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コメディカルドットコムが目指す医療・福祉業界の転職市場の改革とは / 豆知識

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コメディカルドットコムが目指す医療・福祉業界の転職市場の改革とは

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  • 更新日
投稿者:藤田 真央理

医療・福祉業界は、長らく「人手不足」「財源不足」という大きな問題を抱えています。さらに新型コロナウイルス感染症の影響と長期化に伴い、状況の深刻度はさらに増していくことが予想されます。この業界にとって厳しい状況下である今こそ、業界知識として知っておくべきコトと私たちコメディカルドットコムの想いをお伝えします。

この記事でわかること

・採用に関する業界知識
・コメディカルドットコムの社会的意義
・業界のためにあなたができること

目次



1.医療・福祉業界の構造的な問題(人手不足・財源不足)とは

医療・福祉業界に関わる方に転職活動の前に知ってもらいたい採用に関する業界知識をご紹介していきます。


現在抱えている主な構造的な問題は以下の3点です。


・人手不足
・財源不足
・人材紹介の支配と採用費の高騰


人手不足


少子高齢化が進み、超高齢化社会を向けている現代の日本では、医療従事者の不足は大きな問題となっております。

「厚生労働省」と「日本看護協会」のデータによると、団塊の世代が後期高齢者となる2025年には、介護従事者は約35万人、看護師は約13万人不足すると予測されており、いまだに人手不足は深刻で解決のメドは立っていません。

財源不足


病院や介護施設の収入は、ほとんど公的資金である税金で賄われております。その性質上、利益を生み出すのはなかなか難しい薄利多売の事業モデルです。そのため、ほとんどの病院や介護施設は、限られた財源の中で運営することを強いられています。

資金繰りが苦しいなかで、運営に必要な人材確保に余分な費用を投じてしまい、本来「職員の待遇改善」「設備投資」に使うべき資金が「採用費」に使われてしまっています。

実際に、全国の約54%病院と約32%の特別養護老人ホームが赤字に陥っていると言われています。加えて新型コロナウィルス感染症の拡大による患者数・利用者数の減少によって、状況は更に悪化しており、より財源確保は深刻な状況にあると言えます。

人材紹介の支配と採用費の高騰


「人材確保」「資金不足」というジレンマの中で人材紹介会社が転職市場を支配しているということも、業界の採用に関する大きな問題のひとつです。

業界特有の問題として、運営に不可欠な看護師・介護士などの「人材確保」にかかるコストは、高騰しやすいという特徴があります。これは、慢性的な人手不足により、有効求人倍率は高止まりしていることが背景にあります。

しかし、職員を採用しなければ、医療機関・福祉施設は成り立ちません。病院・介護施設側としても、採用に大きなコストがかかる人材紹介・派遣はなるべく避けたいというのが本心ですが、人材確保の為に、時には利用を余儀なくされる状況にあるということも事実です。

このような背景もあり、現在の医療・福祉業界の採用は、「立場の弱い医療機関・福祉施設」につけこんだ「人材紹介会社の市場支配」という構図となってしまっているのです。

人材紹介サービスの相場は、年収の約30%~40%。介護士であれば1名「70万円~100万円」。看護師の採用の場合、1名あたり「100万円~150万円」のコストが掛かってしまいます。

皮肉にも業界の採用構造そのものこそが自ら施設運営を大きく圧迫しているのです。

今後の採用費の高騰など業界への更なる悪影響をここで止めるためにも、業界の問題として、関係性の改善が急務といえます。

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2.コメディカルドットコムが担う社会的な意義

コメディカルドットコムは、医療・福祉業界の採用の悩みを解決し、業界の採用費の「価格破壊」を起こすことを理念にサービスを提供しています。

特徴は、圧倒的に低価格な料金設定です。人材紹介会社と比較して約1/5~1/10程度の低予算で採用費でできるシステムの構築とテクノロジーの活用、業務の効率化により採用費高騰を抑制しています。

2025年問題をはじめとした厳しい局面と採用費の高騰問題の解決のため、コメディカルドットコムが医療・福祉業界の転職市場における「スタンダード」とならなければならない、それこそが私たちの使命であると考えております。

医療・福祉業界の転職市場の適正化とは?

