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保育士の転職ガイド|転職前の準備、求人の探し方、オススメの職場とは?

  • 投稿日
  • 更新日
投稿者:福田 将也

保育士の転職に当たってどのようなことを準備すればいいのでしょうか。特に初めての場合は何から始めていいか全く分からないという方もいるでしょう。そこで今回は、準備しておきたいことや求人の探し方、保育士にオススメの職場など、転職にあたって知っておきたいことを中心に紹介していきます。既に転職に向けて動き出している方も、まだ悩んでいる方も是非参考にしてもらえればと思います。

目次



1.そもそも保育士とは?

保育士の具体的な転職準備を見ていく前に、保育士について基礎的なことを見ておきましょう。

保育士は、未就学児を保育するために必要な保育士資格を持った人のことを指します。以前までは「保母」「保父」と呼ばれていた職業ですが、1999年の児童福祉法改正に伴い、「保育士」と呼ばれるようになりました。


保育士の仕事内容

保育士の仕事内容は大きく3つに分けることができ、「対 子ども」、「対 保護者」、「その他の仕事」になります。

「対 子ども」の場合は、身の回りのお世話をしながら基本的な生活習慣を身に付けられるようサポートしていくことが主な仕事です。また、健康状態の管理や一人ひとりの発達状況に合わせた「言語能力」、「運動能力」の習得をサポートするのも大事な仕事です。


「対 保護者」の場合は、子供の成長に関するアドバイスや連絡帳などを通して園での様子を伝えることが主な仕事です。保護者と普段から積極的にコミュニケーションを取っていくことが重要になります。また、お便りなどの配布物の作成、保育計画書の作成・共有も含まれます。


上記以外では、地域交流も重要な仕事です。さまざまな大人と交流することで、子どもの成長を促進する狙いがあります。

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保育士の服装

保育士は子どもや保護者といった大多数の人と接する仕事であり、身だしなみや立ち振る舞い一つで周囲の人からの信頼が変わってきます。見た目を左右する服装は重要であり、保育士の場合は見た目だけでなく、安全性や動きやすさを重視することが必要です。


安全性

子どもが飛びついてきたり服を引っ張ったりすることが日常茶飯事のため、スタッズなどの飾りがついているものやパーカーのような紐つきの服を選ばない方が良いでしょう。ボタンに関しては、避けた方が無難ですが、どうしても着る必要がある場合はボタンが取れかかっていないか確認しておきましょう。


動きやすさ

アクティブに子ども達と動き回ることが多いので、動きやすさも重要です。女性の場合はスカートなどを選ぶと動きが制限されてしまい、咄嗟に行動ができないこともあるでしょう。ボトムスはジャージやストレッチのきいたパンツ、トップスはTシャツを選ぶのが良いでしょう。


清潔感

保育の過程で、土汚れや給食をこぼしてしまったりと服が汚れることは多々あります。そのため、汚れてもなるべく見た目がだらしなく見えないように、汚れが目立たない服を選ぶ必要があります。

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保育士になるには

保育士になるためには、国家資格である保育士資格を取得する必要があります。保育士の資格を取得するには方法が2つあり、「指定保育士養成施設から資格取得を目指す方法」と「保育士試験合格から資格取得を目指す方法」です。


指定保育士養成施設のケースは、大学・短大・専門学校で資格取得に必要な科目を履修することで資格を取得できます。「保育士試験」を受験する場合は、年に2回実施される試験に合格すれば資格を取得することができ、社会人が働きながら保育士資格を取得する場合は、このケースがほとんどです。

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保育士試験

試験日程(年2回実施)

