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自己PRは何を書けばよい?使ってはいけない文言も徹底解説

  • 更新日
投稿者:堀 耕大

自己PRとはただ経歴を知ってもらうだけではありません。業務への強い意欲や、職種に適した能力などを伝える手段の一つです。
自分の適性を効果的にアピールするには、いくつかコツがあります。今回は、そんな採用担当者の目を引く書き方について学びましょう。

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1.等身大の自分を上手に伝える

オーバーに表現してはいけない、かといって卑下して書く必要もありません。多少の誇張はあっても、それ以上大げさに書くことはかえって自分のためになりません。

謙遜の意味を込めて卑下して書くと、採用する側はそれを短所と受け取ってしまうことも考えられます。ですから、等身大の自分を理解してもらうために自己PR欄を使いましょう。

一番のコツは、自分の良い点を書きながら、それが専門としたいジャンルとうまくつながっているように表現することです。反対に、長所だけでなく短所も少し挟むのも有効な手段です。

また様々な出来事を羅列するのではなく、具体的なエピソードを1,2点に絞って書き込むことで説得力を持たせることもできます。そのためには、実際に上司などから評価された言葉を具体的に書くなどの工夫も必要です。
それでは具体的に効果のある自己PRの書き方をみてみましょう。

・スキルや資格をアピールする
・人間性をアピールする
・使ってはいけないフレーズ
上記のポイントをそれぞれ解説します。

スキルや資格をアピールする

自分の持っている資格や、これまでに積み重ねてきたスキルをアピールすることは、最も効果的です。特に医療や介護の分野では、同じ業種に転職する際には資格と経験が求められます。主な資格の他にもそれに付随する資格を取得している場合は、必ず履歴書に記入しましょう。

また、資格だけでなく業務に関連する研修を受けた実績も記入するようにします。なぜなら、先方は短期間で戦力となる人を求めていることがほとんどだからです。履歴書の自己PR文を書くときも、そのことを念頭に入れて書いていくことで相手によい印象を持ってもらえるでしょう。

同様に、記入する際には、ただ〇〇の資格を取得したという事実だけでもNGです。なんのためにその資格を取得したのか、そして仕事をする上でその資格がどのように役に立ったかもきちんと記入しましょう。それは、仕事に直結する資格は多いほど説得力のある自己PRになるからです。

逆に、仕事とはあまり関係のない趣味系の資格を記入するかどうか迷う人もいるかもしれません。面接の際に趣味の話などが出ることがあるため、全く無意味ではありませんが、字数が限られている自己PR欄には無理をして記入する必要は無いでしょう。やはり先方にとって気になるのは仕事に関連する資格やスキルです。なので、それらを充実させることの方が重要です。

自分の仕事に対してより深く知識を求め、スキルを高める人物はどの職場でも大事にされます。医療や介護の現場でも、歓迎してくれるでしょう。今までの経験を無駄にしないためにも、身につけたスキルや資格はきちんとアピールしておくことが大切です。

人間性をアピールする

資格や技術だけでなく人間性も大切です。ではどのようにアピールしていけばよいのでしょう。ここにいくつか具体的な例を挙げてみました。

・計画的に仕事を進めていくことが出来る
・新しい分野にも積極的にチャレンジしてみる
・相手の立場に立って物事を考えられる
・いろいろな立場の人と円滑にコミュニケーションをとることができる
・物事に臨機応変に対応することが出来る
・指示を待つのではなく、自分から仕事に取り組むことが出来る
・自分の役割を全うすることが出来る
はじめに、計画的に仕事をすすめることが出来るというのは、自分に計画性があるということをアピールすることです。医療や介護職では忙しい職場の中できちんと計画をたて、それに沿って仕事をこなしていく能力が必要とされます。

次に、新しい分野にも積極的にチャレンジするという点は、行動力があるということで評価してもらえる事が多いです。特に医療や介護などの分野は、新しい情報が次から次へと入ってくるので、最新の情報を常に取り入れチャレンジできる能力は高い評価を得られることでしょう。

相手の立場に立って物事を考えられるというのは、簡単そうで実は難しいことでもあります。忙しさに紛れて、つい自分のペースで仕事を進めがちになってしまうときでも、患者や利用者の側に立って物事を考えることが出来る能力というのは、医療や介護の現場でも求められる能力のひとつです。

といった具合に、上記の具体例から自分の長所と結び付けることで、面接官にもエピソード調で説明できる内容を作りやすいです。

コミュニケーションと対応能力

また医療や介護では患者や利用者だけでなく、いろいろな業種の人とコミュニケーションを取らなければなりません。役所であったり、他の医療機関であったりと、幅広い相手への対応が求められます。他の業種の人とも上手にコミュニケーションを取ることが出来るというのは、医療や介護の仕事上、で欠かせないスキルの一つと言えます。

