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【例文あり】看護師の転職理由|面接で印象がグッと上がる伝え方

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  • 更新日
投稿者:藤田 真央理

転職理由としてまず浮かんでくるのは、今の職場への不満など「退職理由」ばかりになっていませんか?

看護師は他の職業に比べて転職回数が多くなる傾向にある仕事です。転職理由は、「給与を上げたい」や「スキルを伸ばしたい」など人によって様々あります。

転職理由と退職理由との違いを整理したうえで、転職の準備をすることが大切です。またあわせて、面接での前向きな転職理由の伝え方をご紹介。ポジティブな転職理由を伝えることで、選考で不利にならないノウハウが身につきます。

この記事でわかること

・転職理由と退職理由の違い
・採用担当者が転職理由を尋ねるワケ
・選考で不利にならない転職理由の伝え方

目次



1.看護師の主な転職理由

看護師が転職を決めるキッカケとして挙げられる主な理由は次の通りです。


看護師の主な転職理由

・スキルアップやキャリアアップのため

・給与や待遇への不満

・人間関係などの職場環境への不満

・責任の重さ など



看護師が転職を決める理由は人によって様々です。「今後のキャリアのため」「給与が低い」「不規則な生活リズム」など理由はいろいろあります。


ほとんどの看護師が一度は転職を経験していることからも、悩みが多い職業だということがわかります。なかには命を預かる責任の重さが理由で看護師を辞めて、他の職種に転職する人もいます。


しかし、せっかく憧れた看護師スパッと辞める決断をするには、勇気が必要です。環境を変えて続けることができるなら、それがベストです。


では、その様々な転職理由を面接でどのように伝えたら良いかという点について、具体的な方法と考え方を見ていきましょう。



2.転職理由と退職理由の違い

看護師が転職を決めるキッカケとして挙げられる主な理由は次の通りです。


転職理由と退職理由は、「なぜ前の職場を辞めようと思ったのか?」という意味では、本質的にほとんど変わりはありません。


ですが、その伝え方次第では、受け取る側の印象は変わってきます。ここで整理しておきましょう。


まず転職理由とは、「未来に向けた前向きなこと」ということです。言い換えると「スキルアップしたい!」や「キャリアアップしたい!」など「この先どうなりたいか」ということです。


実現したいことや叶えたいことを考えて、洗い出してみると、自然とポジティブな転職の理由ができるはずです。


対して退職理由は、現職への不満など過去のことです。


看護師に限らず、多くの人が転職をすると決めたキッカケは、待遇や人間関係といったこの職場から逃げ出したいというようなネガティブな理由が多いのではないでしょうか。


転職理由と退職理由の違いの例を、以下のようにまとめてみました。


転職理由

退職理由

スキルアップしたい

残業が多い

キャリアアップしたい

給与が低い

育児と両立したい

人間関係が悪い

ライフスタイルの変化に合わせたい

休みがとれない


転職理由は、いまの職場では叶えられない「○○したい!」ということを意識して考えてみると、一貫性のあって、なおかつ説得力ある転職理由になります。


退職理由は、あくまでも転職活動の第一歩と位置付けることが肝心です。



3.面接時に伝える際のポイント

左方向にネガティブ、右方向にポジティブと示された図

面接では、採用担当者に「退職理由」ではなく「転職理由」を伝えて、安心感を与えることが大切です。


面接時に転職理由を聞かれた時に注意するポイントをまとめました。


面接時に伝える時のポイント

・ウソをつかない

・給与などの待遇や人間関係の不満はNG

・ポジティブな転職理由に言い換える


3-1.ウソをつかない

面接で転職理由を伝える際には、ウソはつかないようにしましょう。


採用担当者は、多くの面接を経験しています。ウソはカンタンに見抜かれてしまう危険性があり、もちろん印象は悪くなります。


日常生活でも、最初の軽いウソが発展して、ウソを重ねていくと、大変なことになるといった経験、少なからずあるのではないでしょうか。


ウソをつくくらいなら、「転職して叶えたいこと」を再度見つめ直してから転職活動を行っても遅くはないでしょう。


3-2.給与などの待遇や人間関係の不満はNG

給与が低いや人間関係などの不満をそのまま伝えることも避けた方が良いです。


採用担当者も、「現職の何かしらの不満を解決したい」という理由から転職活動を行っていると知っており、そもそもせっかく設けた面接の場で、わざわざあなたの愚痴を聞きたいわけではありません。