私たちが考える転職市場の適正化とは、「高騰する採用費の規制」と「適切な資金の投資」の2点です。

高騰する採用費の規制

私たちコメディカルドットコムは、少しでも採用側の負担の少ない手段で人材確保が可能な採用ツールであるべきだと考えています。

医療・福祉業界の採用費は高騰しやすいという特徴があります。特に人材紹介経由の採用費は、年収の約30%と、医療機関にとって大きな負担となっています。

追い打ちをかけるかのように、新型コロナウイルスの蔓延、患者数の減少による事業所の閉鎖など、その影響はより顕著となり急務で解決するべき問題として深刻さを増しています。

適切な資金の投資

もうひとつは、「本来使うべきところへの投資」を実現させることです。

人材紹介会社へのコストという業界にとって「価値を生んでいないもの」に資金が流れていることは大きな損失です。人手不足と財源確保が深刻な業界において、本来資金を充てるべきは「職員の待遇改善」と「設備投資」であるべきです。

現在では、処遇改善加算や最新のICT機器の導入が進み、医療・福祉業界は「働きやすく続けやすい職場」へと徐々に変化しています。財源が限られている事業所側にとってみれば、採用費がその変化の妨げとなっていることは明らかです。

転職市場の適正化のためにコメディカルドットコムが取り組んでいるコト

コメディカルドットコムが転職サイトという枠を飛び越えて、業界全体の「転職市場の適正化」に向けて実施している取り組みについてご紹介していきます。

・おとり求人の是正
・就業応援制度
・採用費無料特別支援


おとり求人の是正

コメディカルドットコムでは、経営を圧迫する業界の採用費の高騰の解決は急務であると考え、経営圧迫に拍車をかけている「おとり求人」問題は早急に規制するべき問題として、解決に向けた取り組みを行っています。

2020年9月、東京労働局および厚生労働省に対し、「おとり求人」の規制をはじめとする医療・福祉業界の転職市場の適正化を求める要望を行いました。

「おとり求人」とは、カラ求人とも呼ばれるもので、求人者が意図しない形で掲載が行われている求人を言います。近年では、人材紹介会社が求職者を集める目的としてこの手法が用いられており問題となっています。

本来、法人のホームページや求人広告経由で応募があるとべきところを、「おとり求人」により人材紹介会社などに流れてしまうことで、採用コスト・機械の損失を招いていました。

また、その対策にかかる労務コストが発生することから、円滑な採用活動を阻害する要因となっています。

アンケートでは、実に約98%の医療機関・福祉施設が「おとり求人問題」解決のための法令整備や行政機関の指導が必要と回答する結果となりました。

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就業応援制度

2020年6月よりコメディカルドットコムを利用し、就職・転職をする医療介護従事者を対象に就業応援のため一定額を支給する制度を実施しております。

現在のコロナ渦において、医療介護従事者の負担は以前よりも大きくなっています。私たちは、医療現場の最前線で尽力している医療介護従事者に還元したいという想いから、応援制度としてこのような取り込みを実施しております。

<概要>
対象:コメディカルドットコムを通じて採用になった方
金額:最大5万円
期間:2020/06/01~

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採用費無料特別支援

2021年4月より、対象地域における緊急事態宣言期間中の看護師・介護士の採用手数料を無料で提供するキャンペーンを実施しました。

この取り組みは、感染防止対策による負担や利用者数減少による経営上の危機と向き合う病院や福祉施設の人材確保と運営支援を目的として行われました。

<支援概要>
対象:新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言が発令された都道府県
期間:2021/04/26~2021/05/16
費用:期間内の看護師・介護士の採用手数料無料

3.あなたが業界のためにできること

転職活動の手段という、あなたの小さな選択が、「医療・福祉業界の持続的な発展」という大きなことに繋がっています。

コメディカルドットコムをはじめとする採用する側にとって負担の少ない転職サイトや各法人のホームページやハローワークを通じて転職活動を行うことが、医療・福祉業界全体のためになります。

転職活動の際、人材紹介会社や派遣会社はとても便利です。完全無料で転職活動のアドバイスや斡旋を受けることができます。

しかし一方で、採用する側の事業所には、求職者には見えない「大きな負担」がかかっています。場合によっては、紹介会社経由の「あなた」と紹介会社以外の「候補者」との間で比較された時には、選考で不利になる可能性すらあることを頭の片隅に入れておくと良いでしょう。

この記事でみなさんが今後の医療・福祉業界全体の構造改革と発展について考えるキッカケとなればと思います。

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