【前期】筆記試験→4月下旬 実技試験→7月上旬

【後期】筆記試験→10月下旬 実技試験→12月中旬


合格発表

【前期】筆記試験→6月頃 実技試験→8月頃

【後期】筆記試験→11月頃 実技試験→1月頃


試験の日程については概ね上記の通りです。なお神奈川県と大阪府については、地域限定保育士試験を実施しており、上記2回とは別にもう1回試験が実施されています。


受験資格

受験資格は以下の通り規定されています。


  • 大卒・短大卒(日本の学校教育法に基づいた4年制大学や短期大学)
  • 保育士とは関係ない学部・学科で合ってもOK

  • 専門学校卒(日本の学校教育法に基づいた専門学校)
  • 卒業した課程が修業年限2年以上の専門課程であること

  • 高卒
  • 以下のいずれかの要件を満たせばOK

    ・1991年3月31日以前に卒業している

    ・1996年3月31日以前に高校の保育科を卒業している

    ・2年以上かつ2880時間以上、児童福祉施設における実務経験を有している

  • 中卒
  • 児童福祉施設で5年以上かつ7200時間以上の実務経験を有している


合格率

「厚生労働省「保育士試験の実施状況(令和3年度)」によると約20%程度となっており、しっかりとした対策が必要な試験と言えます。

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保育士の給料事情

「令和3年賃金構造基本統計調査」によると、2021年度の保育士の平均給与は256,500円、平均賞与支給額は744,000円となっています。これをもとに計算すると平均年収は約382万円、手取りの月給は約20万円前後になります。


また、ここ数年の給料の推移を見てみると月給は上昇傾向にあり、2017年と比較すると約27,000円程度上昇しています。今後も給料は上昇を続けると思いますので、将来性もある職種と言えるでしょう。


年度 月収 年間賞与
2017年229,900円 662,500円
2018年239,300円 707,700円
2019年 244,500円 700,600円
2020年 249,800円 747,400円
2021年 256,500円 744,000円

出典:厚生労働省「賃金構造基本統計調査」


保育士のやりがい・大変なこと

続いて保育士のやりがいについてみていきます。やりがいについては、子どもと接しているときと保護者と接しているときでそれぞれ別のやりがいを感じている保育士が多いようです。


子どもと接しているとき

・子どもの笑顔を見ることができたとき

自分が設定した保育で笑顔になってくれたり、笑顔で遊んでいる姿を見ると、癒されると同時にやりがいを強く感じる保育士は多いようです。


・子供の成長を感じたとき

苦手なものを食べられるようになった、歩けない子が歩けるようになったなど、子供の成長を間近で見る機会が多い仕事なので、その成長を楽しみに仕事に取り組むことができます。


保護者と接しているとき

・保護者からの育児の相談

保護者が育児について保育士に頼るというのは、信頼関係が築けているということです。その信頼関係に嬉しくなり、さらに知識を身に付けようと言う保育士も多いです。


・保護者からの感謝の言葉

色々な保護者と接する中で「ありがとう」の言葉が一番うれしくなりますよね。信頼関係が築けないと思っていた人から感謝の言葉を聞くと、もっと頑張ろうという気になると思います。


大変なこと

また、やりがいだけでなく大変なことも多い保育士ですが、現役の保育士は以下のようなことに対して大変さを感じているようです。


・長時間労働や持ち帰り残業がある

保育士は運動会などのイベントごとの前は必然的に業務量が増え、残業や持ち帰りで仕事をすることも増えます。また、子どもたちのお迎えの時間になっても保護者が現れず、保護者が来るまで一緒に待っているということも起こります。


・女性ばかりで人間関係が面倒くさい

保育士はもちろん男性の方もいますが、圧倒的に女性の方が多いです。人間関係のトラブルは保育士に限ったことではありませんが、女性が多いならではの悩みを抱えやすいことも事実です。


・言うことを聞かない子どもたちへの対応

子どもたちもみんながみんな言うことを聞いてくれるわけではありません。仲には話を聞いてくれなかったり、喧嘩を始める子たちもいます。そういった対応の難しさに悩む保育士もいます。

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保育士の仕事は、子供の成長に直接触れながらやりがいや魅力を感じることができる職業です。

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保育士になるメリット・デメリット

保育士になるメリットやデメリットについてみていきましょう。


メリット

・資格を取得すればずっと働くことができる

保育士資格は一度取得してしまえばその後は更新の必要はなく、ずっと働くことが可能です。また、保育園だけでなく、児童養護施設や放課後等デイサービスなど就業場所も多様なことは大きなメリットと言えるでしょう。


