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【40代の介護職転職事情】転職のメリットや職場選びのポイントを解説!

  • 更新日
投稿者:堀 耕大

高齢化社会の影響で、ますますニーズの増している介護職。ただ、「40代未経験で始めていくにはハードルが高いのでは?」と考えている方もいると思います。今回は40代の方が介護職へ転職するにあたってのメリットや知っておきたい職場選びのポイントなどについて紹介していきます。

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目次



1.そもそも介護職の転職事情は今どうなってるの?

具体的に話していく前に、まずは介護職全体の転職事情を見ておきましょう。厚生労働省が公表している職業別一般職業紹介状況によると、「介護サービスの職業」は有効求人倍率が3.87(職業全体が1.04)とかなり高い数値になっています。つまり1人に対して4件近くの求人があるということになります。

出典: 厚生労働省「職業別一般職業紹介状況(令和5年4月分)」


介護職に関しては近年ずっと高い数値を維持しており、介護業界は慢性的な人手不足となっています。そのため、介護施設は継続的に求人を出していることが多く、また、経験を重視した採用より人柄などを重視した採用が多い傾向にあります。


つまり、これまで介護を経験したことがない人でもチャレンジしやすい状況が続いており、介護業界としても新たな介護の担い手を求めていると言えます。


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2.40代未経験でも介護職に転職しやすい理由とは?

まずは介護職全体の転職事情について見ていただきました。ただ、「40代で未経験だとさすがに厳しいのでは?」と考える人もいるでしょう。ここでは、転職者が不安に感じていることについて確認しながら、40代未経験でも介護職に転職しやすい理由について、解説していきます。


本当に未経験でも転職できる?

介護職として働くメリットのひとつに、年齢や性別、経験などにかかわらず仕事を始められることが挙げられます。また、先述した通り介護業界は慢性的な人材不足です。高齢化社会の進展に伴い人材不足はさらに深刻化しています。実際に求人票を見てもらうとわかるように、未経験や無資格でも歓迎して募集を行っている事業所も多いです。


経験よりも人柄やコミュニケーション能力を重視する事業所が多いので未経験の方でも採用されるチャンスは十分にあるでしょう。経験面がどうしても不安という方は、「介護職員初任者研修」や「介護福祉士実務者研修」などの資格の取得をおすすめします。介護の仕事に対する熱意のアピールになりますし、就職先の選択肢の幅も広がることでしょう。


40代からの転職は遅いのでは?

一般的に転職は40代になると難易度が上がると言われていますが、介護業界は例外です。未経験40代からの転職でも決して遅くはありません。実際に、40代や50代から介護職を目指す方や、定年後のセカンドキャリアとして介護職を選ぶ方も少なくありません。


ただし、介護の仕事は体力勝負な部分があります。体調管理には注意が必要です。逆を言えば健康状態や体力に問題がなければ何歳でも働くことができるのが介護職の特徴と言えるでしょう。実際に定年後に再雇用や臨時職員として再雇用されるケースも多いようです。


40代で力仕事って体力的に大丈夫なの?

介護の仕事は体力勝負と述べましたが、未経験の方の場合は体力面に不安を感じるのではないでしょうか。入浴介助や移乗などの業務は体力が必要ですし、夜勤に入る場合は不規則な生活になるため慣れるまでは大変なのも事実です。


ですが、最近では介護ロボットや補助機器などの導入が進んでいる施設も増えており、力仕事の負担が減りつつあります。施設によっては夜勤がない場合もあるでしょう。体力面については人によって変わってくるので、不安を感じるようであれば、入職の際に施設と相談しながら決めていきましょう。


しかし、体力面については人によって変わってくるので、不安を感じるようであれば、入職の際に施設と相談しながら決めていきましょう。


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3.40代から介護職に転職するメリットを紹介!

40代からでも介護職に転職しやすいということがここまででわかっていただけたと思います。では、40代から介護職に転職する際に何かメリットはあるのでしょうか。「自分が転職したら」という目線で一緒に見ていきましょう。


前職の経験を活かしやすい

介護職は実は前職の経験を業務で活かせる機会が多いお仕事です。例えば、前職で車の運転をしていた方であれば、利用者さんが通いで訪れるデイサービスなどの通所施設で送迎業務担当として重宝されます。


また、企画・運営のような仕事をしていた方であれば、利用者さんに楽しんでもらうレクリエーションを考える際に、大いに力を発揮できるでしょう。このように、前職で培ったスキルや仕事に取り組む姿勢を活かす機会が多いことは、大きなメリットになります。


個々人の生活リズムにあった働き方が選択できる

介護職は、正社員として日勤・夜勤問わずフルタイムで働くイメージを持っている方も多いと思いますが、実は多様な働き方が選択できる職種です。例えばデイサービスであれば日勤のみのシフトで働くことが可能です。


他にも子育てや家事の合間に短時間のパートで働く方もいれば、夜勤のみのシフトで週1~2回ガッツリ働く方もいます。


40代になると仕事以外にも優先したい事情は人それぞれあるかと思いますが、一般的な企業勤めとは異なり、多様な働き方の中から自分の生活リズムにあった働き方を選択できるという点は非常に魅力的ですね。


家族の介護が必要な際に活かせる

実際に身につけた知識や技術は、自分が介護を実践する際にはもちろん、施設選びの際に介護保険制度や仕組みを理解していると大いに役立ちます。


40代になると、自分の両親や家族の介護を考えたり、中には自分で介護をしている人もいると思います。そういう経験を通じて介護の仕事を選ぶ人も少なくなく、家族の介護のために介護技術や知識を身につけたいという方も多いです。


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4.40代で転職した場合のキャリアプランとは?

