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看護師2年目だけどもう辞めたい…辞める前に知っておきたい転職のノウハウ / 豆知識

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看護師2年目だけどもう辞めたい…辞める前に知っておきたい転職のノウハウ

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投稿者:加藤 直也

1年目は「仕事が覚えられない」「プリセプターに毎日のように怒られてつらい」と悩んでいた看護師さんも、2年目になると仕事に慣れ少し余裕が出てくる頃ではないでしょうか。ひとりでこなせることが増える反面、先輩看護師からのサポートが手薄になりミスが増える時期でもあります。自分は看護師に向いていないのではないかと悩む看護師さんも少なくありません。

今回は2年目の看護師さんが抱えやすい悩みやその解決方法、2年目で転職することのメリットとデメリットなどを紹介していきます。「もう辞めたい」と悩んでいる2年目の看護師さんは勢いで転職して後悔することがないようこちらの記事を参考にしてみてください。

目次



2年目の看護師の役割とは?

2年目を迎えた看護師さんは様々な経験を経て1年前と比べるとできることが増えたのではないでしょうか。担当する患者さんの人数が増えたり、より重症度の高い患者さんを担当するようになったりと業務の難易度も1年目とは違ってきますよね。また、新しく新人看護師が増えることで後輩にとっては先輩看護師という位置づけになります。できることが増えたと言っても2年目の看護師さんは技術面においてまだまだ未熟です。2年目の看護師さんの役割とはどのようなことがあるのでしょうか?


新人看護師にとって2年目の先輩は他の先輩よりも話しかけやすい存在です。忙しい先輩看護師に代わって新人看護師のサポートを行う機会もあり後輩から頼られることも多くなります。先輩看護師からも2年目の看護師さんは新人看護師ではなくチームの一員として扱われます。わからないことがあった時どうしようと悩むことがあるかもしれません。忙しそうだから質問することを躊躇してしまうかもしれませんが積極的に質問する姿勢が大切です。


先輩看護師からすると何も聞かずにミスがあるといつまでたっても気に掛けていないといけません。仕事を任せるのも不安になります。もちろん同じことを何度も聞くのは良くないですがわからないことを質問することは信頼に繋がります。また、そうした姿勢を後輩に見せていくことで後輩も同じように質問しやすくなり職場の雰囲気が良くなっていくのではないでしょうか。


「辞めたくなるほどつらい」2年目の看護師に多い悩みとその原因とは?

2年目になると周りを見る余裕ができてきます。思い描いていた看護師像との差にギャップを感じて「辞めたい」悩む看護師さんも増えてくる時期です。ここでは2年目の看護師さんが辞めたいと思う理由を紹介していきます。


人間関係

どの年代でも人間関係に悩む看護師さんは非常に多いです。2年目の看護師さんは特に自分との距離が近い先輩や後輩との関係に悩んでいるケースが多く見られます。職場に馴染めていないように感じたり、後輩の成長をプレッシャーに感じたりした時に辞めたいと感じることが多いようです。職種に関わらず、退職理由に人間関係を挙げるのはよくあることです。自分の力だけでは解決できない分退職に繋がりやすいのかもしれません。


看護師に向いていないと感じる

1年目の頃はプリセプターがついていたので未然にミスを防ぐことができました。それが2年目になると自分で注意して防がなければりません。どれだけ注意してもまだ未熟な状態ではどうしてもミスは起きてしまいます。2年目は1年目にはしなかったようなミスがどうしても増える時期なので自分は看護師に向いていないのではないかと考えてしまうようです。


さらに、3年目を迎えると教わる側からプリセプターとして教える側になります。自分の業務をこなすことで精一杯なのに新人の指導ができるのかと不安や焦りから自信を失くしてしまう看護師も少なくありません。


待遇に不満がある

1年目と2年目では月々の給料にほとんど差がありません。また、2年目になると住民税の控除が始まるため手取りが減る可能性があります。1年間頑張ってきた看護師さんからするとショックですよね。ハードな業務をこなす反面その頑張りを認めてもらえていないようで仕事へのモチベーションが低下し、やりがいを感じられず退職に繋がるといったケースも見られます。


辞める前によく考えよう。よくある悩みの解決方法とは

2年目の看護師さんに多い悩みを紹介していきましたがこれらの悩みは職場を変えることで解決するのでしょうか?転職以外で解決することはできないのでしょうか?まずは今の職場で働き続けながら、悩みを解決する方法について考えてみましょう。