また、愚痴を漏らしてしまうことで「同じ理由で辞めるのではないか」「ストレス耐性がない人だ」といった印象も与えかねません。


なかには本音を引き出すために、ネガティブなことを言わせるように、誘導してくる場合もありますので、回答を用意しておくと安心です。


ネガティブな理由を正直にそのまま伝えると、「内定が遠くなるだけ」だと頭に入れておきましょう。


3-3.ポジティブな転職理由に言い換える

ホントは「給与が低い」「残業が多い」などの不満が解消できれば、良いといった事情もあるでしょう。


直接言いづらいことが転職の本質的な理由の場合は、前向きな理由に言い換えるようにしましょう。


転職理由は、言い換えれば「応募先で働きたい!」という志望動機になります。 転職理由と志望動機は表裏一体なので、一貫性を持たすことを意識してください。


4.採用担当者が転職理由を聞くワケ

転職の理由は、志望動機や自己PRと同様に、面接時に必ずと言っていいほど質問されるトピックです。


採用担当者は、転職理由を尋ねてなにを確認しているのでしょうか。


採用担当者が転職理由を聞く主な理由

・同じ理由で退職するリスクがあるか見極めるため

・仕事に対する姿勢を確認するため

・どんな価値を提供してくれるのか確認するため


採用担当者がこのなかでも一番大事にしているのは、「また同じ理由で辞めないかどうか」ということです。


多くの面接を重ねてきた担当者は、転職理由が「給与が低い」「残業が多い」などネガティブな不満であることを知っています。理由によっては、採用に慎重にならざるえないケースもあるでしょう。


採用担当者は、「仮にあなたを採用しても後悔しない」という安心感を求めているのです。


では、ネガティブな理由の場合は、どのように言い換えたらいいか。 次の項で転職理由の伝え方について具体的に解説していきます。



5.前向きな転職理由を伝える

青い空のなかに上方向に雲の矢印が示された図

転職理由の伝え方について、例文を交えてポイントを解説していきます。


5-1.スキルアップ・キャリアアップ


新卒から5年間○○科で経験を積んでまいりました。患者様と向き合うなかで、まだまだ自身のスキルに至らない点が多いことに気付き、より幅広い分野の経験と看護スキルを上げたいと思い、転職を決意しました。


急性期から回復期や在宅医療の分野まで環境が整っており、積極的な勉強会や講習会を行っている貴院であれば、看護師として、一段成長することができると思い志望いたしました。


ポイント解説
スキルアップやキャリアアップは、転職理由としては伝えやすい反面、多くの人が挙げる理由なので、個性を出すことに難しさがあります。

「○○という分野のスキルを高めたい」→「特に貴院であれば、○○といった理由で叶うと思う」というような、全体像から応募先の特徴へという話の構成にすることで、「応募先の研究もしているな」という熱意をアピールすることもできます。

また、「学べると思ったから」という理由を伝えることには注意が必要です。職場は学校ではないので、あくまでも自分から能動的に「○○を学んでいきたい!」という姿勢を示すことが重要です。

あわせて、自身の看護師としての将来像や看護観について補足をしておくと、「長期的に勤めてくれそうだなと」という印象を与えることができます。

5-2.結婚・出産・育児との両立などの環境の変化


急性期病棟で5年間勤務したのち、結婚と出産を機に退職をいたしました。子育ても落ち着いてきたので、経験を活かして、再度医療に関わりたいと思い、このたび貴院に応募いたしました。


貴院は、託児所や子育てとの両立支援を行っていると伺い、安心して仕事に打ち込むことができると思い、志望いたしました。


家族や両親の理解も得られましたので、急な体調不良などの際の協力は、可能であると考えています。


新卒の時の気持ちを思いだし、1日でもはやく貴院に貢献していきたいと思います。


ポイント解説
採用側からすると、特に子育てとの両立が理由で復職を目指す場合、子どもの体調不良などによる急な欠勤を懸念します。

そのため、復職ができるようになって経緯について、家族の協力などにより、懸念点が解消されたと伝わる具体的な話を準備をしておくと、採用担当者への印象が変わります。

育児との両立や子育て支援を行っている病院・事業所も増えてきており、出産によるブランクは、採否に大きく影響することもありません。「子育てと両立してでもまた医療に携わりたい!」という熱意を伝えることが大切になります。

5-3.残業が多い・休みが少ないなどの待遇への不満


以前に勤務していた急性期の病院では、看護師の人数が少なく、月の残業時間は○○時間を超えている状況でした。


そのため、仕事においても一人ひとりが見る患者様の数が多くなってしまい、個々人と向き合う看護を実践することが困難で、複雑な気持ちもありました。


寄り添った看護を方針としており、また、人員体制が整っている貴院の回復期リハビリテーション病棟であれば、退院までの間、患者様とじっくり向き合う私の理想の看護が実現できると思い、志望いたしました。


ポイント解説
忙しくて残業が多いことや休みが取れなかったなどの不満を直接伝えることは得策ではありません。同様の理由でまた辞めてしまうのではといったネガティブな印象を与えることになります。

「残業が多い」「休みが取れない」といった場合には、「自己学習の時間確保して、スキルアップをしたい」や、「一人ひとりとじっくり向き合って看護をしたい」などあなたの看護師像など、自身の成長のために必要な転職であるというポジティブな理由に言い換えることがポイントです。

5-4.人間関係


看護師として、患者様にとって最善の看護を提供するためには、周りと連携しながら仕事をしていくことが大切と考ており、看護師同士のお互いの尊重と信頼関係の構築に力を入れておりました。