臨機応変に物事に対処できる、というのも、医療や介護の現場ではよく求められる能力です。医療や介護の現場は想定外のことが起きる可能性が高い職場と言えます。そのような環境では、慌てることなく落ち着いて対処できる能力を持っているということは大変な強みです。
ただそういった力は、今まで積み重ねてきた経験から身につくことが多いです。即戦力が求められる場合が多い転職の場合、経験が豊富な人ほどどんなことにも冷静に対処できる能力が期待されるでしょう。

同様に医療や介護の仕事では、自分から進んで出来ることを見つけ、仕事を進めていく能力も求められます。上司からの指示を仰ぐことも必要ですが、それ以上に自分のやれることを探して、今置かれている状況を解決することが出来る人は、高く評価されるでしょう。そのためには日頃から周囲と上手にコミュニケーションをとっておくことも大切です。

最後に、医療や介護の現場の中で最も大切なことのひとつに、やり始めた仕事を最後まで全うすることがあります。忙しい仕事の中で、難しい局面に立たされることもあるでしょう。
特に医療や介護の現場では患者や利用者の命が関わっている場面もでてきます。そんな中、自分の力だけでなく、周囲のスタッフの助けも借りることで、難しい局面を乗り越えていくことも必須と言えます。深刻な状況を、乗り切ることが出来る人は、どの職場に行っても必要とされるでしょう。

これまでの仕事の中で知らず知らずのうちに身についた能力はなにかしらあるはずです。ここでのポイントは、複数のテーマを書くのではなく、今までの経験から思い当たるエピソードをひとつかふたつに絞ることです。
そのためにはこれまでしてきた仕事の中で、自分はどれだけその仕事に貢献できただろうかということを考える必要があります。

長所や強みが全く無い人はいません。エピソードを通して、自分の人間性を十分にアピールしてみましょう。

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2.使ってはいけないフレーズ

自己PRをする際に難しい点といえば、使ってはいけないフレーズがあることでしょう。自分では謙遜していると思っている事柄でも、採用する側は消極的な意味に捉えてしまうことがあります。

特に好印象を持ってもらうためには、以下のような表現は避けたほうがよいでしょう。

・抽象的な表現
・受動的な表現
・悲観的な表現

漠然とした伝え方はしない

抽象的な表現というのは、例えば「自分にはコミュニケーション能力があります」だけで済ませてしまう言い方です。これではどのようにコミュニケーション能力があるのかが伝わりません。具体的なエピソードを交え、「こういったように自分にはコミュニケーション能力があります」と証明することが必要とされます。

自己PRで大切なことは、証明をすることです。社交性がある、という表現もよく使われますが、これも漠然とした表現です。どのような場面で社交性が発揮できたのか、を具体的に表現する必要があります。そのために過去の経験を通して、エピソードとして語れることが求められるのです。

協調性を安易に伝えるのはNG

また協調性があるということを書く人も多いと思います。この言葉は抽象的なだけでなく、受動的な表現と受け止められる場合があるので要注意です。

協調性というのは本来自分も周囲も対等な関係の上で成り立つものです。自分の意見をはっきりと言うこともなく、ただ周囲と同じ行動をしている場合は協調性があるとは受け止めてもらえません。

仕事というのは自分から切り開かなければならない場面が数多くあります。そういった場合、受動的な言動だけでは評価されにくいからです。

悲観的な表現もアピールもダメ

また悲観的な表現も控えたほうが良いでしょう。物事をネガティブに捉えてしまうというのは、前向きになれないととられてしまうことも多いです。

前向きに取り組んでいく人というのは、悲観的な考え方はあまりしません。ですから、自己PRのエピソードを書く際に注意したい点として悲観的なことは書かないようにしたほうが無難なのです。以上のようなことに気をつけて、相手に好印象を持ってもらえるような履歴書を作成してみましょう。

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3.自分の長所をいかに上手に伝えられるか

自己PRをする際には自分の長所、強みはどういうところかを考えましょう。以前の職場でうまく行かなかったから、次の職場でも同じようなことになってしまうのでは、と悲観的に考える必要はありません。

転職活動を通して自分自身をよく見つめれば、自分の強みを知ることができます。そうすれば、自信を持って転職活動に臨むことも可能です。どんな些細なことでも、採用する人にとっては大切な情報となり得ます。

前職をふりかえれば、自分が役立った場面を必ず思い浮かべることができるはずです。また自分では無意識にしたことが、周囲の人から感謝された経験もあるのではないでしょうか。強みというのは自分にとっては当たり前のことで、案外自分では気づかないものです。忙しさの中で忘れてしまっていたことを思い出して、長所や強みをしっかりアピールできるようにしましょう。

志望理由と繋げられれば、より効果的な履歴書となることでしょう。自己PRの欄をしっかり書くことで先方にいい印象を持ってもらうことができれば、希望の職場への転職も夢ではありません。

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