解決策①:人間関係の場合

人間関係を自分ひとりの力で改善することは難しいですよね。あまりにも人間関係が悪い場合は体調に支障が出る前に転職することをおすすめします。ですが、少しでも今の病院で頑張っていきたいという気持ちがあるなら仕事に打ち込み、看護師としてのキャリアを積むための我慢の期間を考えた方が良いと思います。3年目になると職場の雰囲気にも慣れ、新人から中堅という立場に変わり人間関係が楽になることも多いです。


解決策②:看護師に向いていないと感じる場合

経験年数に関わらずどんなに注意をしていてもミスは起こってしまうものです。大切なのは同じミスを何度も繰り返さないことです。ミスが起きたときは「どうしてこのミスが起きてしまったのか?」「同じミスを繰り返さないためにはどうすれば良いのか」を考えることが大切です。2年目は1年目と同様まだまだ新人です。ミスをしないようにと萎縮せず、わからないことは先輩看護師に質問し周りから知識を吸収していくことが大切です。


解決策③:待遇に不満がある場合

1年目と2年目では給料の差がほとんどないとお話しましたが、年収ベースで見ると収入は大きくアップします。ボーナスの支給があるからです。1年目のボーナスは一桁ですが、2年目からは年間分のボーナスが支給されるので2年目以降は平均70万円以上のボーナスを受け取ることができます。一般的に看護師の給料は経験を重ねることで上がっていくので、2年目は技術の習得に重点を置き1年間頑張ってみると良いのではないでしょうか。


月収

ボーナス

年収

1年目

約24万6千円

約8万円

約300万円

2年目~5年目

約27万6千円

約72万円

約400万円



ここまで職場を変えずにできる悩みへの対処法を紹介していきました。ですが抱えている悩み次第では職場を変えてみるのも方法のひとつです。


解決策④:転職をする

職場を変えたほうが良い悩み

・上司からのパワーハラスメント
・ストレスで精神的に参ってしまった
・過度な残業で肉体的に勤務の継続が難しい
・休みが取れない・残業代が出ない
・他にやりたいことが見つかった

このような悩みを持っている場合は、無理に今の職場で頑張ろうと思う必要はありません。体や心に不調が出る前に転職を考えてみてはいかがでしょうか?




2年目で転職はできる?転職のメリットとデメリットをご紹介

2年目で転職するのは経験も浅く難しいのではないかと考えてしまいますよね。もちろん、早期の転職はある程度経験を積んだ場合と比べると不利な場合があります。しかし、第二新卒と呼ばれる2年目の看護師さんの転職にはメリットもあります。


デメリット

・看護師としての経験が浅い
・すぐに辞めるというネガティブなイメージを持たれる
・プリセプターの経験が積めない
・奨学金の返済を求められる場合がある

転職の理由はどうであれ「採用してもすぐ辞めてしまうのではないか」と疑われてしまう可能性があります。臨床経験3年以上と条件を付けて募集を掛ける病院もあり、3年以上の経験を積んだ看護師さんと比べると転職の難易度が高まります。


また、2年目で転職をしてしまうとプリセプターの経験を積むことができません。新人の教育は大変なのでむしろラッキーと思う方もいるかもしれませんが、プリセプターを経験することは看護師としてキャリアアップしていく中で良い経験となるのでその機会を逃してしまうのはもったいないことです。


さらに、「看護奨学金制度」を看護学校の時に利用していた場合、お礼奉公中に退職すると奨学金を返還しなければなりません。一般的には勤務した期間に応じて減額されますが、病院によっては全額返済を求められることもあります。また、一括返済を求められることが多いので一度規約を確認するようにしましょう。


メリット

・基礎知識があるため一から指導する必要がない
・適応力が高く成長が見込める
・体力がある
・病院以外の選択肢が増える

看護師としての基本的なスキルが身に付いた2年目の看護師さんは新人看護師のように仕事を1から教える必要がありません。経験が浅い分仕事に対するこだわりや先入観も少ないのでこれまでと違ったやり方にも柔軟に対応できる適応力もあります。指導する側からしても経験豊富な看護師よりも指導しやすいといったメリットがあります。


また、2年目であれば年齢も若い人が多いので体力もありますし成長も見込めます。一度、医療の現場で働いたことのある2年目の看護師さんは新人看護師のように理想と現実とのギャップに悩むことも少なく、定着率が高くなる傾向があります。伸びしろのある2年目の看護師さんをしっかり育成して長期的な活躍を期待する病院も少なくありません。


