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看護師の仕事内容とは?業務の特徴を診療科・施設・雇用形態ごとに解説! / 豆知識

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看護師の仕事内容とは?業務の特徴を診療科・施設・雇用形態ごとに解説!

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  • 更新日
投稿者:藤田 真央理

自分とは異なる職場で働く看護師がどのような仕事をしているか、興味はありませんか?看護師の仕事内容は、勤務先の医療分野や雇用形態、施設の種類によっても若干異なります。職場選びの際には、勤務先で行う業務の特徴を予め理解しておきましょう。今回は看護師の仕事内容を、施設ごと、医療分野ごと、雇用形態ごとにテーマを分けてご紹介します。

看護師って誰でもなれるの?

看護師は大きく分けて「看護師」「准看護師」に分かれます。

前者が「国家試験」が必要な国家資格であるのに対し、後者は都道府県で実施される「知事試験」で取得できる都道府県の認可資格となります。

どちらも定められた実習と試験を経る事でしか入手できない資格職です。

両者の主な業務内容に違いはありませんが、准看護師は「医師、歯科医師又は看護師の指示を受けて、前条に規定することを行うことを業とする者」と定められているため、管理職への昇進等には制限があります。

 看護師・准看護師にはどうやってなるの?



看護師の仕事内容とは

看護師は主に医師のサポートと患者さんの看護を求められます。入院患者を受け入れている施設や滞在型の介護施設では、入所している方との円滑なコミュニケーションも重要な仕事内容の1つ。下記に、看護師が行う主な業務をまとめました。


主な業務内容一覧

血圧、体温、脈拍などの測定

患者さんの状態に応じて1日3回程度測定します。特に術後や急性期の患者さんは、状態が変化しやすいので、こまめな測定が必要です。測定値に異常がないか、患者さんの既往歴や服薬状況なども考えてアセスメントしましょう。


点滴

誤投与を防ぐために、処方通りの点滴か、患者さんに間違いがないかなど、投与前のチェックは必須です。また、薬剤の混注は病棟の看護師も行います。点滴投与中も、滴下速度、ルート管理、点滴刺入部など、しっかりと観察していく必要があります。


注射、採血

病院によっては、医師や臨床検査技師が行う場合もあります。採血データは患者さんの治療方針を決めるの非常に重要です。痛みを伴う行為なので、血管の選択をしっかりと行い、スムーズに処置が終わるよう配慮が必要です。


食事や排泄、入浴の介助

食事・排泄・入浴などの身体介助は、病院によっては専門の介護職員を雇ったり看護助手が実施したりする場合もあります。しかし、これらの仕事を看護師が任されることも少なくありません。食事介助時の誤嚥や、入浴時のバイタルの変化などは、患者さんの命に直結するため特に注意しましょう。


体位変換

自力での体動が困難な患者さんは、褥瘡の発生を防ぐために2~3時間ごとの体位変換を行い、楽な姿勢になるようポジショニングをします。身体の大きい患者さん、ルート類の挿入が多い患者さんは、介助者の負担が大きいので、無理をせず複数人で体位変換を行いましょう。


手術補助

手術室の看護師の役割は、「器械出し」と「外回り」の2つです。器械出しは、手術がスムーズに進むよう、術式や状況から次に必要な器械を予め予想することが求められます。外回りは、術中の患者の観察や記録、物品の補充の他、患者さんへの術前訪問や病棟・ICUの看護師への申し送りも行います。


夜勤巡回

基本的に寝ている患者さんが多いですが、夜間にせん妄や問題行動を起こす患者さんもいます。スタッフの数が日勤と比べて少ないので、こまめな病室のラウンドが必要です。患者さんの所在や状態を観察し、何か異常があればすぐに報告しましょう。