・幅広い年齢の子どもと接し育児の知識を身に付けられる

保育園では幼稚園と異なり、0歳~未就学児まで接する機会があり、育児に関する知識を幅広く身に付けることが可能です。また、放課後等デイサービスなどでは18歳までの子どもを対象としているので、さらに幅広い年齢の子どもたちと接していくことが可能です。


・ライフスタイルに合わせた働き方が可能

保育士は常勤職員としてフルタイムで働くことはもちろん、パート職員として短時間勤務や週の勤務日数を減らして勤務することも可能です。常勤とパートで仕事内容が大きく変わるわけではないので、プライベートと両立しながら保育士として勤務することも難しくありません。


デメリット

・勤務時間が長い

基本的にシフトは8時間ですが、8時間の中には事務作業も含まれています。子どもたちを見ている時間が長く、事務作業が終わらずに残業や持ち帰りで仕事をしている保育士も少なくありません。


・休みがとりにくい

担任になり自分のクラスを持つとお休みを取りにくくなります。年末年始や日曜・祝日以外は基本的に開園していることが多いので、まとまった長期休みを取ることは難しい仕事と言えるでしょう。

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保育士のキャリアプラン

保育士資格を取得後、勤務していく中でスキルアップ・キャリアアップしていくにはどうすれば良いのでしょうか。保育園で勤務する保育士を例に見ていきましょう。


キャリアアップ

保育園で働く保育士の場合は、以下のような段階を経てキャリアアップしていく形になります。

1.研修期間

2.担任補助 / 担任

3.副主任 / 主任

4.副園長 / 園長

5.理事長


保育園の規模によってキャリアアップに必要な勤続年数は異なります。また、その役職に見合うだけのスキルも必要になってくるので、保育士としてのスキルを磨くことも忘れないようにしましょう。


スキルアップ

では保育士として必要なスキルを磨くにはどうすればいいのでしょうか。手っ取り早くスキル向上させるのであれば資格取得が良いかと思います。以下の資格はスキルアップに効果的な資格ですので資格取得を検討してみてください。


・社会福祉士

社会福祉専門職の国家資格で、何かしら課題を抱える人からの相談を受け、専門知識に基づいたカウンセリングや支援を行い、課題解決をサポートします。保護者支援などの場で重宝される資格と言えます。


・福祉施設士

国社会福祉協議会が実施する「福祉施設長専門講座」を修了することで得られる民間資格です。福祉施設を運営・管理する責任者に求められる専門知識を習得することができます。


・絵本専門士

保育の現場で生きる民間資格の一つです。絵本に関する深い知識を得ることができ、読み聞かせにもそのスキルを活用できる資格です。


・育児セラピスト

保護者が抱える育児の悩みを解決すべく、発達心理学に基づく育児知識を伝えるスキルが身につく資格です。保育士に対して保護者が育児に関する相談を寄せることは多く、現場で役立つ資格と言えるでしょう。


2.保育士の転職準備

転職にあたっては、求人に応募する前に入念な準備が必要になります。応募前の準備から求人の探し方、面接、現職の退職といった一連の流れを見ていきましょう。


自己分析

転職を行うにあたっては、まず自己分析を実施しましょう。「自分がどんな園で働きたいか」「今回の転職で変えたいものは何か」「そもそも今の自分に転職は必要なのか」など、事前に自分の思考や希望を改めて理解しておく必要があります。


自己分析を行うことで、①自分の主張に一貫性を持たせることができたり、②事業所とのミスマッチを防ぐことも可能になります。①については、面接時、履歴書の書いた内容と面接時の質問で主張に食い違いがあっては、どんなにすばらしい経歴を持っていても、採用側はマイナス評価をせざるを得なくなります。②については、自分の考えと事業所の方針が合わず、せっかく入職できたのにすぐに辞めてしまうといった事態を防ぐことにつながります。


履歴書・職務経歴書の準備

実際に転職活動を始める際、必要になってくるものが履歴書や職務経歴書です。どのように作成していけば良いかポイントを確認しましょう。


履歴書の書き方

①履歴書

指定がなければ自分に合った履歴書のフォーマットを選びましょう。新卒の方や職歴が少ない人は「学歴・職歴」が狭く、「趣味・特技」「自己PR」などが広く設けられているものを使うことがおすすめです。


