な業務内容や、そこで得たスキルや知識をアピールしましょう。時に他業種から転職する場合は、こんなスキルがあるので業務に活かしていきたいかを伝えられると好印象です。

Q.前職の退職理由を教えてください

1)前職のデイサービスでは、介護度の低い利用者さんがほとんどでした。簡単な介助業務ばかりだったので、スキルアップしたく転職を意識しました。
2)前職の飲食業では、接客スキルやコミュニケーションスキルを学びました。人と関わる仕事が好きで、得たスキルを誰かのために役立てたいと思い、以前家族がお世話になった介護職という職業を志すようになりました。
3)前職の〇〇という事業所は、昔ながらの施設ということでスタッフ同士の仲も良く、アットホームな職場でした。ですが、勤続年数の長いスタッフも多く、新しいことを取り入れるという風習があまりありませんでした。新しい介護技術や設備を取り入れた環境でスキルアップしていきたいと思い転職を意識しました。

採用しても同じ理由ですぐ辞めてしまうことが無いように退職理由を確認されることがあります。ネガティブな理由であっても、面接で伝える際はポジティブな理由で伝えられるようにしましょう。特に、前職に対する愚痴や不満はマイナスな印象なので気をつけるようにしてください。

Q. 当施設でやりたいことは何ですか?

専門性を高め、施設の中に留まらずどんどんと外に出ていけるような職員になりたいです。これからは地域ぐるみで介護について考える時代だと思います。
より身近な施設として地域の方が困ったときに気軽に駆け込めるような存在になるように、日頃から地域の方とのコミュニケーションを持ちたいです。
御社は、地域住民を対象とした介護教室の開催などの活動に積極的だと感じました。私もそのような活動の役に立てるよう、経験を重ねたいです。

なんでもやる、という回答は、一見熱心な様子が伝わりそうですが、どこの施設でも通用する返答です。
キャリアプランが明確なことで、仕事に対する前向きな姿勢が見えます。ただし、志望先で実現可能なものを回答しなければ、ミスマッチと判断されるため注意しましょう。

Q. あなたの介護観を教えてください

私は、いつも笑顔で利用者の方々から気軽に話しかけられる存在でありたいです。介護を受けることで、「申し訳ない」と遠慮される方も多いと思いますが、そのような気持ちにならないように、常に明るく対応したいです。
特に介護が必要な方々は、毎日の細かい変化に気づくことが大事だと思っています。大切な声を聞き逃さないように、日頃から頼りにされるような関係性を築きたいです。

聞き慣れない言葉かもしれませんが、介護観とは「介護士としてのポリシー」のことを言います。自分が目指している介護士像を答えても良いでしょう。この質問では、どのような介護士として働いてくれるかを採用担当者が把握します。

Q. 残業・夜勤はできますか?

専門性を高めるためにも夜勤に従事したいところですが、現在は保育所に通い始めたばかりの子どもがいるため、残念ながら難しいのが現状です。しかし、子どもの成長に合わせて可能な時期がくれば、積極的に夜勤も希望したいと考えています。

入所系の施設では、夜勤者の確保をしておきたいと考えるところが多いです。そのため、「できる」という回答が好印象ですが、できない場合はその理由を正直に伝えましょう。できる・できないを曖昧にしてしまうと、後にトラブルになることもあります。

Q. 利用者様とのエピーソードを1つ教えてください

介護士の仕事に就いて間もない頃、目の前のことで精一杯になり、とにかく時間に追われていました。
あるとき、普段トイレを失敗しない方が、排泄に間に合わなかったことがありました。その方は移動に支援が必要で、トイレにいきたいと思っていたにも関わらず、私が忙しそうだからと遠慮されたと知り、とても反省する出来事となりました。
それ以降は、忙しいときは他の介護スタッフに応援を頼むことや、利用者さんの様子を第一に考えることに注意し、いつでも気軽に話しかけて頂けるよう、丁寧な対応を心がけています。

経験から今の自分にどのように影響しているのかを伝えます。苦い経験、嬉しかった経験どちらでも構いませんが、大切なのはどのように解決したのか、何を意識するようになったのかを説明することです。ただ楽しかった、面白かった等のエピソードにならないように注意しましょう。

Q. 目標やキャリアプランはありますか?

介護の仕事を始めて約2年になりますが、利用者に寄り添った、より良いケアを提供するためにも、介護福祉士の資格を取得したいと考えています。現場で介護技術を磨きながら資格取得に向けて、勉強していきたいです。将来的にはスタッフの教育にも携わって行きたいと思います。

採用する側は、仕事に対してやる気のある方・モチベーションの高い方に入職してほしいと思っています。具体的な目標と目標達成に向けてどんな行動をしていくのかを伝えるようにしましょう。現実的でない目標や仕事と関係のない目標ではなく、介護の仕事に関連した目標をアピールしてください。

Q. 他に面接を受けている施設などはありますか?

1)他に受けている施設はありません。
2)こちらの面接の他に訪問看護ステーションで2施設、面接を控えています。

他に受けている施設があってもマイナスの評価になることはないので、「受けていない」と嘘をつく必要はありません。ですが、件数が多かったり、職種や業界に一貫性がなかったりすると、本当にうちで働く気があるのだろうかと思われてしまうので一貫性を持たせて回答できるようにしましょう。

Q. 何か質問はありますか?

これからより専門性を高めるために、知識や技能を積極的に習得したいと考えています。御社では、何か研修のような勉強ができる機会はありますか?

いわゆる逆質問です。基本的には、何か質問すると、志望度が高いと判断されます。あらかじめ求人票によく目を通し、書かれていない部分を聞いてみましょう。ただし、給与や休日、福利厚生についての質問は、権利だけ主張されたイメージが残るため、あまり良い印象を与えません。

4.事前準備と前向きな姿勢のアピールで採用に!

介護職の面接に役立つ情報を、よくある質問への回答例と共にご紹介しました。面接は、事前準備をしっかり行い、注意すべき点を把握しておくと、意外にも難しくありません。

志望動機や自己PRは特に念入りに整理し、要点を分かりやすく話せるように対策しておきましょう。魅力的な志望動機や自己PRができれば、採用の可能性を高めることが可能です。

しかし、どれだけ準備をしても、マッチした求人を見つけなくてはなりません。まずは、自分に合った求人を探すことから始めましょう。

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