患者さんの移送

基本的に看護助手が単独で行う場合が多いです。しかし、酸素投与中やルート類の挿入が多い患者さんは移送によるリスクがあるため、看護師が付き添う場合もあります。


カルテ記載

バイタルサインや観察項目以外にも、行ったケアや処置の内容も記録していきます。最近は電子カルテを導入している病院が多く、看護計画の立案や評価もすべてパソコン上で行うことができます。様々な職種のスタッフも記録を見るので、内容は分かりやすく簡潔に記載する必要があります。


カンファレンス

患者さんの状態を共有し、必要なケアについて話し合います。看護師以外にも、医師やリハビリ、ソーシャルワーカー、管理栄養士なども参加する場合があります。カンファレンスで話し合われた内容は、病棟で共有し、どの看護師も理解・実践していくことが重要です。


施設ごとに見る看護師の仕事内容

看護師の仕事内容は働く施設の種類によっても変わります。また、看護師が求められているのは、病院やクリニックといった医療機関だけに留まりません。介護施設や保育園、動物病院など、看護師は様々な施設で必要とされている職業です。 ここでは施設の種類ごとに、仕事内容の特徴を詳しく見ていきましょう。


分野

施設

仕事内容の特徴

医療

病院

入院患者の日常生活の補助が多い。ナースコールへの対応も必要。病棟の場合は24時間体制で看護を行うので、夜勤は多め。

クリニック

薬品や備品の発注を任されることが多い。心電図の測定やレントゲン撮影などの医療機器の操作が含まれることもある。

検診センター

検診器具の準備や片付けを担当する。また、検診結果を受診者へフォローアップすることも任される。

救命救急センター

重い外傷や急性疾患等で搬送されてきた患者の処置や蘇生処置を行う。常に迅速な対応が求められ、基本24時間体制のため夜勤を担当することも多い。

治験施設支援機関

被験者に対する説明やケアを行う。治験関連の資料作成、データに誤記入がないかのチェック作業といったデスクワークも多い。

介護

特別養護老人ホーム

施設内の介護職員と連携を図る。入所者の服薬管理や定期健康診断の手配、日常生活の介助も業務に含まれる。

介護老人保健施設

日常生活の補助業務を担当する。機能訓練などリハビリのサポートも行うことがある。

有料老人ホーム

入居者の健康管理を担当する。定期診断の手配や服薬の管理など、施設内のケアアテンダントと連携を図る。

訪問介護ステーション

利用者の健康状態のチェックと主治医への報告業務が主。訪問先の療養環境の整備・援助も求められることが多い。

社会福祉

障害者支援施設

施設利用者が通院する際の付き添いや容態急変時の対応。入所者の服薬管理や日常生活の介助も担当する。

特別支援学校

児童・生徒の健康状態を観察するだけでなく、医療的ケアも実施。緊急時には障害に応じて適切な処置を取る。

保育園

入園内の衛生状態管理や保健指導。園児の保護者向けに衛生や保健に関わるお知らせを作成する。また園児・職員の健康診断の補助も担当。

幼稚園

その他

動物病院

獣医師のサポート業務。個人病院が多く、スタッフが少ない傾向にあるため、治療・診察・手術といった獣医師が行う業務以外のほぼ全ての業務を担当する。

地域包括ケア病棟

患者の退院における支援や調整業務。医療ソーシャルワーカーと連携を図る。

美容クリニック

診察や診療のサポート業務。美顔器や脱毛器などの機器操作や整形手術の補助も任される。クリニックが小規模の場合は、受付業務も看護師が担当することがある。


 看護師の働き方は医療機関だけではありません


医療分野ごとに見る看護師の仕事内容

現代では既に数多くの医療分野があります。しかし医療分野はまだまだ年を追うごとに細分化され、増加中です。また、病院やクリニックによっては、独特の専門分野が設置されていることもあり、他の医療機関にはない仕事内容が含まれることがあります。 ここでは、一般的な医療分野ごとに分けて看護師の仕事内容をご紹介しますので、業務を把握する際の参考にしてください。


医療分野

仕事内容の特徴

精神科

入院患者の服薬管理や生活用品の購入、所持金管理。患者さんの話を傾聴することも大切な業務の1つ。なお、閉鎖的か開放的か、また、病棟の方針や雰囲気によって仕事内容が大きく異なる。      