②ボールペンまたは万年筆

指定がなければ手書きでもパソコンでもどちらでも良いかと思いますが、保育士は字を書く機会が多いので、手書きの方が応募先に良い印象を持ってもらいやすいです。


③証明写真

一般的なサイズは横2.4〜3cm、縦3.6〜4cmで、撮影してから3カ月以内のものを使用しましょう。


また、記入時に注意すべき点は以下の通りです。


①「学歴・職歴」の記載方法

学歴・職歴や資格は省略することなく、正式名称で記載しましょう。また、転職歴や短期離職歴が多い方は、「悪いイメージを持たれるのではないか」という不安があるかとは思いますが、全て正確に書くようにしましょう。


②資格・免許

資格・免許は正式名称で取得した年と合わせて正しく記入しましょう。法改正により、名称が変わっている資格もあるので現在の名称を確認しましょう。


③志望動機

事前に応募する保育園の理念や方針を調べて、それにあった具体的な志望動機を記載しましょう。この欄に記入した内容が、実際に面接時の話題になる可能性が高いです。

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職務経歴書の書き方

職務経歴書は以下のような構成で記入します。「職務経歴」の部分では、「これまでの勤務先の情報」「これまでの経歴でどんな業務に従事してきたか」などを記載し、「経験」を記載します。「自己PR」の部分で、その「経験」から得たスキルや強み、入社した際にどのように活かせるかという点をアピールします。


①職務要約

②職務経歴

③保有資格

④自己PR

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求人の探し方

履歴書や職務経歴書の準備ができたら、いよいよ求人を探しましょう。保育士の求人を探す際には様々な方法があります。

①ハローワーク

②知人の紹介・口コミ

③折込広告・求人情報誌

④人材紹介サービス

⑤転職サイト


どの方法で求人を探すにしても、まずは「自己分析」した際に考えている「今回の転職で変えたいものは何か」という軸を意識して、その軸にあった求人を選定していきましょう。自分の軸に合わない求人は、たとえ条件が良かったとしても、ミスマッチになる可能性があります。「給料を今より良くしたい」「時間に縛られることなく働きたい」など、考えている軸からぶれることなく求人を探していくことが重要です。


面接対策

保育士の転職理由・志望動機

転職理由は大前提として、面接時に転職理由をそのまま伝えてしまうのはNGです。伝え方次第で、文句が多い・根性がないなどネガティブなイメージを与えてしまいかねません。ポイントは、その理由を「あくまでもポジティブとらえている」というように伝えることが大切です。嫌だった部分だけでなく、それをきっかけに自身がこの先どうしたいのかを伝えることが重要になります。流れとしては、まず保育の仕事へのやりがいや前向きな気持ちを伝えていくと良いでしょう。

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現在保育士として活躍している方でも、働いている中で悩みに突き当たることがあるのではないでしょうか。その悩みのせいで、

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志望動機も必ず聞かれる質問です。志望した園でどんなことがやりたいのか、他の園ではなくその園でなければならない理由を明確にしておくことで、仕事に対する前向きな姿勢をアピールすることができます。


面接時の服装

面接時の服装は、指定がない場合は上下セットのスーツ、白のワイシャツもしくはブラウスをきることをお勧めします。色は黒もしくは濃紺のもので、値段はお手頃なもので問題ありません。スーツやシャツなどはしわや汚れがないよう、きちんとアイロンかけをしておきましょう。


好印象を得るための動作・言葉遣い

面接で好印象を得るには以下のことに注意して臨みましょう。


入室前の準備:5分~10分前に会場に到着、化粧室で身なりを整えておく

目線と姿勢:相手の目を見て話すこと、椅子に浅く腰掛けること

声のスピードとボリューム:はっきりと相手に伝わるようなスピードとボリュームを意識

言葉遣い:敬語はもちろん、盛り上がったからと言って口が滑って失礼なことを言わないように


その他、面接時の身だしなみや注意すべき点は、以下の記事で詳しく解説しているので参考にしてください。

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保育士に限ったことではありませんが、志望先に採用されるためには面接が非常に重要です。