しかし以前の職場では、人手不足から、看護師間でのコミュニケーションが十分ではないと感じており、患者様のためにもチームケアを大切にした環境で看護をしたいと思い転職を決意しました。


ポイント解説
人間関係を理由で転職する場合、自らその理由を伝えることはオススメしません。

残念ながら、関係性の構築が苦手な人自己主張が強くわがままな人など、「本人にも問題があるのでは?」と感じてしまう採用担当者もいます。

また、前職の人間関係についてあえて深掘りしてくる担当者もなかにはいます。そのような場合の対策としては、改善への取り組みを行ったことや個人では解決ができない問題であったことを具体的に示せるようにしておくとよいです。

人間関係が転職の理由の場合は、「理想のチームケアが実践したかった」「新たな分野でスキルアップをしたかった」などの前向きな理由に言い換えて伝える方が無難です。

上記はあくまでも一例ですが、困ったときは参考にしてみてください。それでも良い転職理由が思いつかない時は、志望動機を考えてみると良いでしょう。


転職理由と志望動機は切っても切り離せない関係性です。志望動機のなかにヒントが隠されているかもしれません。



6.まとめ~転職理由を明確にしてから行動する~

光に向かってジャンプしている女性のイメージ図

転職理由がしっかりと決まっていないのであれば、焦って転職活動をするのは控えた方が良いでしょう。


やりたいことや叶えたいことの「転職の軸」を持っていないと、転職先でも気持ちが変わって「やっぱり思ってたのと違うな・・・」と、同じような失敗をしてしまう可能性が十分考えられます。


転職を決める前に一度、現職でいまの問題を解決できる方法はないか考えてみましょう。


例えば、人間関係で悩んでいるのであれば、勇気を出して一度上司に異動を申し出てみるのも、ひとつの手です。簡単に解決できない場合もありますが、異動によって「退職理由」がなくなるのであれば、ラッキーですし、転職に伴う「リスク」も回避することができます。


転職をしない方が良いというワケではありません。大事なことは、「確固たる転職の理由」を持ち合わせることです。


転職理由がハッキリとしていて、前向きに捉えることができていれば、あなたの理想が叶う職場に出会える確率も自然と上がってくるでしょう。


よくある質問

転職理由と退職理由の違いって何ですか?
転職理由と退職理由は、「なぜ前の職場を辞めようと思ったのか?」という意味では、本質的にほとんど変わりはありません。ですが、その伝え方次第では、受け取る側の印象は変わってきます。ここで整理しておきましょう。

まず転職理由とは、「未来に向けた前向きなこと」ということです。言い換えると「スキルアップしたい!」や「キャリアアップしたい!」など「この先どうなりたいか」ということです。実現したいことや叶えたいことを考えて、洗い出してみると、自然とポジティブな転職の理由ができるはずです。


対して退職理由は、現職への不満など過去のことです。看護師に限らず、多くの人が転職をすると決めたキッカケは、待遇や人間関係といったこの職場から逃げ出したいというようなネガティブな理由が多いのではないでしょうか。
面接で転職理由を伝える際に気を付けることは何ですか?
・ウソをつかない
面接で転職理由を伝える際には、ウソはつかないようにしましょう。採用担当者は、多くの面接を経験しています。ウソはカンタンに見抜かれてしまう危険性があり、もちろん印象は悪くなります。

日常生活でも、最初の軽いウソが発展して、ウソを重ねていくと、大変なことになるといった経験、少なからずあるのではないでしょうか。ウソをつくくらいなら、「転職して叶えたいこと」を再度見つめ直してから転職活動を行っても遅くはないでしょう。

・給与などの待遇や人間関係の不満はNG
給与が低いや人間関係などの不満をそのまま伝えることも避けた方が良いです。採用担当者も、「現職の何かしらの不満を解決したい」という理由から転職活動を行っていると知っており、そもそもせっかく設けた面接の場で、わざわざあなたの愚痴を聞きたいわけではありません。

また、愚痴を漏らしてしまうことで「同じ理由で辞めるのではないか」「ストレス耐性がない人だ」といった印象も与えかねません。なかには本音を引き出すために、ネガティブなことを言わせるように、誘導してくる場合もありますので、回答を用意しておくと安心です。ネガティブな理由を正直にそのまま伝えると、「内定が遠くなるだけ」だと頭に入れておきましょう。

・ポジティブな転職理由に言い換える
ホントは「給与が低い」「残業が多い」などの不満が解消できれば、良いといった事情もあるでしょう。直接言いづらいことが転職の本質的な理由の場合は、前向きな理由に言い換えるようにしましょう。

転職理由は、言い換えれば「応募先で働きたい!」という志望動機になります。 転職理由と志望動機は表裏一体なので、一貫性を持たすことを意識してください。


セカンドラボ株式会社 HR Solution Div.

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2019年4月よりセカンドラボ株式会社に入社。主に介護施設を中心に医療介護向け求人メディア「コメディカルドットコム」の営業・採用課題のサポートを行う。その後チームメンバーのマネジメント・ビジネス拡大のための戦略の策定などの業務をメインに担当。

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