産婦人科

「妊婦健診」や「産後1ヶ月健診」の介助業務や妊娠中および産後の精神的なケアや声掛け、助産師と連携したケアを実施する。また生活指導やアドバイスも行う。      

消化器外科

診察や診療の補助業務。患者さんへの飲食制限を含めた生活指導や、飲食ができない患者さんへのチューブによる栄養や薬剤投与処置も担当。内科に比べると医師の補助業務の割合が高い。      

泌尿器科

問診やバイタルチェックを含む日々の健康管理。高齢の患者さんが多いため、目や耳が不自由な方とのコミュニケーションでは配慮が必要とされる。      

小児科

医療器具や服薬の管理業務、感染症対策、予防接種の実施を担当する。また、患者さんや保護者とのコミュニケーションも大切な業務の1つ。      

皮膚科

アレルギー検査や、手術の際には医師の補助を行う。投薬、採血をすることもあり。患者の年齢層が幅広いため、臨機応変な対応が必要とされる。      

眼科

視力検査や眼底検査の実施や準備、検査中の患者さんの介助を行う。器具などの洗浄や管理、患者さんの服薬管理も担当。      

循環器内科

薬物療法やカテーテル治療の介助業務、心電図や心エコーの検査準備などを担当する。取り扱う機器が多いため、機器関連の幅広い知識が必要とされる。      

脳神経外科

入院患者の日常生活の介助、CTなどの操作補助を行う。高齢の患者さんや機能面にトラブルを抱える患者さんが多いため、丁寧かつ能動的なコミュニケーションが必要とされる。      

耳鼻咽喉科

聴力検査の実施と補助、手術のサポートを行う。薬や診療器具の発注管理や入院患者の介助も担当。      

整形外科

ADL(日常生活動作)向上のサポートやリハビリの援助を行う。日常生活に支障をきたす症状の患者さんへのコミュニケーション、精神的なケアも重要な業務。また、X線写真やMRI画像に関する知識も必要とされる。      

形成外科

手術の準備や補助。患者さんへ施設や診療の説明も行う。勤務先によっては医療レーザーなど最先端の機器に関する知識も必要とされる。      


 クリニックという選択肢


雇用形態ごとに見る看護師の仕事内容

最後に、雇用形態別に看護師の仕事内容を見ていきましょう。看護師の仕事内容は、勤務先でのシフト状況や役職によっても変わります。 ここでは正社員、非常勤、派遣社員の3つの雇用形態ごとで行う仕事内容の特徴について解説します。


雇用形態

仕事内容の特徴

常勤(正社員)

常勤看護師は勤務時間が長時間に及ぶことが多いため、非常勤や派遣に比べると責任を伴う仕事が多い。一方で役職や給与のステップアップなどに伴い、業務の幅は広がりやすい。      

バイト・パート(非常勤)

常勤看護師の補佐としての業務が多い。血圧測定や採血、検診の案内や書類整理など。職場や常勤看護師の指示により仕事内容が異なるのも特徴の1つ。

派遣

委員会やカンファレンス、勉強会などへの参加義務がない場合が多い。勤務時間は残業がないように配慮されるので、点滴や食事補助など、短時間で終わる仕事を任されやすい。


一口に看護師といっても多種多様!自分に合った職場を探してみましょう

「施設」「医療分野」「雇用形態」の3つの軸で、看護師の仕事内容の違いや特徴を紹介しました。看護師に求められている仕事は大枠では変わらないものの、職場によって細かな点が違うことが分かります。 転職活動の際には看護師自身が勤務先を調べて、自らの望む働き方に合っているかを見極めることが大切です。求人を探す際には、施設や医療分野、雇用形態もぜひ職場選びの参考にしてみてください。現職の仕事が辛いと思う方や日々の業務にやりがいを見つけたい方は、仕事内容という観点から転職先を探してみてはいかがでしょうか?


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