40代で介護職に転職できることやそのメリットが分かったところで、気になるのは介護職としての将来性ではないでしょうか。40代で転職した人がキャリアプランを描く際、何をしたら良いか考えていきましょう。


介護系の資格取得

介護職として、キャリアアップを目指していくには資格の取得が重要です。まずは介護職としての基礎を学ぶことができる「介護職員初任者研修」の取得を目指すのが良いでしょう。資格取得の費用としては4~12万円程かかりますが、施設によっては費用の負担をしてくれる場合もあります。


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「初任者研修」というワードはみなさん一度は耳にしたことがあると思います。「介護職員初任者研修」は、介護士として

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また、介護職員として長く働いていきたいと考えている場合には、上位資格である「介護職員実務者研修」や国家資格の「介護福祉士」を目指しましょう。介護福祉士については、取得までに介護職としての実務経験3年が必要なので、3年間で介護職としての知識や技術を高めながら、毎日の業務に取り組んでいきましょう。


別の資格職へチャレンジ

介護福祉士の資格取得後は、介護職としてのスキルを高めていくのももちろんですが、別の資格職へチャレンジしてみるのも良いかと思います。


利用者さんの施設利用時の相談や日常の介護相談を担当する「生活相談員・支援相談員」や利用者さんの介護計画の作成を担当する「ケアマネジャー」は、介護職を経験した方が新たに「社会福祉士」や「介護支援専門員」といった資格を取得して取り組んでいます。


施設によっては上記のような上位資格の資格取得支援を実施しているところもあるようです。将来的に介護施設において介護以外の仕事をやってみたいと考えている方は、ぜひ目指してみてください。


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5.転職成功のために見ておきたい職場のポイント

ここまでお読みいただいた方の中には、介護職に転職してみようかなと考えている方もいると思います。ただ、初めて介護業界に飛び込むにあたって、職場選びはどこを見て決めていけば良いのでしょうか。ここでは職場選びの際に見ておきたいポイントをいくつか紹介します。


日勤のみ勤務・夜勤あり勤務

ライフスタイルに合わせた働き方をしたいのであれば、勤務形態を見ておきましょう。特養や老健といった入所施設の場合は正社員で働くにはほぼ夜勤が必須で、日勤のみで働くにはパートで働く形になります。利用者さんが通いで訪れる通所施設は、日勤帯のみのシフトのため規則的な勤務を行うことが可能です。



教育制度が充実している施設

初めて介護の仕事をするという方は、施設の教育制度について優先的に見ておきましょう。新人研修はほとんどの施設で実施されていますが、施設によっては経験や年次に応じて段階的な研修制度を設けています。着実にスキルアップを目指していきたいと考えている方は要チェックです。



資格取得支援が充実している施設

介護職としてキャリアアップを目指すには資格取得が重要と先にお話しましたが、介護施設は職員の介護技術の向上がサービスの向上と考えているので、資格取得支援に前向きな施設が多いです。支援の内容も施設によって様々で、資格取得に係る費用負担や資格取得後のお祝い金の支給、資格試験前に勉強会を実施している施設もあります。


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人員配置

人員配置についてもよく見ておきたいポイントです。人員配置が少ない施設は、職員一人当たりの業務負担が大きく、体調を崩してしまう人が出てくることもあります。また、新入社員の教育もままならず、なかなか仕事を覚えられず戦力になっていけないということにもつながってしまいます。


特養や老健といった入所施設では、人員配置基準が入所者と看護・介護職員の割合が「3:1」と定められています。これは介護・介護職員1名に対して入所者の数が3名になる割合で職員が配属されているという意味です。


この割合が「2.5:1」「2:1」となるにつれて職員が手厚く配置されているということになりますので、これを一つの基準として見ていきましょう。


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子育て支援が充実している施設

現在子育てをしている方が一番気にするポイントかと思います。託児所の有無の確認はもちろん、夜勤を伴う働き方の場合は、夜勤の間も預かってもらえるか確認しましょう。


また、施設によっては子育て中は夜勤免除をしてもらえたり、保育園利用料分の手当を支給してもらえるところがあるので、そういった点も併せてチェックしましょう。



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6.40代からでも始められる介護職!まずは求人をチェック

いかがでしたか?40代から「介護」という未経験の業界に飛び込むということは、一見するとかなりハードルが高いことのように感じられると思います。


しかし、介護職は今までもお話してきたように、一から取り組むことができ、なおかつ長期間働いていく場合にはキャリアアップを狙える仕事です。今後のキャリアを考えていく中で介護職が選択肢の一つとしてあるのなら、まずは求人をチェックすることから始めてみましょう。

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2022年4月よりセカンドラボ株式会社に入社。主に介護施設を中心に医療介護向け求人メディア「コメディカルドットコム」の営業・採用課題のサポートを行う。

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