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「介護職を辞めたい…」転職を決める前に確認しておきたいポイント

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  • 更新日
投稿者:藤田 真央理

「やっぱり介護職はつらいから辞めたい…」と勢いでいきなり辞めてしまうのは、次の転職への失敗にも繋がりかねません。退職という大きな決断。その判断材料として、退職によるメリットとデメリットを解説。退職すべき職場の特徴と退職を決める前にあなたができることを確認することで、自身の現在地を把握して、後悔のない決断ができるようになります。

目次



1.介護職員の主な悩み

・職場の人間関係が良くない

・給与に不満がある

・体力的につらい

・労働環境に不満がある など


現場の介護職員は、特に上記のような点に不満を抱えたり、悩んだりしているようです。介護職の給与は改善のためにこれまでいくつかの策が講じられていますが、それでもまだ不満だと感じる声が多いのが現状です。


また、要介護度の高い人をケアする場合、身体的な負担も増えます。若い頃は特に気にならなくても、段々と体力の限界を感じるようになったというベテラン職員もいます。


職場の雰囲気や待遇によっては、人間関係や労働環境への不満が悩みになることもあります。特に、介護現場は慢性的に人材不足で、ギリギリの人員で頑張っているところも少なくありません。


その他にも、利用者やその家族への対応などが悩みの種になることも。介護という職種上、どうしても利用者やその家族と深く関わらざるを得ないため、こういった悩みも起こりやすくなります。


2.介護職員のストレス解消法は?

人それぞれストレスの解消法は異なります。ストレスが溜まらないよう、介護職員の皆さんはどんな方法をとっているのでしょうか。代表的なストレス解消法は以下の通りです。


・休暇をとる

・人に悩みを相談してみる

・運動する

・没頭できる趣味を作る など


介護職員は不定休の方も多いので、友人と予定が合わないという方も多いかもしれません。そういった方は、1人旅に出てみたり、1人でも参加できる習い事を始めてみたりするのもおすすめです。


また、介護職員は体に負担がかかる仕事が多いので、マッサージや温泉といったリラックスできる環境を探してみるのもよいでしょう。


ストレス解消法がない、あるいは他の方法を試したい方は、参考にしてみてはいかがでしょうか。


3.介護職を辞めたいなら、まず理由を明確にする

おばあさんに寄り添う女性ヘルパー

「もう辞めたい!」と勢いに任せて退職するのはおすすめできません。次の職場探しの失敗を招く原因にもなります。肝心なのは「なぜ辞めたいのか」理由を明確にすること。


まずは、「介護職そのものを辞めたい」のか、それとも「今の職場を離れたい」だけなのか明確にしてみましょう。そうすれば、他業界へ転職するか、今後も介護職を続けるかどうかの判断につながります。


今の職場や仕事に不満をたくさん抱えていると、冷静さを見失うこともあるかもしれません。一度立ち止まり、退職するメリットとデメリットを知った上で行動すると後悔も少なくなるでしょう。


退職のメリット

・精神的に楽になる

・じっくり転職活動できる

・資格などの取得に時間が使える


退職すると、仕事や職場の悩みから解放され、精神的なゆとりができます。心にゆとりがない方は、一度退職してから、「介護職が好きか」を考えてみるのもよいでしょう。


また、在職中に転職活動することに罪悪感を覚える方は、転職活動も堂々とできる点がメリットです。それだけでなく、新たに資格を取得したい時は、勉強だけに没頭できる環境が整うでしょう。


退職のデメリット

・収入がなくなる

・離職期間が長いと就職の難易度が上がる

・就職を焦って妥協してしまう

・辞め癖がつく


当然ですが、転職先が決まらないまま退職すると、収入がなくなります。次の職場がスムーズに見つからない場合、焦って妥協してしまう可能性があるので注意が必要です。


そうなってしまうと、また新たな悩みにぶつかって早期退職…という悪循環を繰り返してしまう可能性があります。


とはいえ、理想的な職場を見つけようとして条件を絞り込みすぎると、転職先が見つからず離職期間が延びてしまうことに。離職期間が長いと、転職活動の難易度が上がってしまうかもしれません。


4.介護職を続けるメリットと将来性

一般的に介護職は、「つらい割に給与が安い」などとよくいわれ、離職率の高さが問題になることがあります。しかし実際は、世間一般で騒がれているほど、離職率は高くありません。


それどころか、将来性のあるやりがいのある仕事といえます。ここでは、介護職を続けるメリットと将来性について解説していきます。


想像よりも離職率が高くない

厚生労働省の「2019年(令和元年)雇用動向調査結果の概況」によると、全職種での離職率は全体で15.6%。「医療・福祉分野」の離職率は14.4%で、「宿泊業・飲食サービス業(33.6%)」や「生活関連サービス業・娯楽業(20.5%)」、「教育・学習支援業(17.7%)」よりも少ないことが分かります。


さらに詳しく、公益財団法人介護労働安定センターの「令和元年度労働実態調査」をみてみると、「訪問介護員・介護職員」の離職率は15.4%と、全職種での離職率と同程度であることが分かります。