2年目になると病院以外にも職場の選択肢が広がります。まだ看護師として一人前ではないものの一通りの技術を身に付けているからです。ただし、専門性の高いクリニックなどでは経験不足とみなされてしまう場合もあるので挑戦したい分野がある場合は必要な経験や資格など応募要件の確認が必要です。


2年目でも転職は可能

転職を考えていても2年目で採用してくれるところなんてないのでは?となかなか行動に移せない看護師さんもいるのではないでしょうか。実は2年目の看護師さんは転職市場で人気があります。2年目の看護師さんは「第二新卒」という扱いになりこの第二新卒を歓迎する事業所も多いです。また、医療の現場では慢性的に看護師が不足していることもあり転職先を見つけやすい傾向にあります。


2年目の看護師におすすめの転職先や職場選びのポイント

どのような職場が2年目の看護師さんに向いているのでしょうか。基本的なスキルが身についているので1年目に比べると選択肢が多くなるものの、職場によっては2年目の看護師さんには向かない場合もあります。ここでは2年目の看護師さんに向いている職場と向いていない職場、職場を選ぶ上で押さえておきたいポイントをご紹介いたします。


向いている職場

  • 療養型の病院
  • 療養型の病院は患者さんの急変が少なく急性期のような慌ただしさがありません。医療処置も少ないので2年目の看護師さんでも対応することが可能です。残業が少なくプライベートの時間も確保しやすいので急性期から離れたいと思っている方におすすめの職場です。


  • 中規模の病院
  • 500床以下の中規模病院では高度な治療を行いますし、教育制度も整っているので看護師としての技術をしっかりと身に付けることができます。中規模~大規模病院での勤務経験は他の職場よりも高く評価されるので、やりたい分野が見つかって次の職場を考えたときに希望の職場に入りやすくなるのでおすすめです。


  • 専門性の高い職場
  • 2年目になると専門領域に特化したクリニックへの転職も可能になります。経験3年以上と比べると選択肢は限られてしまいますが、学びたい分野がある場合はその道を極めていくのも選択肢のひとつです。専門性の高い職場へ転職する場合はこれまでの経験を活かすというよりも新しく学んでいくことが多いので、経験よりも意欲を重視していることもあり意欲があれば経験面をカバーすることも可能です。


あまり向いていない職場

  • 小規模病院
  • 小規模病院では即戦力が求められることが多く最低でも3年程度の経験を積んでから転職することをおすすめします。教育体制が整っていないこともあるので、看護師として独り立ちした3年目以降の方向けの職場です。


  • クリニックや介護施設
  • 夜勤がなく残業も少ないクリニックは看護師の転職先として人気があります。クリニックによっては若い看護師を好むところもあり2年目の看護師さんでも転職は十分可能です。しかし、クリニックでの主な業務は医師の補助業務なので看護技術の習得は困難で、病棟に戻りたいと思った時に転職のハードルが高くなります。


    医療処置よりも利用者のケアが中心の介護施設でも同様のことが言えます。看護師としての可能性を狭めてしまうので2年目の看護師さんにはあまり向いていません。


職場選びのポイント

・教育体制が整っているかどうか
・看護技術が学べるかどうか
・興味のある診療科目があるかどうか

2年目の看護師さんは看護師として未熟な部分があります。なので、教育体制が整っているかどうか、看護技術を学べる環境かどうかが一番のポイントとなります。中途採用でも教育を受けることができるのか確認しておくと良いでしょう。


また、自分が興味のある診療科があるかどうかも事前に確認しておくことをもすすめします。診療科目によって働き方は異なりますし、何より興味のある分野で働くことは仕事へのモチベーションに繋がります。もちろん最初から希望通りに配属されるとは限りませんが、看護師としての経験を積み興味のある診療科に移りたいとなった時に病院内で異動ができるといったメリットもあります。


2年目でも転職はできるがリスクもある

2年目の看護師さんでも転職を成功させることは十分可能です。実際に第二新卒を対象とした求人もたくさんあります。ですが、早期の転職にはリスクがあるのも事実です。理想の転職時期は看護師としての市場価値が高くなる4年目以降と言われています。一通りの業務をこなせるだけでなく新人の教育やリーダー業務も経験しているからです。


抱えている悩み次第では職場を変えた方が良い場合もありますが、目の前の辛さから逃れるためだけの転職はおすすめできません。自分が将来看護師としてどうありたいかを考えて、今の職場に残るのか新しい職場を探すのか良く考えてみてください。

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