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現職の退職

面接で内定を得た後は退職の準備です。現在の職場にどう伝えていくべきか見ていきましょう。


退職願・退職届

退職の意志を伝える場合、いきなり退職届を出すのではなくまずは「退職願」を提出します。退職願を提出し会社に無事受理されてから、退職日に退職届を提出します。退職願や退職届はweb上でサンプルが公開されているので、どう書けば良いのかわからない場合は利用してみましょう。


退職理由

退職理由については、本音で正直に伝える必要はありません。なぜなら理由を告げることにより、引き留めのきっかけを作ってしまうことになるからです。退職理由としてはひきとめる訳にはいかない理由を用意し、自分が上席なら「これならば認めざるを得ない」と言う理由を用意しておくと、スムーズに退職交渉を進めていくことができるでしょう。


退職については、以下の記事で詳しく解説しています。退職願や退職届のサンプルや退職の進め方についても紹介しているので、気になる方はチェックしてみてください。

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退職願・退職届の書き方|退職の意思を上手く伝える方法とは

勤務する職場を辞める決断をしたら会社に対して退職の意向を伝えることになりますが、その際に使用するのが退職願・退職届です。

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3.保育士の転職に対する不安と解決法

転職の準備やいざ転職を始めようとなると、様々な不安は尽きないものです。保育士がどんな不安を抱えているのか、またどんな風に解決していけばいいのかを紹介します。


よくある転職の失敗

まずはよくある転職の失敗例を見ていきましょう。


待遇・福利厚生だけを見て転職

待遇や福利厚生は転職先を決定する上で重要な要素です。「高収入を得たい」「社宅に入りたい」など、生活面のサポートが優れている職場への転職は誰しも希望するものです。しかし、「残業が多い」「人間関係が悪い」などマイナス面もあるかもしれません。


就業先を選ぶ上で、最終的に長期的に働くことができる職場が良い職場かと思いますので、自分が納得できる条件が揃っているかしっかり吟味することが大切です。


今の保育園を早く辞めたい気持ちが先行してしまった

今の保育園を早く辞めたいがあまり、よく条件も確認せずに「内定が出たところに即決」してしまい、失敗するケースはよくあります。結局働いてみたら前と状況が変わらないことはおろかひどくなってしまうケースも考えられます。


自分の転職の軸をはっきりさせることは大事ですが、その軸に沿った転職ができなくては意味がありません。早く今の職場を辞めたいと考えなしに動くことは絶対にやめましょう。


転職のタイミング

転職に動き出すタイミングは非常に難しいですが、こればかりは正解はありません。自分が転職すべきと思ったタイミングでするのが一番ですが、オススメと言えるタイミングもあります。一般的には下記のタイミングを目指すと、スムーズに転職できる可能性は高まるでしょう。


  • 求人の増える時期:2~3月、8~9月
  • 賞与の支給後:6月~7月、12月~1月

ただし、保育士の場合は担任を持っていることが多く、園での業務引き継ぎのタイミングを考えると4月転職が最も良いと言えるでしょう。

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転職回数

転職回数が多いと、その後の転職は不利になりやすいというのが一般論ですが、保育士は決して転職回数が少ない職種というわけではないので、数回程度であればそこまで気にする必要はありません。ただし、短期離職を何度も繰り返していたり、20代のうちに複数回転職しているとなると、話は別です。


転職回数が多くても絶対に転職出来ないということはありません。転職に至った理由や転職先で何がしたいのかなど、自分が働く上で重要にしている軸をきっちり伝えることが、転職を成功に繋げてくれます。


転職理由

保育士の転職理由はどんなものが多いのでしょうか。代表的な例を上げているので、見ていきましょう。


仕事が辛い

保育士は前述の通り、勤務時間が長いことや子どもたちとアクティブに動き回ったり、身体的な負担が大きい仕事で、決して楽な仕事ではありません。次から次へと仕事が増えることもあり実際の負担は現場に出てみて初めて分かることが多く、「思った以上に大変だった」と悩む保育士は多いです。


また、子どもが言うことを聞いてくれないなど自分の保育観が通用せず、「こうしたらいい」といった正解のある仕事ではありません。こういった試行錯誤に辛さを感じ、自分には合わないと転職していく保育士もいます。