雇用安定・キャリアアップが図りやすい

少子高齢化の進む日本では、介護職は今後も安定した雇用が見込まれる職種といえるでしょう。しかも介護職は、無資格・未経験でも正社員採用の可能性があります。


また、仕事をしながらキャリアアップが図れるため、転職者でも管理職を目指すことが可能なため、将来性のある職種といえます。


待遇改善や負担軽減の取り組みが進んでいる

以前にも増して、介護職の処遇改善は国の施策により図られています。今は整備が行き届いていないかもしれませんが、将来的には改善していくことが期待できるのではないでしょうか。


5.こんなあなたは介護職を転職すべき

右手人差し指で空を指す女性ヘルパー

なかには、転職したくても勇気がなくて悩みを抱えたまま頑張っている人もいるでしょう。しかし、あまりにストレスの多い状況が続くのは、よいことではありません。以下の状況にある場合は、転職を検討してみてみるのもよいでしょう。


職場の環境・待遇が悪い

・各種ハラスメントの横行

・サービス残業が多い、休みがとれない

・違法な医療行為を介護職員にさせている など


職場環境は、自分一人で改善することが困難です。特に、上司が上記の問題に対して解決しようという意思がない場合、すぐにどうにかなるとは考えにくいでしょう。


サービス残業や違法な医療行為などは、法律にも関わる大問題です。公になると、施設の存続すら危うくなります。


こうした問題を速やかに解決できない職場なら、自分の身を守るためにも転職することをおすすめします。


介護職そのものが続けられない

・腰痛など生活に影響のある身体的理由

・職場に行けないほどの鬱に近い精神状態

・他にやりたいことが見つかった など


職場を変えるだけでは解決できない問題もあります。身体的な理由や精神状態により、介護職そのものが続けられない時は、無理をせず退職して休養するのも1つの解決策です。


これらの理由に当てはまり、「退職したい」という気持ちが強い方は、退職の流れを確認しておきましょう。




6.働き方を変えてみることも一つの選択肢

もし現在の働き方が合わずに辞めたいと感じているのであれば、現在と違う働き方を選択することも一つの手です。


日勤だけで働く

不規則な勤務や夜勤が辛いから辞めたいという場合には、日勤のみで働いてみるのはどうでしょうか。デイサービスやデイケアといった通所介護であれば、夜勤はもちろん、早番や遅番といったシフトも原則ないので、規則的に勤務を続けることが可能です。不規則な勤務で体力的にも限界と感じているのであれば、検討したい働き方です。

女性介護士と車椅子の男性

日勤の介護士の働き方|メリット・おすすめの日勤のみの職場を解説

「夜勤がつらい」と感じている介護職の方は多いと思います。もし日勤だけで働いていくことができれば、

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夜勤専従として働く

不規則な勤務はしたくないけど、給料も維持したいという方も多いと思います。日勤のみではどうしても夜勤のある勤務と比べて、収入面で劣ってしまいます。そういった場合は夜勤専従という働き方がおすすめです。夜勤専従は文字通り夜勤のみの勤務で働き、長時間勤務することが可能ですので、給与面もある程度保証されています。また、月に10日程度の勤務の勤務ですむことが多いため、メリハリをつけて勤務することが可能です。



7.転職前にあなたができるコト

「仕事を辞めたい」という漠然とした理由で勢いに任せて辞めてしまう前に、まずは辞めたい理由を明らかにして、自分で出来ることはないか考えると、例え転職することになったとしても後悔せずに済むかもしれません。


以下に転職前にできるコトを紹介しているので、ぜひ参考にしてください。


人間関係の悩みに関して

例えば、人間関係がうまくいかないのであれば、他の部署に異動できないか相談するのも良いでしょう。同じ法人内の他事業所に変われば、人間関係もガラッと変わります。


給与の悩みに関して

給与に不満があれば、資格を取得してもらえる手当を増やせるか確認してはいかがでしょうか。また、夜勤のシフトを増やすことも手当を増やす一つの手段です。


残業の多さや労働時間に関して

残業が多いなど、勤務時間が合わないと感じる時は、パート勤務にできないか相談をしたり、勤務形態の違う部署に異動願いを出すことも解決策の1つです。


体調の悩みに関して

ストレスや身体的な負担が大きくて、治療により改善することが見込まれるのであれば、一時休職をとって心と体を労るのも良いでしょう。


8.勢いに任せて介護職を辞めるのはリスクあり

介護職に限ったことではありませんが、勢いに任せて退職するのはリスクがつきものです。


退職や転職という判断が本当に今正しいのか、冷静になってもう一度よく考えてみてから行動しましょう。


介護職は、全国的にニーズがあり他の業種よりも転職しやすい職種かもしれません。しかし、だからといって、曖昧な転職理由では採用されない可能性もあります。


なぜ転職したいのか、きちんとした理由があれば、自分に合った職場も見つけやすくなり、前向きな転職理由が生まれるでしょう。


自分に合った職場を見つけたい方は、以下のページも参考にしてみてくださいね。



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