人間関係

保育士は女性が多い職場なので、その人間関係に悩む人は多いです。同性が多い職場は厳しく指導されることも多々あり、お互いの保育観で衝突もあります。また、園長や保護者との関係でもこじれてしまうケースはあり、関係性を維持していくことが難しい職場と言えるでしょう。


ストレス

保育士はストレスがたまりやすい職業です。業務の拘束時間が長いことや給料の低さ、人間関係など複合的な原因が考えられます。自分なりのストレス解消法を持っている保育士は大丈夫ですが、そうでない場合はどこかで過剰なストレスがかかり、体調を崩したりするケースも多いです。


ライフスタイルの変化

転職理由として最も多いものがライフスタイルの変化です。結婚や出産はもちろん、パートナーの転勤に伴い、退職を余儀なくされるケースもあります。保育士は正社員だけでなくパートとして働ける機会が多い職業なので、ライフスタイルの変化を機に転職してパート勤務に切り替えるという保育士も多いです。


4.保育士が使っている転職方法の比較

実際に求人を探していく際に保育士は、どういった手段で探しているのでしょうか。ここでは代表的なもの5つを紹介します。


ハローワーク

ハローワークは、前項に500か所以上ある厚生労働省所管の就職・転職を目指す人向けの支援をしてくれる機関です。求人の閲覧・紹介はもちろん、応募書類の添削や面接対策などのサポートを無料で受けることができます。また、雇用保険の手続きなども行ってくれるため、就職・転職活動に慣れていない方は頼りになる転職方法と言えるでしょう。


ただし、ハローワークで取り扱う求人は全産業のものとなっており、職員も書く求人を詳細に把握しているわけではありません。職場の雰囲気など自分が知りたい情報を事前に得られないこともあるので、そういったものを参考にしたい方には向いていない手段です。


知人の紹介・口コミ

知人が勤めている職場を紹介してもらうというのも一つの手段です。既に勤めている人から情報を得ることができるため、求人情報を見るだけでは得られないような情報を得ることができ、その事業所を詳しく検討したい場合に有効な手段と言えます。


ただ、知人の紹介だけをあてにして転職活動を行うというのはハードルが高いと言えます。実際紹介された職場が自分の希望にマッチしないということは当然あり得ることであり、紹介してくれそうな知人がいても、その事業所がそもそも募集していなければ紹介してもらえません。


折り込み広告・求人情報誌

自分の地域で配られるものになるので、自宅から近い職場を探す際に優れた手段です。折り込み広告は新聞を取っていればそこに挟まっており、求人情報誌は駅やコンビニで簡単に入手できます。


しかし、折り込み広告や求人情報誌は広告スペースに限りがあり、求人の情報量が少なかったり、求人数自体も少ないです。また、少ない求人に多くの応募者が集まるため、求人自体の競争率は高くなっています。


人材紹介サービス

人材紹介サービスは、人材紹介会社のエージェントが応募先の事業所と求職者の間に入り、求人の紹介から応募時のサポート、入職交渉に至るまで支援してくれるサービスです。求職者側は自分の希望を伝えれば希望に沿った求人を紹介してくれるので、転職活動を比較的楽に進めていくことが可能です。


人材紹介サービスにもデメリットはあります。一つは採用時の年収が低くなる可能性があることです。採用した事業所から人材紹介会社へ支払われる紹介手数料は採用した求職者の年収から算出されるため、採用側が少しでも紹介手数料を減額できるよう求職者の年収を低めに設定する可能性はあるようです。


転職サイト

転職サイトは、全産業の求人が掲載されている総合転職サイトと、保育や福祉の業界に特化した求人サイトの2種類に分かれます。保育士が転職サイトを使う場合は、業界特化の転職サイトを使うことをおすすめします。


業界特化の転職サイトは、給与や条件といった基本的な情報はもちろん、事業所の特徴や雰囲気といった一般的な求人票からは知ることができない情報を得ることが可能です。当然のことではありますが、業界特化型の求人サイトのため、既に絞り込まれた求人の中から効率良く求人を探せます。


転職サイトのデメリットとしては、求人の検索・応募から入職交渉まですべて一人で行わなければならないことです。ただし、求人サイトには転職に役立つコラムが充実しており、こういったものを活用して円滑に転職活動を進めていく人は多いです。


以下は医療・福祉業界に特化した転職サイト「コメディカルドットコム」を利用したユーザーの声を紹介しています。業界特化型求人サイトを利用したい方は、こちらも参考にしてみましょう。

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5.保育士が転職先として検討したい事業所

保育士の就職先と言って思いつくのは保育園ですが、保育園にもいくつか種類があり、保育園以外の就職先も豊富です。ここでは各事業所の特徴について紹介します。


認可保育園

国が定めた様々な基準をクリアし、都道府県知事に認可されている保育園のことを指します。認可保育園は国や自治体から補助金が支給されており、設備面の充実化や保育士の給料が安定していることが特徴に挙げられます。


認可外保育園

施設設備など国が定めた厳格な基準は満たしていないものの、保護者からの多様なニーズに応えるべく、園独自のカリキュラムを策定した保育を行っています。各園で特徴的な保育を行っており、自分が理想としている保育を実施しやすい保育園と言えそうです。


企業主導型保育園

女性の社会進出が増えていく中で男女ともに仕事と子育ての両立を実現させていくことを目的に、各企業が提供する保育サービス・保育園のことです。安定した企業が運営していることが多いので、待遇や福利厚生は充実したものになっています。


事業所内保育所

企業が自治体の許可を受けて実施する地域保育事業の一環です。企業主導型保育園と違い、認可保育園の扱いになります。基本的に小規模保育になるので、園児一人ひとりに寄り添ったゆとりある保育を実践していくことが可能です。


病児保育室

病気または病後保育園への当園許可が下りていない子どもを預かる事業所で、一般的には医療機関に併設されていることが多いです。子どもたちが元気で動き回るというわけではないので、業務としては身体的負担は少なめです。しかし、医療的な知識や特殊な配慮などが必要です。


認定こども園

保育園と幼稚園両方の機能を併せ持った事業所のことで、「保育」と「教育」を一体的に行うことを目的としています。認定こども園で働くためには保育士資格の他に幼稚園教諭免許両方を持っていることが望ましい(幼保連携型認定こども園の場合は必須)とされています。


母子支援施設

身体的・精神的な暴力や離婚、経済的な問題などの事情で生活が困難になった母子を保護し、自立のための生活支援を行う施設です。保育士は入所している子どものお世話はもちろん、保護者に対する生活支援や自立支援といったサポートを行います。


児童養護施設

保護者がいない、虐待があるなどの理由から家庭生活が困難な子どもを預かる施設です。保育士は子どもが児童養護施設を出るまでに、自立して生活を送ることができるよう、日常生活の指導や勉強などの学習指導を行います。


乳児院

保護者の経済的事情等で子育てが困難になった乳児を一時的に預かる施設です。0歳~2歳までの子どもを対象とし、それ以上の年齢の子どもは児童養護施設に行きます。保育士の仕事は保護者に代わって乳児を育てることです。


障害者支援施設

身体障害・知的障害・発達障害・精神障害といった障害を持つ子どもが生活する施設でも保育士の活躍の場はあります。こういった施設で子どもたちの日常生活を援助する保育士を加配保育士と呼び、障害内容や状態に応じた保育を実践しています。


児童発達支援・放課後等デイサービス

障害を持った子どもたちが、学校の放課後や長期休みに利用する学童保育のようなサービスです。個別支援計画というものを作成し、それに基づいたサポートを実践します。児童発達支援は未就学児を対象とし、放課後等デイサービスは原則小学生から高校生までを対象としています。


6.転職するならまずは求人を検索してみよう!

いかがでしょうか。保育士は保育園以外にも活躍の場は多く、様々な雇用形態で働くことができる職業です。転職を検討しているなら、まずは自分がどんな職場で働きたいか転職の「軸」を見つけるために、自己分析と併せて求人をチェックしてみることから始めてみても良いのではないでしょうか。


セカンドラボ株式会社

URL:https://www.2ndlabo.co.jp

2018年11月よりセカンドラボ株式会社に入社。主に介護施設を中心に医療介護向け求人メディア「コメディカルドットコム」の営業・採用課題のサポートを行う。

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